映画 5年後の私立バカレア高校 (妄想シナリオ)
一昨日は、映画版私立バカレア高校が公開されて五年目、という記念日だったそうで…
5年の間に、AKB勢はほぼ卒業した一方、ジャニーズJrの6人はまだデビューが叶っていないという…
なかなか難しいものですね。
というわけで、五年後の彼らを、また映画化するなら、という妄想シナリオを書いてみました。
当方がジャニオタなので、馬鹿田メインで、カトレア要素少なめです。
あと、ところどころピカ*チ感が漂っているのは気のせいです。
起:五年後の彼ら
里中 ユウキ(ジェシー)と神保 誠(高地優吾)は、高校卒業後二人でクラブをオープン。それぞれDJ兼MCとバーテン兼事務を担当。クラブは町一番の賑わいを誇っている。野口 聡(田中樹)と立浪 祥平先輩(高木雄也)は常連で、いつも可愛い女の子を追っかけている。
その聡はバイト先だったレストランを引き継ぐことに。お調子者なのは相変わらずだが、持ち前の人柄で客の心をつかみ、店はなかなかの繁盛ぶりをみせる。祥平先輩はなぜかそこでバイトしている。
寺川 麻耶(京本大我)は若きイケメンファッションデザイナーとして活躍。「女の子」と言われるとキレるのは相変わらずだが、女心をピンポイントでくすぐるメンズファッションのデザインに定評がある。祥平先輩はなぜか麻耶のファッションショーが行われて居るイベント会場でもバイトしている。
浅田 哲也(松村北斗)は、7人の中で唯一奨学金をとって大学へ進学したのち、大手企業に就職。
桜木 達也(森本慎太郎)だけは昔のまま、映画版で馬鹿田組の溜まり場となったあのビルを守り続けている。彼の志を引き継いだ後輩の生徒からは兄貴と慕われるようになった。
それぞれの道を進み、忙しさもあってなかなか会えない日が続く。祥平先輩を通じて、かろうじてお互いの近況を知る程度。そんな中、一人音信不通だった哲也と、留学から帰ってきた真行寺文恵(島崎遥香)が街に戻ってきたことで、止まっていた歯車は再び動き出す…
承:またまた廃校!?
哲也は、都市開発を手がけるNEXXX社に就職していた。そして、NEXXX社と真行寺財閥が手を組み、第二カトレア学院の廃校を含めた街の再開発プロジェクトを始めることとなったのだ。
このプロジェクトの記者会見が、偶然祥平先輩のバイト先であるイベント会場で行われたことから、事態は達也たちの知るところとなる。
祥平先輩に呼び出され、仲間たちは再び馬鹿田の溜まり場に集まる。なんとか阻止したいにしても、詳しい事情を知らない彼らには、打つ手が思いつかない…「それに、もう俺たち現役じゃないしな」と、尻込みをする面々。達也は、変わっていく仲間たちと自分の間に差を感じ、彼らが馬鹿田魂を忘れているのではないかと苛立つ。
一方、何も知らされずにハーバードを卒業し、真行寺財閥の跡取りとなるべく帰国した文恵も、事態を知り愕然とする。文恵は思わず家を飛び出し、街を走る。行き着いた先は、懐かしい母校だった。
5年ぶりに訪れる第二カトレア学院では、昔と変わらず、お嬢様とヤンキー学生が賑やかに青春を過ごしていた。恐る恐る敷地に入る文恵。思い出の校庭に向かうと、そこには文恵と同じくはやる思いで溜まり場から母校にやってきた達也の姿があった。
久々の再会を果たす二人。思い出話に花が咲く。
「真行寺先輩ですか!?」
「あ!桜木先輩!」…
二人とも、カトレアと馬鹿田の合併初期の功労者として、後輩の間で語り継がれる存在となっていた。現役学生たちにとっても、廃校は寝耳に水。達也と同じように、打つ手が思いつかず、やりようのない歯がゆさを感じていた。
そんな時、学校には不釣り合いなスーツを着た一団が校庭に現れる。再開発プロジェクトチームが学校の視察に訪れたのだ。その列の末端に、哲也の姿があった。
「おい哲也!」
思わず達也は声をかける。懐かしい声に驚いた表情で振り向く哲也…
達也と哲也と文恵、見つめあう三人の間に、風が吹きぬける。しかし…
「浅田どうした。」「いえ、なんでもありません」
哲也はそう答え、足早にその場を立ち去る。ショックを隠せない達也と文恵…
その頃、他の仲間たちの心も、再開発プロジェクトに揺れていた。ユウキと誠のクラブの元に、NEXXX社の一人が訪れる。プロジェクトに協力すれば、クラブ事業の拡大とプロモーションをバックアップする、という。麻耶と聡も、学校の跡地にできる巨大ショッピングセンターに店を出さないかと持ちかけられる。それぞれにとっては大きなチャンスだが、母校の廃校と引き換えに、ということに納得がいかない。
その夜、NEXXX社から退社する哲也の前に、達也が現れた。
「ちょっと、話さないか。」
二人は夜の公園で思いをぶつけ合う。
「哲也…お前、変わったな…」
「お前が変わらなすぎなんだ…」
「馬鹿田魂、もう忘れたのかよ!」
「いい加減気づけよ!俺たちは!所詮ヤンキー上がりの落ちこぼれなんだよ!変わらなきゃ、この世界でちゃんと生きていけねえんだよ!」
実は哲也は、大学時代、両親のことや、馬鹿田出身であることで周囲から厳しい目で見られていた苦い思い出があった。偏見を学力で見返し、大企業に就職した哲也は、青春の思い出と決別せざるをえなかったのだ。地域の治安を良くすれば、次の世代は自分と同じ辛さを味わわずにすむ…彼なりの正義で、プロジェクトに参加していたのだ。
運命の再会がこんな形で訪れた不条理に、お互いの感情は爆発し、殴り合いへとなだれ込む。それは、初めて達也と哲也が出会った日のように…本気で拳を交える二人は、かつて共に戦った日々を思い出す。哲也も、フタをしていた青春への思いが溢れ出す…
「俺だって!止められるもんなら止めてぇよ…」
「止められたじゃねえか!二度も!俺たちの力を合わせれば、きっと今回だって止められる。今度、またあの溜まり場に来いよ。そこでまた話そう。お前らが帰ってこれるように、俺が守り続けてんだ。」
達也のまっすぐな想いに、涙を流す哲也。何とか廃校を取り止められないか、社内で交渉をする決心をして、その日は達也と別れる。
「また会えて良かった…」
「お前、やっぱ変わってねえな。」
二人の笑顔は、あの日と一つも変わっていなかった。
転:ことの真相
そして事態は、思わぬ方向へ向かっていく。再開発プロジェクトに、きな臭い雰囲気が漂い始めたのだ。
達也がいる馬鹿田の溜まり場に、刺青を入れてサングラスをかけた怪しいスーツの男がやってくる。その横には、宇賀神の元副番長の姿もあった。
「うちの組織に入らないか?近々大きな儲け話があるんだが、お前の力が必要なんだ。」…
…その数時間後、ユウキと誠のクラブにNEXXX社の男が再びやってきた。
「俺たちはあの学校が好きなんだ。だから、いい話かもしれないけど、俺たちは乗らないよ。」
二人の決断に、男は納得のいかない様子。
「まぁ、いずれ気も変わるだろう。こっちにも手立てはあるんだ。」
その言葉に不穏な空気を感じ取ったユウキと誠は、立ち去ったその男を後ろから尾行する。すると、角を曲がった裏通りで、男がもう一人の怪しげな男と取引しているところを目撃する。このもう一人の男は、達也の元にやってきた男と同じ刺青を入れていた…
…「本当に、あの学校の廃校が必要なんでしょうか。」
同じ頃、哲也は上司に問いかけていた。
「なんだ。もう母校への思いは断ち切ったんじゃなかったのか。」
実はこの上司、採用試験で学歴のせいで落とされそうになった哲也を、鶴の一声で救った恩人でもある。彼の尽力のおかげで、哲也の高校時代のことは同僚にあまり知られていない。
「もう決まったことだ。それに、あそこはプロジェクトでも大事な部分なんだ。きみは優秀なんだから、もっとうまくやりなさい。」…
無力感に苛まれる哲也は、落ち込んだ時によく一人で来るビルの屋上にやってくる。すると、屋上の端で、先ほどの上司が刺青の男と何やら密談をしているところを見かけてしまう。彼らに気づかれないよう、哲也はそっと話を盗み聞きする。
なんとNEXXX社と裏組織は、真行寺財閥に知られないまま、裏でつながっていたのだ。表向きはショッピングモールが建設されることになっている学校の跡地だが、実はその地下では巨大な裏カジノが経営されるという。
さらに裏組織は、廃校で居場所を失う男子学生(つまり達也の後輩)の受け入れ先となることで、勢力拡大を目論んでいた。未だに現役生からの人望が厚い達也をまず支柱に収めることで、計画をスムーズに行おうとしていたのだ。
母校が、仲間が、裏組織に利用されようとしている…
真実を知った哲也は会社を飛び出し、溜まり場へと向かう…
溜まり場では、かつての仲間たちが集まっていた。
刺青の男の誘いにきな臭さを感じた達也が、勧誘を断り、再び仲間に招集をかけたのだ。
そこに哲也が到着する。そして少し遅れて、哲也に呼び出された文恵もやってきた。五年の時を越えて、再び心を一つに集結した仲間たち。今回は、頼もしい馬鹿田の後輩たちもいる。彼らは巨大な裏組織と大企業に立ち向かい、廃校を阻止し、街の平和を守ることができるのか…!?
結:プロジェクト阻止計画
まぁいろいろとすったもんだあって、なんとかなります。(テキトー)
裏組織に潜り込んで、カジノ計画の証拠を盗み出し、組織からの追っ手を振り切って、
文恵ちゃんが財閥の権限で記者会見を開いて、その証拠を公にする、みたいな流れかな。
**************************************
…と!いうわけで、妄想は以上です。単なる妄想小説ですね(汗)。でも映画化するには丁度いいウェイトかなぁと思ったり。ここに、うまい具合に達x哲x文恵の三角関係が入るといいですね。あと、沙耶ちゃんとか、他の(元)AKB勢がどう入ってくるか…
ちなみに、実際のプロジェクト阻止計画の中には、裏組織に潜り込むために、麻耶がデザインしたコスチュームで馬鹿田勢が女装・変装する、というのも入ってるといいですね。サービスカット大事です。あと、vs裏組織だと、今までと違って危険度が増しますよね…まぁ、そこは翔平さんにうまく敵の拳銃を隠してもらったりして、あくまでタイマン勝負でいって欲しいです。
あとは、達也の後輩役は誰がいいかなぁ… HiHi Jet と東京B少年じゃちょっと線が細いですし…年齢的には合ってるけど。
正直、ヤンキー映画って美化されがちだけど、あーいう高校生って、将来はどうなるんだろうな…というのをいつも思っていて。きっとうまくはいかないだろうし、堅気でいられない人も多いだろうし。そういう、ちょっと現実的な部分も、今のSixTONESだったら表現できるかもなぁって。
ってか何よりも、SixTONESに演技の仕事を!!!
『カタルシス』(SKY-HI)を帰りの飛行機で一気に聴いたついでに感想文まで書いてしまった。
しまった!!!
初ジャニーズの現場だったSixTONES単独ライブの感想も
初フェス&初SKY-HI現場だったロッキンの感想も
まだ全然書けていないのに!!!
(後記:投稿順は違うけど、こっちの下書きの方が先にできた)
パソコンに連なる9000字の文字群。
(後記:下書きに手を加えたら結局一万三千字で超えてるしw)
これはなんだ…
何が起きたんだ…
まず、東京滞在の最終日。成田に行く前に渋谷タワレコ*1でSKY-HIアルバムを大人買いしてしまったのが運の尽き(笑)
んで空港に向かいーの。
何はともあれ買いたてホヤホヤを早く聞きたかったから、CD読み込み機能がついてる古いMacBookと高音質のヘッドホンを機内に持参した上で(用意周到)(確信犯)
歌詞カード片手に、飛行機のノイズは完全にシャットアウトして、万全の体制で聴いたわけですよ。
んで数時間後。
そもそもMacBookはCDプレーヤー以外の用途で使うつもりなかったんだけど…
気づいたらメモ欄にこれをタイプし終わってた。
んでもう「当機はただいま着陸態勢に入りました」ってアナウンスが(笑)
おかげさまで機内上映とか一切見ずに香港までの快適な空の旅を過ごせたよ!
(久々に格安航空じゃなかったから、行きは座席にスクリーンあるのが嬉しかったのに。復路は座席スクリーンの存在感が0だった。)
確かに名盤だった。
.........。
「君が生きているその意味も価値も、この音楽で証明しよう」
このメッセージと共に2016年の1月に世に放たれたのが、
SKY-HI 2nd album 「カタルシス」。
TOKYOを舞台に、
主人公「僕」(=SKY-HI自身が投影されている)の目線から描かれる様々な場面。
ちゃんと、アルバムの初めから終わりまで、起承転結が、物語が見えた。
そしてその物語は様々なテーマを描いている。
死、夢、正しさ、フィクション、都会、別れ、過去...
探すこと、話すこと、聞くこと、見ること...
アルバム中に散りばめられた伏線が、
徐々に点在するテーマを、点と点を、つないでいく。
複雑に絡み合った線を最後に俯瞰で眺めてみると、
生きる意味とは?
という問いへの答えが見えてくるような...
そんなアルバム。
これが答えだ!
と押し付けるのではなく、
聴きている間に浮かんでくる様々なイメージや感情や、
聴き終わった後に心の中にブワァッと溢れるカタルシスや、
単純に音楽を楽しむという感覚から、
リスナーのひとりひとりが、それぞれの答えを見つけられるような...
そんな素晴らしいアルバムだと思った。
で、です。
まずは、曲単位の感想や細かい伏線で気づいた点をざっくりと書きます。そのあとに、複数の曲にまたがって出てくるキーフレーズを、それぞれまとめてみようかと思います。
SKY-HIさんも、「自分の作品に伏線を仕込むのが楽しい」と言っていたらしい。なんだったらリスナーとして、いくつか気づいたとこがあったんで、ちょっとここに書いてみようかなと。いろんな方が分析をされてたりするようですが、*番煎じだっていいじゃないか〜!
注*頑張ったけど、見落としている伏線とかいっぱいありそう。
「おま、そこの伏線は気づいてこれは気づかなかったんかい」みたいなのが大量にw
あと、いたるところで過大解釈とか発想の飛躍が見受けられますのでご了承ください笑
M1: フリージア 〜prologue〜
オープニングのストリングスが演出するドラマチックさが、まさに映画のオープニングのよう。何かすごいことが始まる予感でゾクゾクする。そこから、一瞬音が小さくなって、曲のイントロが始まるところが最高。
「眠らない街TOKYO」ってあるけど、これ、アルバム全体の舞台も東京なのね。(よく見たらジャケットにも東京タワーが写ってた。ジャケ写まで伏線にしてる…)
まだここでは一曲しか聴いていないから、伏線はそこまでわからない…
M2: Ms Liberty
マジでこの曲好き!ジャズっぽくてお洒落で好き!
M1の「同じ服着てるお嬢さん方 夢が夢を蹴落として誇らしげなナンバーワン」で描かれる世の女性像と、こちらで「フェイスメイクにネイルで周りとレース」してるMs Liberty以外の女性たちが重なる。
M3:スマイルドロップ
歌詞カードをしっかり読んで初めて、これが別れの曲であることにようやく気付いた。
ドロップって、キャンディーの方だと思ってて…(汗)「笑顔キャンディー」みたいな(ひどい読解力)
喪失感とか、虚無感を、ここまでアップテンポな曲調で表現してるのが、なんか、ある意味ニヒルというか何というか。かっこいいなぁ。
「カラスウリ」をさ、「からすぶり」(空・素振り)に聞こえるように発音してないですか?だからってどういうものでもないんだけど(汗)意図的なんだろうか。
M4:Countdown
M2の「自分が自分でいれるスペース (略) 君に寄り添うフレーズ」とこの曲の「頭の中のスペースに詰め込む 中身のないフレーズ」が、スペース&フレーズつながりで重なる。スページ(Space)は、空間と言う意味だけど、M2では『(自分の)場所』、M4では『(別れによって)ポッカリと空いた空間』というニュアンスが感じられる。つまり別れた彼女=Ms Li bertyなの?どちらにせよ、主人公がやけになって、「せめて今日くらいは」とクラブでパリピポしてる現実逃避曲が、この曲ってことなのかな。
Hookの冒頭二行は、行終わりがskyでhighなのね。遊び心。
このパーティーチューンのアウトロにピアノが入ってくることで、雰囲気がガラリと変わるLUCEへの布石としてる。特に最後の和音はCount Down単体で聴くとちょっと不自然な和音だけど、それがS5の最初のピアノ和音と繋がってるという素晴らしさ。
M5: LUCE
ということで、クラブでひとしきり飲んで、酔った帰り道、なのかなぁ。主人公は一人静かに「光る街」=繁華街を歩く。まだきっとアルコールが抜けない中、主人公の意識は昨日の女性との別れから、さらに過去の学生時代の友人との別れに飛んだのかな。
まず、ストリングスの音色がM1を思い起こさせる。最初と最後のフリージアと、中盤のLUCEとAs a Sugarでストリングスを使うことで、統一感が出る気がする。
「明日の予定とか」という部分:自殺した『お前』には明日が来ないけど、今生きている主人公には「明日が来る」という対比が見える。
もうこの世にはいない友人の最後の言葉を「あんま聞いてやれなかった」ことを悔いている主人公だからこそ、フリージアではリスナーに「ねえ話をしよう」と呼びかけているんだなあ。(この話またあとでします)
「夢の中でまた会えたら 照れ笑い見せてよまた」は、スマイルドロップ(M3)の「夢の中でならまた君に会えるからさ毎晩」と重なる。このアルバムにおいて、夢とは別れた人間(前に付き合った女性でもでも死んだ人でも)や過去に会いに行ける場所なんだろうか。
M6:As a Sugar
ヒーロー戦隊もので言ったら、これはある意味主人公の能力覚醒ソングな気がする。辛い別れを乗り越え、「孤独」から逃れるのではなく(M4では現実逃避している)「現実に立ち向かう戦士」に変身する、のかな。
それにしてもこの、覚悟と変化と自信とフラストレーションが混ざった曲のタイトルがAs a Sugar で、フックが Sweet as a Sugar (砂糖のように甘い)なのはなんでなんだろう。ここはまだわからない。甘くない人生を「甘い」と言ってしまうのはそれだけ主人公が強くなったからなのか。
M7:F-3
覚醒した主人公の言葉の矛先は理不尽な社会に向かう。その痛烈な風刺が含まれたパンチラインの威力たるや… きっとズバッと切り込んでいく主人公の姿を、周りが「俺の知ってるあいつじゃない」と言っているんだろうな。
あと、直前のAs a Sugarのトラックがクレさん提供で、続くこの曲でキックの「見えるもの全部見さしてくれ」をサンプリングしてるのがアツいよね。
「裏表隠し押し付けるジョーカー」はCountdownの「切り札のジョーカーも 裏面にしてたらただのカード」に重なる。あとはもちろん、ここはSilly Gameでサンプリングされたっていう。とんでもないタイミングで… Oh Mr. Trump...DAMN...
M8:Young, Gifted and Yellow
ここの「君」はLUCEの「お前」だろうか。「そっちの景色」は、天国のことなんだろうか。普通に遠くに住んでいる友人だったら「君のいない時代」とは言わないよね。
バース1は音楽関連の歌詞が多くて、学生時代から音楽好きだった主人公のノスタルジーが感じられる。きっと日高少年も渋谷のタワレコでお小遣い使って色々買ってたりしたんだろうか…
M9:明日が来るまで
彼女がいた幸せな時に戻っている。でもまだSeaside Bound前だから、ここで語られる景色も過去の回想なんだろうか。「こんな幸せばかり続くとさ 壊れる時を思って胸が疼くのさ」は、その後の別れへの伏線。
M10: Seaside Bound
「聞かなくてもわかる涙の理由」と「今の君が一番綺麗に見える皮肉」は、スマイルドロップの「最後の涙は見間違いかい」「変に聞こえるだろうけど 一番綺麗に思たんだ」と重なってる。つまり、スマイルドロップの昨日=この曲で海に出かけた日(=彼女と一緒にいた最後の日)で、スマイルドロップの「君」=Seaside Boundの「君」かな?
さて、ここの「逆さまのサンド」から、時間が巻き戻されます。ここの時系列、未だに混乱してるんですけど、巻き戻されて、パラレルワールドでやり直し、なのか、逆再生で時系列を遡っていくのか、どっち?インタビュー読んでると後者っぽいんだけど…誰か教えてください(汗)(知ったかぶりはしない主義)
M11:アイリスライト
現状ではSKY-HI一番のヒットシングル、になるのかな?アルバムの一部として聞いたら、特に2番の歌詞の意味がより具体的に響くようになった曲。
「戦うことは悪か正義か」の疑問文は、As a Sugar〜F-3にかけて現実と「戦う」ことを選んだ主人公自身にも向けられる。
また、As a...で主人公の怒りの対象だった「誰かから学んだ過去は価値のない刀」や「野次の刃」は、この曲で「君の嫌いなあいつも 大切な誰かの未来図を 作るため泣きながらナイフを 振りかざして自分も傷を負ってるのかも」につながっている。時間を巻き戻してもう一度振り返ると、As a... で主人公が戦っていた相手は主人公と同じように苦しんでいたのかもしれない、という気づきがある。
「流す血の赤」ってとこが、フリージア(M1)の「ヒーローが来てる服はいつも赤」に重なってゾクゾクっと鳥肌が立った。ゴレンジャーとかでいつもレッドはセンターだけど、その赤は実は敵の血の色で染まっているのかもしれない… 戦って、敵を傷つけている時点で、ヒーローだって完全な正義とは言えないんだな。
M12:カミツレベルベット
アルバムを通して聴くと、この曲の多幸感がハンパない。幾重にも覆いかぶさって締め付けられていた悩みとかネガティブから、ぶわぁぁぁっと、解き放たれる感覚。生きている幸福と、感謝と、希望が沸き立って鳥肌が立つ感じ。とにかく、この曲に関しては、歌詞の一つ一つが名言で、力強くて、心に染みるから…分析を放棄します(え)
ジャンケンのくんだりとか、洒落た言葉遊びでもあるし、ライブパフォーマンスでのお楽しみパートでもあるし、いろいろと考えてるんだなぁって(当たり前だw)強いて言うなら、「涙色の昨日」は、スマイルドロップとかSeasideに出てきた最後の涙のことだったりするんだろうか。あとは、『昨日枯れた花があるから 明日咲く花に会える』だから、ジャケ写のドライフラワーなのかなぁ。
M13:フリージア〜Epilogue〜
さあ、最後です。今まで普遍的に出てきた「探す」という単語。主人公が何を探していたのかが、この曲で明らかになります。
最後の曲になって気づいたけど、このアルバムで「愛」という名詞がちゃんと(カタカナとかじゃなくて)出てくるのって、フリージアの二曲だけなんだなぁ。動詞でも、「愛し合いたい」って歌詞がカミツレベルベットでようやく出てくるくらい。とにかく前半部は特に意図的に「愛」って言葉を使っていない気がする。
それこそ、スマイルドロップの「落っことしてった気持ちは」なんて呼んだらいいのかといえば、きっとなくしてた『愛』のことなんだろうな。だからこその「愛のない時代」に愛を「探す」ために、私たちは生きている。
J−POPはよく、「愛」について歌いまくっているけど、本当に「愛」を意識してる人や「愛」が一体なんなのかを説明できる人ってそんなにいないんじゃないか。そしてカタルシスを通して「愛」を探していた主人公=SKY-HIが、ようやく出した「その答えは」…
『創始創愛』という平和と博愛を歌った曲も収録された次のアルバム「OLIVE」につながっている。
死と生という、正反対のテーマを語っているようで、
カタルシスとOLIVEは地続きで繋がっている。
と、そういうことなんですかい?
さぁ、ここからはもうちょっと大きな伏線(って言うか、単なるキーワードのピックアップだけど)をまとめていきますよ〜書き出していったら、結構あった。この、キーワード・キーコンセプトの繰り返しも、世界観を統一する上で大事なんだろうなぁ…
天気
M1
- 曇り空、天気予報では午後に雨
M3
- 曇り空にため息混ざり通り雨、その後「雨上がり」
M10:
- 海に溶けるsunrise 滲むオレンジ
ちなみに、Seaside のMVでは意図的に曇り空の場面が使われている(ちょっぴり青空気味でも編集で曇りに見えるようにしている)。アイリスライトのMVも曇り。んで、カミツレベルベットでようやく青空が広がる。ビジュアル的にも、カタルシスをより感じられるようになる演出。
フィクション
M1
- ヒーローが着てる服は赤
M5
- 映画ならばひどい作品 でもリアルはもう少したち悪い
M7
- 遠い国で無くなるいのち よりドラマで泣くほうが気持ちいい
M9
- まあこれもお決まりのワンシーン
- まだ観てない映画のネタばらし
M11
- どんなカメラを使ったってきっと 心の中までは合わないピント
つまり(現実>フィクション)。現実とフィクションの対比って、このアルバムに限らずSKY-HIのリリックによく出てくるテーマだと思うのね。(チョウスーパーフィークショーン♪)TRICKSTERのMVもそうだし。
これに↑つながるテーマとしてもう一つあるのが、
夢、ワンダーランド
M1
- ここは愛も買えるワンダーランド
M2
- 追いかけても捕まえられないメリーゴーランド
M3
- 遊びに行こうか今夜とか
M4
- 正解のルート通りにしっかり走るゴーカート
M7
- どこまで決められるレール(ゴーカートのレール?)
- 薄めの仮面でマスカレード
ワンダーランドとか、夢は、現実逃避や別れた人(=過去)に会える場所。テーマパークは幸せに溢れていても、フィクションの世界。虚構は虚構であって、それ以上じゃない。
ナナイロホリデーの「夢の中なんかより現実は喜びにあふれてる」にも通じるものがあると思う。
色
M1
- いつもヒーローが着てる服は赤
- 皮膚の色や目の色 眼鏡に映ったまま
M2
- 赤いルージュの口づけで
M8
- Young, Gifted and Yellow
M10
- 海に溶けるsunrise 滲むオレンジ
M11
- グレーの歩道
- 白黒黄色流す血の赤 混ぜるアイはまだ足りないかな
M12
- 青い夜風 赤はとまれ 黄色の光まとってお洒落 白の誉れも黒のおかげ 僕らいろいろな色に染まれる ほらね緑色の木陰 吸い込まれて消えるグレーの弱音
M12ではM11に引き続き、赤、青、黄色、白、黒、と、五大原色が出てくるんだけど、そこにさらに 「ほらね緑色の木陰 吸い込まれて消えるグレーの弱音」があるんですよ…. これってもしかして…もしかすると….
緑 + グレー = オリーブ色!????(発想の飛躍)
「OLIVE」への伏線(or 予言)だったりするわけ!?怖いよSKY-HIさん!
(まぁカタルシスが完成する頃にはオリーブの構想もできてたらしいけどさ。)(でもカミツレができたのは2015年だよ!?)(まさかの予言癖発動か)
花
M1、M13:フリージア(花言葉:あどけなさ、純潔、親愛の情)
http://sakata-tsushin.com/oyakudachi/lesson/flower/post_74.html
M3:カラスウリ(花言葉:よき便り、誠実、男ぎらい)
http://blog.goo.ne.jp/21434higejiisann2/e/5bc7ff335d01d4b664bfd772aa1c9ec9
M11:アイリス(花言葉:伝言、メッセージ、希望)
https://ja.best-wallpaper.net/beautiful-iris-flowers-in-summer_wallpapers.html
M12:カミツレ(花言葉:逆境に耐える、苦難の中の力)
http://www.nagano-tabi.net/modules/enjoy/enjoy_95011009.html
何回だって踏み潰されて生きよう→カミツレは何度踏み潰されても花を咲かせる生命力の強い花。苦難の中の力って、パワーワードだよね〜
(余談だけど、カミツレだけは花言葉を元々知ってた。なんでかというと、私の大好きな有川浩先生の「図書館戦争」シリーズの図書隊のシンボルがカミツレで、この花言葉が作品のテーマとしてよく出てくるから。政府によって言論が規制されたパラレルワールドの日本で、書籍と表現の自由を守るために図書館が武装するようになる話なんだけど、もしかしたら日高さんも読んだことあるのかなぁ。私有川さんのツイッターもフォローしてるんだけど、有川さんと日高さん、すごい馬が合いそう。SNSで臆さず発言する姿勢とかw)
「探す」こと
M1
- 鏡の中いくら探しても見つからなくて
M2:
- 君を捕まえに行く
- (及び2016ホールツアーのサブタイトル「Ms.Liberty を探して」)
M3
- 落っことした気持ちは一体なんて呼んだらいいんだ
- 落としものを探しにいこう
M8
- 無いもの探しがまだ終わらない
M10
- 何度だって許されるなら探しに行く
M13
- 実を言うとこの僕も正しさが何かなんて この街をいくら探したってわからなくて
- 愛、夢、優しさに正しさ 僕は君に君は僕にそれを探した
- ”愛の無い時代” いや見えないからこそ探して生きるのさ
このアルバム全体で、主人公はいろいろなものを「探して」いる。その過程で、もがき、苦しみ、渇望し、時には逃げ、それでも探し続けている。正解はない。答えも見つからない。でも、それを「探す」ことこそが生きる意味なんじゃないか… 唯一、「生きる意味とは」という問いについてSKY-HIが答えっぽいのを提示しているとすれば、ここの部分かなぁと思っている。
正しさ と 正解
M4
- ハナからいらない模範解答
- どんな人生が正解? I don’t give a damn
M7
- 人が使う正義はトランプ 裏表隠し押し付けるジョーカー
M10
- 君の間違いを正解っていう形にする
M11
- 哀しさが生んだ涙 追い打ちかける誰かの正しさ
- 戦うことは悪か正義か
M12
- 正解があれば苦労しないさ
M13
- 正義の名の下に誰かが報復
- 実を言うとこの僕も正しさが何かなんて この街をいくら探してもわからなくて
まず、一連のラインが、OLIVEのWalking on Waterでも「正しさは分からないが正解はわかる」の部分と重なった。
正しさとか正義とかは、誰が決められるものでもないし探したって見つからない(M13)。でも、自分にとっての「正解」は自分で決められる(M10やWoW)。そして、誰かの決めた「模範解答」に沿って、周りから浮かないように、みんなと同じように生きるのは、自分にとっての「正解」とは限らない。
ただ、自分にとっての正解(or自分なりの正しさ)を人に押し付けることは、誰かを傷つけることもある。(M7やM11)
というようなメッセージを受け取った気がする。
あと、一連のラインでもう一つ思い出したことがあって、これまた「図書館戦争」ネタなんだけど、
「正論は正しい、ただ正論を武器にするのは正しくない」
っていう私の好きな堂上教官(主人公)(映画版では岡田准一くんがやった)セリフがあって、それを思い出した…ホントにSKY-HI図書館戦争読んでんじゃね!?(超希望的観測)
目・瞼・「見る」こと
M1
- もしもこの瞼が開かなければ
M2
- 他人の目に両手塞がれて
- 軽快なステップとやわらかな目
- 開いた目の先に僕がいたいわけだ
M3
- いっそ目を醒まさないで
- 空が眩しくて・少し腫れた目に刺さった
M4
- どうせ誰も見たことがない 「誰かの目」
M6
- 目を閉じてイメージ
M7
- 見えるもの全部見させてくれ 聞ける音全部聞かせてくれ
(ここが「見る」関連のテーマの総まとめな感じがする)(多すぎるので他は割愛)
M10
- 細い腕を掴んでは 目を閉じる
M11
- 世界の裏側までは見えないけど
M13
- ”愛を感じたい” いつだってそいつは見えやしないから
SKY-HIは視野の広い人だとは思っていたし、基本物事を多角的に見る能力を持っている(あるいはたまにそれが難しかったとしても、その重要性を知っている)人だとは前から思っていた。だから、カタルシスがこんなにも「見る」ということを意識したアルバムだと気付いた時は、私の直感も結構当たってたかもしれないと嬉しくなった。
あと、M7はアルバムに普遍的にある「見る」というテーマの総まとめのような曲だと思う。とにかく、目や「見る」という言葉に関連するワードがたくさん出てくる。社会問題は、しっかり目を向けないと、見えなくなってしまう。挙げ句の果てに、その問題自体がもう存在してないかのように錯覚してしまう。「キョウボウザイ」も、SKY-HIは「なかったことにしたくなかった」から曲を発表したと公言している。社会問題がいつも「風化」と隣合わせであることへの危機感を、彼は前から感じていたのかと思う。
つまり、
「見る」=目を開ける=現実から目を背けない。
苦しくって不甲斐ない現実でも生きて行く。
「見ない・見ようとしない」=「目を閉じる」
=現実逃避=ある意味での「死」。
見る=生 見ない=死 という構図ができてる。
それにつき、M7の「目を閉じて 深く深呼吸」っていうのは面白いラインで、目を閉じる=ある意味での死 と、 呼吸=生 という反対のことが同時に起きている。ただ、前にも書いた通りM6を主人公の能力覚醒曲=変身=ある意味での生まれ変わり の曲だと解釈すると、生と死が共存したM7の最初のラインも生まれ変わりを象徴してるのかもしれない。
ってか、普通に「目を閉じて 深く深呼吸」すると、ちょっと気分転換になったり、集中力が高まったりするじゃん?そういう気分の延長が、生まれ変わりなのかもしれない(発想の飛躍)(アゲイン)
「話す」こと 「聞く」こと
M1
- ねえ話をしよう
M5
- 聞いてやれなかった
M9
- 気が済むませ話してよ
- 聞かせて聞かせて
M13
- さぁ 話をしよう
誰かが隣にいた幸せな時(M9)は、何か悩み事があったらその人に全部聞いてもらえた。でも一人で抱え込んで苦しんでいる人(M5)はそれを吐き出すことができないまま、死を選んでしまうのかもしれない。死を選びかけている人がその選択から踏みとどまるには、その思いに寄り添った話ができる人の存在が一番。そして、カタルシスというアルバムは、その役割を担っているのかもしれない。
フリージアでは、M1では話しかけるようにに「ねぇ」だったのが、M13の二回目のサビ前では「さぁ」と、もっと意志の強い呼びかけとなっているのも面白い。
余談だけど、一時帰国中聴くことができたWalking on Wavesで、Logicをビートジャックした0570-064-556って言う「自殺」をテーマにした曲が独占オンエアされて(これマジで良かったからまた聴けるようにしてほしい涙)(後記:聴けるようになった!)。
そもそもLogicのタイトルが、アメリカの自殺防止ホットラインの番号で、SKY-HI版は日本のホットラインの番号になっている。んで、ここでも「その前に少し時間をくれないかい」というラインが何回も繰り返されていた。このラインは多分「(君と話をする・君の話を聞く)時間をくれないかい」という意味だと思う。だからあの曲はカタルシスの続きのように感じた。
と、いうことで。
いやぁ、長いっ!14000字!
ここまで読んでくださった方(いるのか…)貴重なお時間をこんなのにさいていただきありがとうございました。自己満で、とりとめもなければ終着点もない(しかもかなり抜けの多い)考察文でしたが、楽しんでいただけていれば幸いです。
全体的に、考察をしてみて思ったこと:
SKY-HIのメッセージ性ってブレないなぁ。
アルバム単位の伏線とか、ラインの重なりだけじゃなくて、別のアルバムの曲を思い起こさせるようなことも多々あって。「なんかこれ聞いたことある!」みたいな。まぁサンプリングの一環とも言えますが、SKY-HIのリリックって、(基本)ブレないからより信じられるなぁと思いました。
- アーティスト: SKY-HI
- 出版社/メーカー: avex trax
- 発売日: 2016/01/20
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
とにかく。
本当、手に入れられてよかった。
1年前のアルバムだし、自分でも今更感強いですけど…
まさかとは思うけど、もし買ってない方がいたら…
買おう。
できればCDで買おう。
歌詞カードが手元にあるとより言葉を噛み締められるし、何より一生かけて楽しめる作品だと思うから。スマホのストリーミングデータで聴いた気になるなんて勿体ないよ。
現場レポできる人ってマジすげえ1〜SixTONES単独に行ってきた話〜
私的夏休みが終わろうとしている。
ここんところSKY-HIの話題ばかりだったんで、そろそろSixTONESのEXシアター単独ライブの話を…
と思ってたんですが、
ほぼほぼ記憶がない。
いや、あるのはただただ楽しかった〜!笑った〜!かっこよかった〜!というキモチと、
美しき松村北斗の横顔の残像…
はぁ....
いや、断片的な景色は覚えているんですよ。どれも美しい景色で。
あと、MCのやり取りも、断片的に。
ただそれ以上に、
「SixTONESが目の前にいる!同じ空気を吸ってる!」
ということ自体への感動が大きすぎて、
ただただ6人のパワーとオーラに圧倒されて、
エンターテイメントとしてのクオリティの高さに感動して…
ここの、この部分の、これがよかった!
的な「レポ」が全く書けないw
ってうずうずしてたら、素晴らしいジャニオタブロガーさんたちの素晴らしいレポ・感想ブログがたくさん上がってきて、もうこれ自分書く意味ないじゃん!みたいな(笑)
まじで現場レポされている、つかできる方々には尊敬しかないです。きっと現場慣れされているのかもしれませんね。わたし的には「その時」をエンジョイする、というか、「彼らが目の前にいる」空気感で生存し続けるのに精一杯すぎて(もはやサバイバル)、メモとか、記憶とか、ほぼ残ってないです。
ということで、8月3日11時公演初、生、SixTONES in EXシアターでした。
なんか、超個人的なことだけ書きます。
まず朝
めっちゃハクハクしながら六本木に向かう。
とりあえず駅に着いたらオシャレした女性がみんなスト担に見えてきた。
黒いリクルートスーツでも「おっ!?」
黄色いサンダルで「おおっ!?」
ピンクのカーディガンで「おおおっ!」
青いシャツで「これは!」
赤いバックで「絶対この人は!」
緑の髪で「うん紛れもなく!」(順不同)
なんかとりあえず六本木じゅうのオンナはスト担に見えた。(文字で書くとすごい世界)
で、人の流れに乗りながら無事にシアター到着。あぁ〜ここが夢の国かぁ…先輩Jrオタさまの解説ブログに書いてあった通りの都会のオアシス屋上庭園。
灼熱地獄と聞いてヒヤヒヤしていたけど、今日は曇りでそんなに暑くなくてホッとした… けどハクハクしすぎて結局汗だくになる。
ハクハクした理由は、もちろんストンズに会えるからってのがあるんだけど、
なんとまあヤングでポップでスゥィートでオシャレで綺麗なお姉さま方の集会じゃこりゃ!
いや、そりゃ自分だって頑張って着飾ったさ!でもさ、この海外住み(しかもオシャレなヨーロッパの国とかじゃないから!)の芋of芋女の私の「オサレ」なんぞ、ザ東京っ子のスト担さんとは月とスッポンである。
「やべえぞスト担さん女子力高すぎる」
「なんかウェイウェイ言ってるだけとちゃうやん!」
到着早々敗北感を感じる芋女でしたw
それと大失敗がひとつ。
スタンディングだから荷物は本当に最 of 小 of 限にせねばと思い込み、ものすごいちっちゃいポシェットにもろもろを突っ込んで出かけたんだけど、意外とみなさん小さめ〜普通サイズのバッグ持ち込んでた!(入場後は床に置いてたwそのくらいのスペースは確保できるのね!?)
朝イチで行かないと全部埋まっちゃうと思い込んでいたコインロッカーも、あんまりみんな使ってなかったし。開演直前でも空いてたし!!!
なんだよ(笑)!
私なんぞいつもの財布すら入る余裕なかったからパスケースとぽち袋にお札だけ入れてきたんだぞ(ホントの話)(ダサすぎる)
こちとらペンラ買うのにぽち袋からお札出したんじゃ!売り場のお姉さんの失笑をなんとか隠そうとしてくれる優しさが逆に辛かったよ!
本当にダサすぎるw あの選択は本当にアホだったw
さて。
開場。
一糸乱れぬ動きで地下に向かう階段を下りていくスト担。なんかこう、みんなワチャワチャといくのかと思ったら結構厳かな雰囲気。そうなのだ。我々は今から神々に会いに行くのだ(違う)
そしてフロアへ。
「アァァ〜!!!ここテレビで見たことあるぅ〜!!!」
(おお懐かしきガムシャラよ)
というアホなミーハーテンションの中、立ち位置を確保します。
ビギナーズラックで当たった整理番号は、この芋of芋女にはもったいないような早番でありまして。
もうこんなこと一生に一度だとかみしめながら、MCでの北斗くん狙いで上手にスタンバイ。この選択はのちに大成功となります。
流れるオリ曲のインスト。高まるテンション。
そして入場するスノーマン。沸き立ちまくる会場。手を振ってくれる優しいスノ兄さんたち。ジャニーズを現実の世界で拝めないイノセントからの脱却はSixTONES じゃなくてSnow Manに奪われたぞオンドリャ。
そして。
ハジマッタ。
…
オワッタ。
いや本当に記憶がないんですよ!楽しすぎて!
気づいたらみなさん退出し始めている中、放心状態でステージ上を拝んでた。
かろうじて覚えていることといえば
- どえりゃー色っぽいOP
ねえ待って!マンションって、フレッシュなJrがたくさん出てきてめちゃビシッと揃ったフレッシュなダンスを見せるための建造物じゃなかったっけ!?
どえりゃー色っぽい男6人が、素敵なチェアーに座って鎖と戯れながらめちゃドヤ顔で出てきたんだけどあれは何!?マンションの超進化版なの!?フレッシュのフの字もないよ!
しかもなんか前にせり出してきた!
あと、上に三つ、下に三つある部屋の、上下真ん中の部屋に3人ずつ集まってから、舞台に降りてくるんですけど、その移動中に、部屋と部屋の間の柵(横棒)の下をシュッとくぐる北斗くんがかっこよかったのは覚えてます。
- この星のHIKARI
(飛んだね〜ずいぶんと端折ったよ。)
(その間も本当に凄かった。楽しかった。)
少クラのシルバー衣装を着てた時の北斗くんのガシガシダンスが好きで、楽しみにしてたんだけど、なんか6人とも流しながら踊ってて、ちょーっぴり残念だった。そうだよね。三回公演だもんねー。体力温存しないと(納得)なんかリラックスムードのこの星もある意味面白かった。森本氏のテンションがおかしな方向に行ってて、なんかピョンピョンしてたw
大サビの大合唱一緒にできたのは、本当に幸せな空間だった。
- さてMCタイム
「俺たちのライブは3部構成で、前半でしょ、で、MCコーナーがあって、後半。30分、30分、30分でお送りします」「ここまで歌ってきたのと同じ長さ喋るから俺らw」
まじそんな長いの!?
もはや君たちMCじゃなくてトークショーでしょそれ(笑)
いやはや面白すぎる
こぉち〜が一夜明けて定番ネタ化している。
高地がトレンド入りしなかった件
「あれはね〜FNSが強かった」
「FNSで大喜利しようぜ」
いろいろと上がる間、上手でずっと考えてる北斗、
そしてついに
北「フルチン なのだから 寒い」
っておい
目の前で真顔で下ネタを投下する北斗くんの横顔は、それでも美しかった。ニーチェも下ネタを言って楽しむこともあったんだろうか(何の話)
PONの話。岡田さんがコロンビアネタ続けてくれた話を嬉しそうにするジェッサン。
何かの流れで「北斗ヤンクミみたい」ってなってごくせんごっこに。下手に固まってオラオラしてる5人。北「お前ら〜青春は短いんだ〜あの太陽に向かって、走れぇ!」一人だけついていくジェシー。「優しさが出ちゃったなw」「しかも北斗、あれ夕日に向かって走れ、な」
そして私の目の前でひたすらビジュアルが美しい北斗くん。
横顔。
タンブラーふりふりしている腕の血管(おい)
そしてまさかの中身がみそ汁(笑)
- 黒ーンズからのじゃぴな
可愛すぎるっしょ。企画したの6人のうち誰だろう。あのふざけた被り物のデザインが決まった経緯も知りたい。とにかく可愛かった。ギャップやばい。私行った日はクロティンビーバーの日だったんだけどホント面白かった。デスノート持ってるきょもがきょもだったwなんかもうなんかもうwみんな愛おしい。
じゃぴなはね。「じゅり!じゅり!じゅりじゅりじゅりじゅり!」ができてんもう満足。この曲でクラップをちゃんとしたいがために、ペンラをグッズのヘアゴムで手首につないで、ぶら下げられるようにして、両手でしっかりとクラップできたのがすごい俺GJだった。あんまりやりすぎるとペンラぶらんぶらんしちゃって周りの方に迷惑かなぁと思ったけど(汗)まぁ、ほどほどに、気をつけながら。はい。(マナー違反だったらホントごめんなさい)
- 怒涛のカツンメドレー
最 of 高
DON’T U EVER STOP は、まだ全然ジャニオタのジャの字もなかった小学生の頃にえせヒップホップダンスレッスンみたいなのを地元でかじってまして、それの発表会で踊ったことのある思い出の曲で。カツンの中で一番好きかもしれない。
いつかストンズにやってほしいなぁと思ったけど。実現して嬉しかったです。映像とのシンクロもかっこよかった。
NEIROは…泣いた。今まで知らなかったけど、予習して行ったけど、歌詞がぴったりすぎて。
- 最後
アメージンもやばかった。羽落ちてきたときも興奮した。うわぁーってなった。おかあさんといっしょのエンディングで毎回スタジオに風船が落ちてくる時にうわぁーってなってる5歳児みたいな多幸感を味わえた(え)
ラストになったら、「あぁぁ終わってほしくない」と思うのかと思ったら、ショーの構成や流れが気持ちよすぎて、いい感じに満足感を味わえて、いい感じに多幸感たっぷりのSHOW & SHOWを聞いていたら「あ、もう直ぐ終わるな」というのがストンと実感できた。それこそ、最高のエンターテイメントだと思う。
ダブルアンコもトークコーナーになってて面白かった。
北斗の最後の言葉が「ありがとう」でも「またね」でもなく(それはもちろんその前に言ってたけど)「モラル守ってこうなぁ〜おい、かんぺしまえよカンペ」だった件 (爆)
全体論
今回のライブに参加できて実感したのは
- トーク力の高さ
(MC内での役割分担、いい意味でのラフさ、何より面白い。)
自己満トークではなく、オーディエンスの存在を常に忘れず、逆に客席とのキャッチボールも楽しんじゃう。ファン参加型の定番ネタが多いのが最高w ズドン以来味をしめたと思われるw 「こぉちぃ〜」「見せるからほらこっちに来いよ」
- セルフプロデュース力の高さ
自分のファンが何を求めているかを敏感に察知している(エゴサのおかげ!?)と思った。Jr歴の長さもそうだけど、色々な現場に見学に行って、勉強している成果が今回の演出に現れているんだろうとざっくりおもた。きっと予算も限られている中で、映像にナレーションに照明にセットにコントに羽に…たくさん考え抜いてくれたことがありがたいし、「この景色を忘れたくない!」っていうすごく美しい瞬間がたくさんあった。
- 歌声が好きだ
今回6人の歌声をじっくり聞くことができて、やっぱみんな歌上手いなぁと!さすが六つの音の原石。特に京ジェは突き抜けて上手いけど、4人の素直な歌い方も本当好き!最近SKY-HIブームで樹のラップが聞けるのも密かに楽しみにしてたけど、確かにジャニーズJrの中で言ったら一番うまいと思う。でももっと上手くなれると思う。「せいぜい頑張れNo.2」みたいに、ファンの間で合言葉になるようなパンチラインも作れるし、日に日に進化していて、これからが楽しみです。
最高だった!また6人に会いに行きたい!ずっと応援したい!
そして
彼らがまだちゃんと世に出てないなんて、ジャニーズ事務所どころか日本社会が大損失してっからね!!!
ジャニオタ上がりのFLYERが、深夜テンションでSKY-HI楽曲ソートを作りました
こんにちは。
改めまして、昨日ついにSKY-HI用ツイッターアカウントを開設するに至った、
香港の学生ファン、かおると申します。
急展開すぎるよ!(笑)なんか!自分でもよくわからないうちに!少し早めの夏休みで時間があるからって!気付いたらこうなってたよ!
お察しの通り、もろ、沼コース真っ逆さまです。
*1
前回のブログを…
vvvvvv6tones.hatenablog.com
ツイッターで自己紹介がわりにシェアさせていただいたところ、思いがけず何人かの先輩フライヤーズさんから共感の声やお褒めの言葉を頂戴しました。
「なんだよ…ファンはアーティストの鑑とか言うけどやっぱFLYERSの皆さんも愛に溢れた方ばっかじゃないか…SKY-HIの人徳…うるうるうる(文字数」となっております。本当にありがとうございます!!!
で、せっかくなら!
このあり余った深夜テンション(爆)を、
FLYERSの輪を盛り上げるために使わせていただこう!
いっちょジャニオタ上がりのFLYERらしいことをしてみようじゃないか!
と、思い立ったのが
「SKY-HI 楽曲・参加楽曲ソート」です。
下にリンクを貼りました。お時間のない方は、次の部分をスキップして、「ソートの前に」という部分から読んでいただいた上で、楽しんでいただけると幸いです。
[目次]
ソートとは
ソート (sort) とは:データの集合を一定の規則に従って並べること。
複数ある候補の中からランダムで二つが表示され、どちらかより上位だと思う方をクリックし、それを繰り返すうちに候補がお気に入りの順に並べ替えられ、最終的にはランキング形式でまとめられる、というちょっとしたウェブツールです。
ジャニオタ界隈ではちょっと前に「Jrソート」なるものが流行り、名前が知れているだけでも何十人というJrを、お気に入りの順に並べかえたものです。あとはお気に入りの曲の並べ替えとか。
ちょっくら調べたら、AAA全曲ソートはあるみたいですね。
現時点ではSKY-HIバージョンはないかと思われます。
(とか言って、実はあったりしたらすみません汗)
ま、とにかく作っちゃおう!
と、プログラミング用語なんてちっともわからないのに意気揚々と、
これまで発表されてきた主要な曲(アルバム、シングル収録曲&YouTubeで確認できる限りの客演曲)をリストアップして、一つ一つテンプレらしきところにコピペして、二時間くらい試行錯誤を重ねた結果…
とにかく
なんとか形にはなりました。
(ホントは「引き分け」と「両方知らない」っていうオプションがあるテンプレを使いたかった)(初心者には無理だったから最終的には既存の「ソートメーカー」にお世話になりました)
で、まずは自分でやってみる。
そしてかおるは気付いた!!!
これ…(顔が引きつる)
めっちゃむずいやん!!!
しょっぱなからつまづく
無理無理無理!
アルバム収録曲にハズレ・捨て曲が一切なく、客演した曲に関してはバースのラストくればかっさらう「ヤバい!」*3で知られる、バッターなら打率10割10分、ラッパーならSKY-HI氏の楽曲をソートするとか普通に無理だった!!!
計算しつくされたアルバムの構成上、曲単位で比べるのがまず難しい。
それに、そもそも曲の優劣を決めることなんて結構ナンセンスじゃ...
最初っからつまづきながらも、せっかく作ったんだしと思い、結局悩みに悩んだ上で(30分くらいかかった笑)出た私の結果は、後ほど書きますね。
結局楽しかった
とりあえず、最終的に、やってみた感想はすごく楽しかった!(結局そこ)
曲の優劣や好き嫌いを決めるのではなく、最後は直感で
「この曲がより心に響いたなぁ」とか、
「この曲は個人的にめちゃテンション上がるんだよね」とか、
「この曲のこのパンチラインが脳天にガツンときた!」とか、
「とにかくこの曲のトラックが私好みすぎてたまらん!」とか、
いろいろな理由で、一つずつ選んでいきました。
ソートしている間、頭の中でSKY-HIの名曲の数々がたっくさん流れて、
本当にバラエティーに富んだ曲を作ってるんだなぁと思ったし、
でも全体のメッセージ性は一貫してるんだな〜と思ったし、
聴いたことある曲に関しては初めて聴いた時の感情を思い出したし、
逆に「まだまだ知らない曲がたくさんあるな」とも思ったし、
結果、ソートすることでSKY-HIへのリスペクトを再確認することができたように思います。
と、いうことで、もし、私もソートやってみたいよ!という方は以下を読んでいただいた上で、その下にあるリンクから楽しんでいただければなと思います。
ソートの前に
- まず大前提として、もちろん、このソートは公式様やご本人とは何ら関係のないファンの趣味によるものです。
- このソートには、SKY-HIがこれまで世に送り出した全4枚のアルバム収録曲、カップリング含むシングル収録曲、さらにYouTubeで確認できる限りの主な客演曲、計67曲を候補として入力しました。よってソート自体に結構時間がかかります。お時間があるときにお楽しみください。
- 最善の努力は尽くしましたし、ほぼ網羅していると思うのですが、少なからず曲の把握漏れがある可能性があります。ご了承ください。
- このソートはあくまで、曲の好き・嫌いで優劣をつけるものではありません。リスナー個人個人の好みやバックグラウンドによって、この曲がより(ここ大事)心に響いた!とか、この曲でより(ここ大事)(何度でも言う)テンション上がるんだよね〜とか、そういった基準でお気に入りの曲をソートできるように、と作りました。
- 大雑把なソートなので、4位と5位の差とか、細かいところはどうだっていいじゃん♪みたいなスタンスでお楽しみください。
- 繰り返しになりますが、人の価値観はそれぞれです。結果をTwitterなどでシェアする時は、楽曲への愛を語る、という意味でせめて上位20位くらいまでをシェアすることをおすすめします。(っていうかそれ以上はスクショするだけでも大変だと思ふ)(笑)
ソートの面白いところは、
自分の好みの傾向を再確認したり、
逆に自分でも思いもよらないランキングになったり、
まだ聴いたことのない楽曲に出会ったり、
と、ソートの対象への愛を再確認して、
みんなで楽しめるところにあると思います。
まだFLYERなりたてのペーペーが昨日の深夜テンションからこんなご提案をしてしまい、どこからかお叱りを受けるんじゃないかとヒヤヒヤしています。
が、
このソートをきっかけに、#SKY_HIソート とかで皆様とSKY-HIの楽曲への愛を語ったり、おすすめの楽曲を教えていただいたりできれば嬉しいです。一緒に楽しんで、FLYERSの輪を広げられたらなぁと思います。
ジャニオタがうっかりSKY-HIにハマっちゃった話
SKY-HI a.k.a. 日高光啓: 日本のラッパー、シンガーソングライター。男女6人組のパフォーマンスグループAAAのラップ担当でもある。
ジャニーズJrを応援しているわけですが、自軍の現場が8月までお預けなので最近暇なのです。(って言ってたらミュージックDAYに亀と山Pバックとして出演っていう不意打ち食らったよね。)
まあとにかく暇なんで色々と動画をサーフィンするわけじゃないですか。
バラエティーみたり、ドラマみたり。
でも心の底では「まあこれ以上趣味を増やすわけでもないし…ってかそもそもミーハーなのにこれ以上何かにハマったら破産するわ」と自分にブレーキをかけ…
たと思ってたんですがね。
ホントにたまったま見つけたのが「SKY-HIの高速ラップがすごすぎる」動画。やばなんだこの滑舌お化け。だいたいこういう手の動画は「すごすぎる」って言って「まぁちょっとすごいかな」くらいのレベルのものが多いけどこれは正真正銘のすごすぎる。しかもイケメンな。
続けて日高光啓即興ラップ動画。やばなんだこの語彙力お化け。ってか本当に即興で思いつくとか頭の回転早すぎな。ねづっちか。
トドメにZIPのSKY-HIインタビュー動画。グループでデビューしてからも事務所黙認状態で一人クラブで戦って、地道にラップの技を磨いて、今や他のラッパーからも一目置かれる存在となり、2013年にようやくソロデビューを果たしたとかいうかっこ良すぎる経歴。
この人誰っすか。
気になったらソッコー調べるよね。はい完全に沼フラグ立ちました。
まず、某J事務所さまと違って日頃慣れ親しんだ環境と違って、公式MVがYoutubeで見放題。
ありがとうエイベックス。
しかも何って、
洋楽の造詣も深いらしいSKY-HIの楽曲が、私の好みにドンピシャなものばかり。
アドベンチャー、ナナイロホリデーの順で聞いた私の第一印象は、
「ここに見つけた日本のBruno Mars!!!」
ラップだけどサビはメロディアスで耳に残る。しかもバックにつくダンサーとバンド(のちにSuper Flyersという名前があることを知る)との関係性も、BrunoとHooligansを彷彿とさせるいい雰囲気。アイドルソングの良い意味でも悪良い意味でもシャカシャカした軽いリズムじゃなくて、ベースもしっかりと聴かせた重みのあるビートとかっこいいホーンズセクションが最高。体が勝手に踊り出す。とはこのことか。
そしてさらにMVを見まくるよね。ラップっていうとアイドルのラップか、アングラのちょっと乱暴なイメージかの両極端のイメージしかなかったんだけど、それは大きな思い違いだった。シングルA面の曲は、ラップとホップス他、様々な音楽スタイルの見事な融合。もちろんB面曲のようなバリバリヒップホップ曲もある。しかもこれを基本セルフプロデュースしてるとか。
しかもイケメン。いやはやMVが華やか。
んでさらに調べるじゃん。またまた某J事務所さまと違って日頃慣れ親しんだ環境と違ってSpotifyで最新アルバムが全曲聴けるわけですよ。なんなのその大盤振る舞い。
あ、なに?ちょっと気になってるの?どぉ〜ぞどぉ〜ぞハマってくださいな。お金はハマった後でたっぷりいただきますよ♪
ってことですか。
という訳でまんまと”OLIVE”聴くじゃないですか。おったまげた。
アルバム曲ではいろんなジャンルのエッセンスが入り乱れて、でもトータルではまとまっている。共通するテーマだったり、ストーリー性があるからか。Stray Cat とか十七歳とかOver The Moon 辺りはもはやジュークボックスミュージカルにできそう。How Much?のエッジ効いてる感じとか、ここまでスパッと言ってくれるんだ!と感動したし(その後Silly Game から例のYouTube公開曲キョウボウザイが出てきてこれをさらに実感するんだけど)(私は彼の社会的な姿勢を完全リスペクトしてます)。社会風刺するだけじゃなくてクライマックス近くの創始創愛で世界平和を歌うあたり本当に泣かせにかかる。CDで泣きそうになるとか初めての経験なんですが。そこから改めてナナイロホリデーを聞くと、
>>「夢の中なんかよりここは 喜びに溢れてる」<<
っていう歌詞が効いていて、また新鮮に心に残る。
んでさらに調べます。ここまでくると沼に完全に入水してます。
公式ブログを読む。公式ツイッターを読む。インタビュー記事を読む。
自分の仕事や自分のファン、音楽業界に対する愛と情熱が、知性溢れる文章で綴られている。自分の音楽についてこんなに熱く語れるのってすごい。かっこいい。自分が世に発表して、人にお金を払って買ってもらう作品=商品に対して、作り手として並々ならぬ責任感と自信を持っているんだなと実感。
そしてSKY-HI経由でさらに広がる音楽の輪。
まずSKY-HI経由でAAAへ。
そしてSKY-HI経由で彼がコラボしたヒップホップアーティストへ。
さらにSKY-HI経由で彼がリスペクトしている洋楽アーティストへ。
ここ数週間で前代未聞の広がりを見せている私のプレイリスト(笑)
そう、AAAね。AAAの曲も、ジャニオタしてるとなぜか食わず嫌いして今までちゃんと聴いたことがなかった自分が恥ずかしいくらい名曲だらけだった。こちらはJ-POPの王道を行っている。これもこれでいい。AAA気になった勢は必ず通るであろうキズナ合宿をまずはじめに見るという定石を踏み、あれやこれやと楽しんだ結果、いや〜
「だっちゃんてめちゃ面白いし可愛いな」
という結論に至った。
私が良い意味でとても驚いたのは、彼がAAAとしての活動も完璧に両立している点。
(そもそもAAAをアイドルと位置付けるかも微妙だけど、自分で「俺はアイドル生まれヒップホップ育ち」って言ってるからそれでいいんだと思う。)
SKY-HIとしての活動は、アイドルグループのメンバーが片手間にちょっとソロ活動もしてますみたいなのとは天と地の差がある。メジャーデビューからはまだ4年なのにアルバム3枚とシングル9枚。毎年ツアーで全国廻って、フェスにもバンバン出て、今年の5月には武道館公演も。仕事量だけを考えても、ソロのみで活動している他のアーティストと変わらない。これをAAAの活動をしながらこなしている。ホントいつ休んでるんですか。
しかも、それでいて精神面でもAAAのパフォーマンスがないがしろにされているわけでは全く無くて。
入手した東京ドームコンの映像ではめっちゃあざと可愛い笑顔振りまくし、「上の方もちゃんと見えてるよ」とかめっちゃ王道の煽りしてるし、超パリピなラップしてるし。とにかく、他のアイドルがアーティスト路線への夢を持ちすぎて、アイドルとしてのグループ活動から心が離れていった例をいくつか知っている私にとって、これはものすごいことだった。
本名の日高くんが本当に表現したいことは、もしかしたらSKY-HI としての活動により反映されているのかもしれない。でも、AAA日高光啓としての彼は偽物なのかといったら、はたから見てそうとは思えない。ある意味完全に別物と捉えるのが楽だし、でもどちらが本物かと問うのは愚問かなと思う。
それ以上に、それぞれのファン層から何を求められているかを的確に見極めて、その上で100%の表現を見せる彼は、正真正銘のプロだなぁと感じた。
とにかく、知れば知るほどかっこいい。尊敬の思いが溢れるSKY-HI。
名前の通り、空高いところから、鳥の目のような視界(音楽的にも社会的にも)を持っている方だなあと感じています。
私も、同じように新たに視野が広がった気がする。SKY-HIに出会えて良かったなぁ(数週間前の話だけど)。
出会ってから日にちは浅いけど、とにかくハマったら一直線の性格なので、随分と長らく語ってしまった。
あ、
もちろんSixTONESも引き続き大好きですよ。
夏のEXは人生初の現場参戦なので燃えています。
私はあれです。牛に胃袋がたくさんあるみたいに(どんな例え)趣味のキャパは無尽蔵な人間なので。同じジャンルの内なら浮気はしたくない(例えばジャニーズの中では1グループのみにしぼりたい)けど、ジャンルが違うならいくらでも手を広げちゃうタイプ。
でも、AAAの歌声とかSKY-HIのラップ聴いていると、ストがデビューしたら戦う相手はたくさんいるんだなぁと、ストの6人はまだまだ上を目指していくんだなぁと、6人の伸び代にも期待が高まる、そんな7月を過ごしています。
2017年、SixTONES勝負の年
こんにちは。
Jr祭り、たまアリの譲が多めでちょっと心配ですね。
ってかそりゃあ当選祭りでしょうよ!
サプライズは嬉しいにしても日程キッツキツすぎな?
とにかく横アリでは他担さんからもストがかっこよかったという感想が上がってきていて嬉しい限りですね。
すごく誇らしくなります。
自軍めっちゃやばいっしょ!!!
で、本題です。
2017年。
ジャニアイ後半戦。東西SHOW合戦。Jr祭りと。
幸先のいいスタートを切ったSixTONES。
でも私は、SixTONESとSixTONESファンの勝負はここからだと思う。
今までも「デビューしてほしい!」「いや、もう既にデビューしてるっしょw」みたいには散々言われてきたストンズだけど、
断言したい。
今年こそ、SixTONESがデビューするのに一番最適な年です。
SixTONESデビューに向けて、波風を立てるべきは今なんじゃないですか?
なぜ、今。
大きな理由は
最年少の森本慎太郎が成人するから。
ストンズが流れを汲んでいると言われるKAT-TUNとKis-my-ft2。
私生活もやんちゃそうな大人Jrグループはだいたい、メンバー全員が成人した段階でデビューしています。
ストンズも諸事情あるメンバー揃いなので(笑)*1
なぜ、バカレアで人気の絶頂にあったのにデビューできなかったのか、を考える時に
「メンバーの成人を待っていたから」これは大いにあり得ると思う。
それはいいんですよ!
デビュー祝いでみんなで飲みに行ってくれる図を想像するとめっちゃ萌えるし!(そこか)
もう一つの理由は、
WESTのCDデビューから三年。
そろそろJrからデビューさせる時期にきているはずだから。
もちろん、去年の騒動があってから事務所もてんてこ舞いでしょう。
ブランドイメージも前に比べたら落ちている。
でも、少年の成長は待ってくれません。
はいじぇだけでなく、東京B少年が爆上げされてきている。
正直に言おう、あの子たちはめっちゃかっこよく成長すると思う。
世代交代の波はそこまで来ている。
ここで抜け出さないと、競争はさらにシビアになる。
そして紛れもなく:
今のストンズはめっちゃ強いから!!!
完成度、勢い、グループとしての存在感、どれを取ってもAmazing!!!!!!
たまアリのレポ読んでても、風向きがこっちに来てるなと思いたい。
逆に、今を逃したら…!!!
ストンズの初夏の予定は未だ空白のままです。
キスマイのバックが濃厚だけど、必ずしもそうとは限らない。
いっそ、バックについてくれた方が、キスマイ担の方にストンズを知ってもらえるチャンスかもしれない。
そして、夏、秋。
テレ朝の夏はどうなるのか。「少年たち」をやっていた時期はどうなるのか。
ここの辺りが勝負だと思います。
ストがかつんとキスマイと決定的に違うのは、
ライバルGの数だと思う。
かつんはとにかくアンタッチャブルな不動の人気、
キスマイは他にちびJrグループ(Sixちびtonesの面々とか)もいたけど、
同年代ライバルはエビくらい。
今はグループ乱立時代で、ファンの数も分散してしまっている。
確かにストンズよりも人気があるユニットもある。
ただ、ストンズの持ち味は、そういう人気王道アイドルユニットと正反対なので、
そもそもターゲットのファン層が違う。
いっそ、ストとキング(&プリンス?)同時デビューとかどうっすか?
In my black or white, which do you like?じゃないけど、
ストが黒いゴツい衣装着てて、キンプリが白い天使みたいな衣装着て、
正反対のグループ同時デビュー!みたいなセンセーショナルなの良くない?
話があっちこっち行きましたが、とにかく、
ストンズをデビューさせるには、どうしたらいいか。
茶の間でも、現場担でも、できることは多々あるはず。
「自軍デビューしてるわ」と満足げに語ることはできる。
でも、雑誌のハガキなり、少クラ感想メールなり、各番組の要望なり、ジャニショ写真なり、
データや数字で事務所に知らしめましょうよ!
今こそアクションを起こすべき時じゃないだろうか!!!
今特にイチオシすべきはMステとテレ東の新音楽番組かな?
とにかく地上波の効果はすごいから!
そしてうざったがられても、友人知人を沼へ誘うという地道な活動も、
すごく大事。
一人、一人とファンを増やして、大きな波を起こしたいな。
最後に、6人も、ここで気を緩ませず引き続きAmazing!!!!!!でいてくれたらと思います。
「お前ら絶対裏切らないから」と誓ってくれたストンズ。
彼らの決意を、私たちが裏切ることのないように。
6人が輝ける未来にいたいから。
自分のお尻を叩く意味でも、このブログを書きました。
私、地道に応援頑張ります。
*1:ここに(笑)を書けるくらいに堂々とあってほしい
増田良くんに頑張ってほしい
突然ですが、私は増田良くんが好きです。
久々の投稿で、自担の話じゃなくてすみません。担降りブログじゃないですよ!
担当はストンズですが、アイドルにも実力が伴ってて欲しい主義だから、基本歌ウマのイケメンは大好きなのです。増田くんはめっちゃ顔イケメンだし何より歌がめっちゃくちゃうまいから、もっと歌声を聴きたいのになぁと思ってる。
少クラで一時期、歌うま選抜(平野紫耀、ジェシー、京本大我、増田良)の四人でエンディングを歌いまくってた時期があった。去年の夏くらいかな。あれがめっちゃ耳福で耳福で…あれ、今でも就寝前のリラックスタイムによくヘッドホンで聞いてます。京ジェの美声にも感動しましたが、一人グループに所属していない良くんの男らしく優しい声と、独特のビブラートがすごくいいと思いまして。
なのに、最近少クラでもあまり顔が見られなくて寂しいです。今月のエンディングは久々の歌選抜!と思ってたら平ジェのデュエットになってたから、あーここに良くんと大我がいればなぁと思ってしまった。
もう、新たなグループに入ることはできないかもしれない。でもこのまま出番がないのは本当にもったいないなぁ。宝の持ち腐れ。せめて今年も滝沢歌舞伎に!と思ったのですが、メインJrの中に名前がなく…(泣)
彼はもしかしたら、事務所に縛られない方が羽ばたけるかもしれない。その日は来てほしくないけど。とにかく、どんな選択肢があるにせよ、増田くんには歌い続けて欲しい。担当じゃないけど、心から応援してるよ。ミュヲタとしては、彼もレッスンを受ければ本格的なミュージカル俳優としての道もあり得ると思うのですが、いかがでしょう。その濃い目の顔なら、コスチュームもののミュージカルにも似合いそう!
とにかく、最近見ない良くんですが、是非頑張って欲しい。良くんはエゴサしなさそうな気がするけど、どこかでこういう声が届けばいいな。そして、どこからでもいいから、良くんの声を届け続けて欲しいなぁ。