内容のない手紙を送ろう

多趣味。にわか音楽好きのミーハーブログ。SKY-HI(a.k.a. AAA 日高光啓)、SixTONES(ジャニーズJr)、そして宝塚などなど。多趣味で、誤字脱字が多い。

ジャニーズ初のYouTubeフル尺MVがまさかの自軍SixTONESからドロップされて、語彙力失ったオタクが感想を書きつらねるよ

いつも通りのオープニングロゴに、心が和んだのもつかの間


暗闇から浮かび上がる自軍!


はっ!?衣装!!!最高か!
画質がいい!()
シックでいい!
やっぱ黒のスタイリッシュ!
間違いない!
顔がいい!

ほぇっ!MVでも花びらっ!

えっ薔薇なの!

舞台バージョンは桜で、MVは薔薇とか粋じゃねえか

ジェシーのてッッッ!
骨太なのに綺麗!男前!顔がいい!
この人、普段は「マンキー!」とか「ツナマヨ!」とかいってるホットドッグ野郎だぜ!はぁっ!?



イントロきたっ

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涙腺決壊大崩壊
ブワッ




あぁ…もう…おめでとう…


あぁ…夢だけど…夢じゃなかった…

現実にかなっちゃったあぁ…


SixTONES


まだ、ジャニーズ的な定義では”Jr”の…
デビュー(=CD発売)していない6人が…

どの先輩も成し遂げていない
ミュージックビデオ(フル尺)公開を達成した…



いや、これは夢なのか…
夢恋桜 じゃぽにかすたいる なのか…




てか振り付け違う!かっこいい!

扇子がないから手で仰ぐのね!なるほど()


いや色気がか。




♪は〜あ〜あ〜あ〜

♪あぁ〜〜〜!(超絶美・高音)

え待って、何今のエンジェル。

えっ、京本さまですか?

今飛んだよね。
天使いたよね。
翼生えてたよね。


美の権化か。



♪愛が足りないのにそっと微笑んで〜

いや本当あなた「マンキー」の人と同じ人ですかw
レコーディングで「Yeah Yeah DAHAHAHAHAHA!」ってふざけてた人ですかっ

男前か!
赤髪が似合ってるよとても!


つか
おへそぉぉぉぉおおおお!
全全全世界に配信されたよ!おへそ!
ワイルドだっ!ワイルドジェシーだっ!


ほんとにMV撮るのはじめてなの?
歌ってる感じとか立ち居振る舞いとか…
もう普通にアーティストじゃん。



♪何が起こるかはわからないなんてさ

水ぅぅぅぅぅ!???????


え、え、え、
水槽、は。


人体の60〜70%を占めるH2Oこと

「水」が…

こんなに色気アイテムになるなんて私は知らなかったよ!


いやもう北斗さま素晴らしいよ…
ほんの1、2秒のカットなのに
20回は巻き戻したからな…




♪夢恋桜 Japonica Style~

ハマの番長、目がガチです!!!

いや、ここんところ、どうやら何かが「覚醒」したらしい優吾大先生。いつもパフォーマンスには信じられないような変化・成長が感じられて大感動なわけですが…ほんとかっこいいよ…大先生…勝利…




♪I never ever ever hurry up I never ever ever give it up~

本当、歌声が艶やかで力強くてしかしながら中性的というか…きょも様っ!



あと全体的に振り付けが最高すぎる…バリ難易度高そうで…!フォーメーションもコロコロ変わるし…踊りこなしているストンズが本当かっこいいし…ぜひMステとかでダンスを見てみたい…むしろDance ver.もアップロードしてくれていいんだよ!



♪運命感じるかも人生変えるかも
♪夢恋桜 旅に出よう

アァッ!最高だ男だっ!

この二人ってやっぱりすごく男性的というか。
この、歌っている時の体の動きも。

樹は、シャープで、ざっくばらんな雰囲気を持ちつつ、洗練されてて。
慎太郎は、なめらかで、持って生まれたセンスとすたいるがにじみ出る感じ。



あぁッッッ!花びら投げたぁああああ!

オリジナルの振り付けで一番好きだった、
花びらを投げる演出が継続的に使われてて
すごーーーーーーく嬉しいよ!




あぁ、もう。



まだMV1分も経ってないのに…
(実際は10回くらいリピってから書いている)






ちょ、また続き書きます。




まぁ、5回くらい見終わってからようやく、クレジットとかコメント欄を確認して滝沢秀明氏プロデュースの件やCanCam衣装協力の件などを知るのですが…



関係各所の皆様っ
ありがとうございます!

SixTONESっ、スト担!
おめでとうッッッ!(泣)

You earned it.
We earned it.


WE DESERVE THIS!!!

宝塚音楽学校受験・体験記6

来年度の受験生の皆さんは、本番に向けて準備が本格化している頃でしょうか。
ここ数ヶ月ほど、アクセスの5割近くがこのシリーズに集中しています(笑)


結局、昨年度の受験までに体験記を書き終われなかったので…二次試験後半について、今更ながら、付け加えようかなと思います。


(*受験から数年は経っているので、システムが変わっているかもしれません。ご了承ください。)


二次試験面接

前にも書いた通り、二次の待ち時間は長いです。

せっかく朝早くにきっちりセットした髪やレオタードの着こなしも、この待ち時間で崩れてきてしまうことがあります。面接前には、必ず身だしなみを再確認してから、審査に向かうことをおすすめします。

さて。

いつも通り、待合室で10人ずつ番号を呼ばれて、本科生の後について教室に向かいます。

二次の面接は、一次とほぼ変わりませんが…
いくつか違ったのは:

会場となる教室が広い
声を若干大きめに調整した方がいいのかもしれないです。


質問項目に「受験回数」が含まれる
確か、一次では聞かれなかった項目が追加されていました。一回目・初めて〜二回目〜三回目〜四回目、という風に答えます。


教室内に、受験生が座る椅子が置いてある
一次は、立ったまま整列して一人ずつ審査を受けましたが、二次では、椅子に座って待機します。順番がきたら立ち上がって、所定の位置(床にテープが貼ってある)まで移動して、しゃべります。審査員の方は、椅子に座っている受験生のこともたまに見ていたので…待機中の姿勢も、審査の対象なのかもしれません。



審査員の中に、大御所登場
私の年は、なんと、審査員の真ん中に松本悠里先生がいらっしゃいました。いやぁ、入場して、松本先生がいるとわかった瞬間の私の心はもう、「ドッシェエエエエエエエ」って感じだったのですが、必死に冷静を装いました。はい。黒を基調としたお召し物に、メガネをかけていらっしゃいましたが…松本先生の周りは、さすがのオーラが漂っておりました。

ちなみに二次の面接は、あの正塚晴彦先生が進行されました。「はい、じゃあ椅子に座って、順番に前に出てください」みたいなところは王道の進行でしたが…

最後に笑顔を見せるところで、



うん、じゃあ楽しいこと思い浮かべて。」



でたっ突然のマサツカイズム!(笑)

音楽学校の演劇指導も担当していらっしゃる先生ですが、こういうユニークなところを垣間見られて、ヅカファンとしては笑顔というよりニヤニヤしてしまうような瞬間でした。



ダンス審査1:振り付け確認

さて、1日の終わりのビッグイベント。
(もちろん、受験生によって審査の順番が変わるかと思いますが…)


ダンス審査は、試験本番前に別室で振りの確認が行われます。もしかしたらこれは、振りうつしから時間が経った後に審査の順番がくる受験生限定なのかもしれません…が、とにかく、振りうつしだけでは自信のなかった私には、神の救いのような制度でした。

鏡のついている広めのダンス教室で、審査には参加しない別のダンスの先生がお二人。他に、模範演技の本科生さんが数名いらっしゃいました。ここで、振り付けを一通りおさらいして、音楽と一緒に何回か練習ができます。


ダンス審査2:講堂で、本番。

振り確認のあと、(確か)直接、講堂に向かいます。これもすべて、本科生さんの誘導にしたがって動きます。確か、振り確認の時から、タオルと水筒は携帯可だったと思います。講堂の外に、持ち物を置いて…本科生さんの段取り確認を受けます。確か、10人並んで入場→二人ずつ、バレエとジャズを一回ずつ踊るという流れだったかと。


入場すると、尚すみれ先生ほか、男女5、6人くらいは審査員がいらっしゃったでしょうか。(ダンスが一番苦手だったので、この辺りの記憶はすごく曖昧です。)朝の振りうつしと同じ会場とはいえ、10人だけで入場すると、とっても広く感じられました。


ダンス審査で、私がうまくいかなかったなぁと思ったのが、一緒に踊るもう一人の子との間隔の取り方です。バレエは特に、グラン・ジュッテ(懐かしい響きだ…笑)など、空間を広く使って、斜めに移動するパが多かったので…一瞬、あわやぶつかりそうになってしまったことがありました。


やはり、ただならぬ緊張感。


もう何回も確認したとはいえ、振り付けをスムーズに思い出せないことがあり、これが受験の魔物か…とさえ思いました。

ダンス審査は特に…

「自信とスキルのある子」「スキルはなくても、上半身と表情の表現で踊れている子」「振りを間違え、テンパってしまう子」…

いろんなパターンがあるなと思いました…




以上が、私の宝塚受験。



ダンス審査終了後、各自待合室に戻り、着替えて、音楽学校を後にします。一緒に受験した子は別のルーティンで回っていて、先に帰ってしまっていたようで…一人で帰りました。一年間、たくさんレッスンを重ねてきた最後に…なかなか静かなアンチクライマックスだったなぁ。


合格発表と、その後

合格発表はウェブサイトで。受かった自信がなかったので、サクッと見て、「あ、落ちたな…」という感じでした。その日の午後は、同じく不合格だった友達と二人で花の道の老舗カフェに行って、思う存分スイーツを食べまくりました(笑)「ダイエット、ひとまず終了!」「来年も頑張ろう!」みたいな。


宝塚ホテルは、三次試験の合格発表の日まで抑えていたので…そのまま宝塚に残って、大阪の友達に会ったり、宝塚観劇をしたりして過ごしました。実は、三次の発表も野次馬しに行きました(笑) 同じワークショップを受けていた先輩が合格してたりして、それが自分のことのように嬉しかったです。(ちなみにその方からは、今もおハガキが届きます。)



そんなこんな、懐かしい思い出です。



結局、私は二回目の受験をすることはありませんでしたが…


もし、このブログを読んでいる受験生の子がいたら…
心からのエールを送ります。

がんばれ!悔いなく進め!輝いてるよ!


タカラジェンヌ」という夢は、絶大です。

でも、タカラジェンヌ」になれなくとも、「宝塚受験生」でいられたあの一年間は、苦しいけど美しい、宝物でした。夢に向かって、全力でもがくことは、年齢を重ねれば重ねるほど、難しくなっていく気がします。


だから、


今、この瞬間を、

存分に楽しんでください。



受験本番までもう半年…(^^)
清く、正しく、美しく…♪


もう、私はただのヅカオタですが…

応援しています!

「The Story of J 」を、どう受け取るか。ーその素晴らしさと、二つの違和感ー

我らがSKY-HIのプライベートチャンネルから、また刺激的な作品が公開されましたね。


www.youtube.com

"SkyHidaka_private"と名付けられたこのチャンネルは、メジャーデビュー以前からSKY-HIの個人的な作品(商業的ではないもの)がアップロードされれきたわけですが…


6月22日の夜に投稿されたのが、「The Story of J」。キョウボウザイ、Logic (1-800-273-8255)のビートジャック、に続き、SKY-HIの社会的意識が見えてくる作品です。

”J”という主人公と、金髪の婦人メアリー、そして謎の男コディ。三人の、一筋縄ではいかない人間関係を描いた曲…なのですが、どの国とどの国の風刺であるかは明らかかと思います。

具体的には、6月の大ニュース、米・北首脳会談に反応する作品です。


ミサイルに怯える日々が終わるかもしれない!という希望が見えてきた一方…「これからの後片付けにかかるお金は日本と韓国で払ってね」(めちゃくちゃ要約です)とゆーようなトランプ大統領の発言に、理不尽さもある…というような情勢を風刺しているんだと思います。




たまたま学校で国際政治(近代史もかじる)をやっていたこともあり…何回も聞いて、いろいろと思うところありました。


私なんぞが批評をするなどおこがましいですが、感想を書いていきます。

めちゃくちゃ有意義な作品です


ラッパーは社会を映す鏡」。

そう言って、
その通り行動する姿勢を、
ものすごくリスペクト。

リスク覚悟でやってるんだと思う。
相当な勇気と知性がいる。
バランス感覚もいる。
ものすごくリスペクト。

もちろん、賛否両論です。SKY-HIほど器用な人でも賛否両論なんだから、他のアーティストには簡単に手出しできるトピックじゃない。

だからまぁ、
日本でこんなことできるメジャーアーティストは
SKY-HIしかいないのかなぁ、と思います。


そこはほんっっっとうに、
リスペクト。


そして、こういう活動を許しているエイベックスもすごい。十年以上に及ぶ活動で証明された日高光啓という人間の知性と精神に、絶大な信頼をおいているからこそ許されるんだと思う。新人アーティストがこれをやるってなったら話は別だと思う。


楽曲としてめちゃくちゃかっこいい。

で、とりあえずまずは好きなところ言って良いですか!?(笑)

音楽的にめちゃかっこよくないっすか

トラックは、ちょっと小馬鹿にしたようなというか(言い方)ホァホァしたあの金管楽器の音が、風刺の雰囲気にぴったり。闇を感じるマーチングというか…某軍事パレードのような情景を感じます。

んで、後半でガラッと雰囲気が変わって、低音のストリングスが緊張感を作り出す、ドラマチックでかっこいい感じも…ゾクゾクします。

この感じだったら、SKY-HI、国産Hamilton*1作れそう。つかそう考えるとめちゃくちゃハミルトン。Spotifyでサントラ聴いてるに10票。



それにさ、ボーカルよ。

高いレの音まであんな力強い声で出るなんて聞いてないんですけど!あのクライマックスにさしかかるところ!すげえ!

多分、ミックスボイスって言って、ミュージカルとかポップスとかで使われる高音の出し方をしている気がするんだけど…手術をして、ボイストレーニングをしたのが功を奏しているのでしょうが…ここ最近のSKY-HIのボーカル力、あいつ半端ないって。言っといてやできるんやったら〜(絶賛流行りに乗るにわか)



ライムもフローもかっこいいし…後半、メアリーとJの会話を、落語みたいに演じ分ける感じもすごい好きっす。私、演技モードに入ってるSKY-HI、めちゃ好きなんだよなぁ。「ぁ…驚いたぁ…しセキュリティのローンが…」の口調とか特にツボ。

リリックも、こうきたか!というような例え話で、人間ドラマとしても、風刺としても面白いです。戦争を「夏の日の喧嘩」、首脳会談をオープンカフェでのお茶に例えちゃう大胆さも、風刺としてはすごい痛快です。

あとは、フックの部分が特に心に残りました。「全部聞かないとわからない 昔の話覚えてない」なんていうのは、たった今起きている政治を理解するためには、歴史を学ぶ必要があること、そして今の日本で近代史が軽視されがちなことを揶揄していたりするのかなぁと思ったり。

だがしかし…

初めて聞いた時の印象は「日本ラップ界の池上彰現る!」だったんですけど…何回か聞いているうちに、「こりゃそうじゃないな」と。


この曲はパッシブリスニングしちゃいけないやつ。「へぇ〜池上さんわかりやすいなぁ〜なるほど〜」じゃなくて、「えっ、この人の言っていることって実際はどうなのかな?気になるなぁ、調べてみよ」と考えたくなるやつだなぁ。と。

で、アクティブリスニングで、自分の知っていることと照らし合わせながら聞いていくと、ちょっとばかし、異を唱えたくなる部分がありました。ガキンチョの私が、おこがましい限りですが。あくまでいちリスナーとして。


ちょっとこう、Jに肩入れするような描写が目立つかなぁ、なんて。


違和感の正体

「えっSKY-HIの言っていること、間違いなの!?」みたいに心配される方もいるかもしれませんが、そうじゃなくて。

私の感じた違和感は二種類。


一つは、10話完結のドラマのうち、4話と6話を見損ねたような違和感。
もう一つは、二人の主人公がいるドラマで、そのうちの一人のシーンばっかりつなぎ合わせて見たような違和感。

この結果、少しばかりJに都合のいい描写が多い印象を受けた気がします。


一つ目の違和感

歴史とか政治って、フックで言っている通り、「最近この前大昔 全部聞かないとわからない」わけで…じゃあ果たしてこの曲が、今日の外交問題を理解するために知るべき「Story」を全部語っているかといえば、そうではない。


実際、5分弱の曲ひとつでは、日米北の外交の歴史を語るにはあまりに短すぎるかなぁ、なんて思うのです。そもそも、「Story of J」をちゃんと語ろうというのなら、近代史だけでもアルバム一個くらいの量にはなるはず。


今回の曲をドラマに例えると、1〜3話の、メアリーとの出会い〜恋愛初期が前半部でじっくり語られて、省略された4話にあたるのがなんで「夏の日の喧嘩」が始まったのか。つまり、太平洋戦争にいたるまでのプロセス、と解釈できるリリックがない。

ツイートに書いたように、近代史を忠実に風刺するなら、夏の日の喧嘩はメアリーのヒステリーじゃなくてJの凶暴化*2から始まったんじゃなかったかなぁと思うから。


で、もう一つ省略された第6話は、朝鮮戦争にあたる部分かなぁと。Jの物語とは直接関係がない気もしれませんが、Jが一念発起して大金持ちになった理由の一つでもあるし、コディとメアリーの関係がこじれた理由の一つだし…


だいたい、ドラマの4話と6話あたりって、クライマックスと直接関係はしないけど、登場人物のバックグラウンドを知るのに必要なエピソードがあったりするじゃないですか。そこがないと、ちょっと、痒いところに手が届かない感覚、というかなんというか…それに近いものを感じました。

ただし、ここをしっかり書こうと思うと、デリケートな話題だから言葉を練らなきゃいけないし…やっぱりアルバム一枚分にはなる。”瞬発力”が必要な時事ネタでは、話題がフレッシュなうちに一曲分作るのでも相当大変だから、この部分の省略は仕方がないことなのかもしれないけれど…


まぁ、ちょっと気になってしまいました。


二つ目の違和感


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突然、図解で表現してみたんですが…

ここ↑にある、

「This is true」=これは正しい
「This is truth」=これが真実だ

っていうのには若干ニュアンスに違いがあるんですよね。

言うなれば今回の曲は、Jの視点を主体にしたせいで、この立体を青いライトでしか照らしていないようなものだと思うんですよ。本当は円柱の形をしているのに、影を見るだけだと円しか見えなくて、ボールだと勘違いしちゃう。


この曲の主人公は、もちろんJなんだけど…メアリーもコディの視点というのもそれぞれ重要。ツイートにも書きましたが、「Story of J」のリリックは、物語の一つの側面しか描ききれていないような気がします。もう一つの側面もあるよ、と。


例えば、仮にメアリーがStory of Jを聞いたら、「何言ってんのよ、あの日の喧嘩はあんたが仕掛けたんじゃないのよ!」ってブーブー言うと思うんですよね(笑)

コディもコディで、「僕はストーカーなんかじゃない。ただメアリーと対等に話せるようになりたかっただけで…でも不器用だから、どうしたら良いのかわからなかったんだ。」って言うかもしれないし。


…というように、視点が違うことでいろいろな意見が出てきます。今回の曲では、Jは振り回されてばっかりの被害者的な扱いを受けている印象ですが…そんなこともないかなと。だってほら、喧嘩両成敗だから()


これが、二つ目の違和感です。



まぁその一方で、この夏の日の喧嘩の是非が曲の最大のテーマじゃないことも、覚えておきたいですね。だからまぁ、私も過剰に反応しすぎなんじゃないかと、ここまで書いておきながら反省しているんですが。

どちらかというと議論の焦点は(たぶん)カフェの支払いもセキュリティのローンも背負った、Jくんの懐具合ですから。




中まとめ「きっかけ」としての意義

ちょっとまとめると、例え話のレベルでは的を得ているし、風刺としての役割は果たしているけど…この曲は教科書じゃない。というのが感想です。


例えば、ベルサイユのばらを読んでフランス革命に興味を持つのはすっごく良いことだと思うけど、フランス革命をちゃんと学びたい人は別の歴史書を読むべきじゃないですか。『オスカルとアンドレ、実在しないやんけ!』って。そんな感じ。(例えが古い)


たぶんSKY-HIは、”Story of J”を「興味を持つきっかけ」として聴いて欲しいんじゃないかと思う。教科書のつもりで作っていないと思う。

だって「風刺」なんですもん。面白半分、コンシャス半分で、時事ネタを皮肉るのが、風刺ですよね。だからリスナーとしても、そこまで肩肘張らず、面白半分で聞けばいいんだと思います。(政治を面白半分で扱うとはなんと不謹慎な!みたいなムードが日本にはあるかもしれませんが…汗)



フライヤーズは素直で真面目で聞き分けが良い人が多いから、この曲の意味するところをちょっと理解できた時点で、


「へぇ〜そうなんですね!めちゃくちゃ勉強になりました!すごいです最高です!」


と反応する方も多いと思います。ある意味、ファンとしては間違ったことじゃないかもしれない


ただそれって、一部の人たちからすると、SKY-HIの言うことを鵜呑みにしているように見えてしまう。「ちょっとそれはまずいんじゃないの?」となっちゃうんだろうなぁと思います。

「影響力あるんだから、もっと気をつけて」って言う人たちの心配の種は、それかなと。影響力って、諸刃の剣ですね。


これが、私の考える、Story of Jの良いところと、違和感の実態です。


おわりに:『作品を、どう受け取るか』

今回の件はSKY-HI自身の言動がどうこう、とゆーのと同じくらい、受け取る側の問題でもあるのかなぁと。

例えば、他のラッパーさん。この曲に対してアクションを起こす人が現れるか。この曲が描ききれなかった物語の側面を、誰かが音楽で提供できるか…だから、なんで今回はトラックとかボーカル素材を公開してないのかなぁ〜と思ったり。追記:すみません、すでに公開してありましたね。

例えば音楽ライターさん。ツイッターで見る限り、概ね賞賛する声が多くて…それは喜ばしいことだろうし、リリック云々より行動そのものは、賞賛に値すると思います。ただ、もうちょっとツッコんだ評論・分析ってでないのかなぁ…なんて。(だから私がでしゃばってるのかもしれませんが…)


そして何より、私たちが、この曲をどう受け取り、どう考えるか。

もちろん、曲の愛し方は様々。私は好きでゴチャゴチャ書く人間ですが…分析とか面倒だし、いろいろ考えるのが苦手な人も、発信するのが好みじゃない人も、社会系の科目が得意分野じゃない人もいると思います。それはリスペクト。


でも、考えるきっかけに出会った以上、頭の隅っこでぼんやりとでも考えるだけでも、とっても有意義だと思います。 考えた結果、”もう〜わからん!”ってなったとしても、一歩前進していると思うんです。


こんな長ったらしいブログも…まぁ自己満で書いているだけですが、誰かが”考える”ためのお手伝いになっていれば嬉しいですし。私以外にも、いろんな方が感想ブログやツイートをされてますし。いろんな人の意見をディグるの、楽しいですよ♫


私たちの、ひとつひとつの”考え”が積み重なったら、ちょっと良い方に進むんじゃないかなぁ、って。


だってこの話の続きは、私たちが作っていくのだから。



最後に改めて、私に考えるきっかけをくれたSKY-HIに、愛と感謝とリスペクトを。

*1:アメリカの建国の父の一人、アレクサンダー・ハミルトンの半生を描いた、ブロードウェイのラップ・ミュージカル。アメリカでは社会現象となり、オバマ元大統領が、出演者をホワイトハウスに招待してコンサートを主催するなど、幅広く支持されました。

*2:当時の日本は、植民地を増やすために各国へ侵攻。アメリカは当初、第二次世界大戦からは距離を置いていたが、日本軍が先に真珠湾を攻撃したことがきっかけで、米軍が参戦した…はずです。

SixTONESのJr祭り局動画が素晴らしかった件2

後半戦。

Tell Me Why

さっきまでのボケメーカー・ジェシーはどこへ行ったの!!!

THE ギャップ。

何度聞いてもあの英語台詞がかっこよすぎ。
吐息交じりの「Tell Me Why…」


京ジェのハーモニーはストンズの宝。

お辞儀のところまで見れて嬉しいです。


ジェシー自身のソロは尾崎豊さんの「I LOVE YOU」だったので版権の問題で配信できないっぽいのが本当に悲しいけど…この曲で美声が堪能できるのが少し救いかなぁ。

慎ちゃんソロ!!!

生き生きとしたダンスが好きすぎます。重力がないのかな?()ってくらい軽やかで…!さすがダンス隊長。局動画にはないけど、メインステージの映像とシンクロした後半のダンスもすごいかっこよかった。


あとフライヤーズ・ジャケットの似合いっぷりはジャニーズ1かもしれぬ。


まさかのくろーんずが無いなんて!!!


恐らく、湾岸ダイジェストで流したから今回はカットされたんだろうな…くろーんずが泣いてるぜきっと()


って、ここまで書いてて思ったんだけどもしかして局動画の編集もストンズメンバーの意向入ってたりするのかな?(あわわ)じゃあこれはストンズ→くろーんずの逆襲説もあるかもしれないのか(笑

DモからBatteryの流れはもう素晴らしすぎて言葉無いっすね。ロボットダンスもどんどんリアルになってて…エフェクトかかった声の艶やかさがツボです。何度も聞いちゃう。北斗の鮮やかな床スライディングも見れて嬉しいです。かっこいい(語彙)

サングラス X SixTONESがもう爆モテすぎて、センステから歩いているだけで最強。誰も近寄れねえ…()

ストンズライブでは鉄板のじゃぴな。

一万五千人の”じゅりじゅりじゅりじゅり”が聞きたかったなぁという気もしますが、直後が樹ラップなので、ここは6人の楽しそうな様子が見れるカメラワークの部分にしたのかな?

ぴょんぴょんしてる慎太郎がめちゃくちゃ楽しそう。あと最後の方の大我によるダブル・ピルエットが美しすぎる。さすが皇太子殿下。


で、樹ラップですよもう天才かな。

”SHOWロンPOW”というふざけた(褒めてる)タイトルとは相反して(褒めてる)、ゴリゴリにかっこ良い上に、かなりヒップホップそのものの精神に忠実な曲。ジャニオタとしては、特注の治安の悪い(褒めてる)櫓の柵に足かけて高速ラップかます、爆モテのアゲアゲのゴリゴリの姿でお腹いっぱいなんですが…

ヒップホップ&日本語ラップ愛する人間としてはこれ以上にいろいろと感想があるので、また次のブログで書こうと思います。一言で言うと、樹ラップマジで良い。好きだ()

全スト担が震撼したSixTONESオリ曲リミックスですよ。まず、このリミックスの構成が天才的かつスムースな上に、この変則的なメドレーを歌いこなせるストンズがすごい。マジでかっこいい。特にジャポニカのトラックで「この星」歌うジェシーパートが震えます。きょものハイトーンもすごい。あと赤い照明がかっこいい。


あめーじぃーん!!!!

樹の骨盤にも神様が住んでいる模様。ちょ、その腰、可動域広すぎ。

北斗のソロあめーじぃんは…はい。百万回リピ案件ですね。もはや芸術の域ではないか。


あと「あめーじぃん」の瞬間にカメラに抜かれた高地優吾!!!
ついに最終兵器が覚醒したぞ!!!

なんという凛々しい顔立ち!

目線!

指先まで意識された色気!


ひれ伏すしかないっす。

その次の「愛が欲しけりゃ」からはいつもの笑顔アタックにハートマークも作ってくれて…もうなんか…高地くん素晴らしいよ最高だよ。


そして北じぇバックハグ!!!!

あめーじんにはいつもしんどいが詰め込まれてる。強い。



そして…


そして…

本編最後の曲「Beautiful Life」。



涙腺大決壊


私は現場ではわからなかったんだけど、北斗くん結構うるうるきてたんだね…

しっかりもらい泣きしました。


「ペンライトを一斉に赤にして」っていう無茶振りにしっかり応えるスト担の団結力が見れたのも嬉しい。

その”しっかり応えぶり”に、思わず笑っちゃう無茶振り張本人・田中樹の声も聞けて感無量。


あと「優しく笑う」で高地優吾を抜いたカメラマンは大天才。



アンコールでは凄まじいファンサっぷりが見れて嬉しい。北斗君二回くらいなんか叫んでたなぁどんなリクエストに応えてたんだろ…

「時刻んで」のきょもほく案件はね。もうね。わかってるよね。ストンズが編集に加わってるとしたら田中樹の仕業だな十中八九。シャンプーがいくつあっても足りぬ。

俺たちがストーンズ!も、ズドン!も、みんなの声量がすごくてまた感動。



いやぁ、良いコンサートだったなぁ。




てな訳で。


正直オタクとしては『最高』以外の感想が見当たらないんですが…



円盤化を願いつつ、局動画&YouTube動画のシステムに感謝したいです。






最後にちょっとだけ全体的に見てて気づいたことを。


動画になると、完全生歌の部分、録音と生歌を被せてる部分、あと完全録音でダンスに集中してる部分、の違いが歴然としちゃうんですね。別にどれがいいとか、誰がいつどうだったか、っていう良し悪しの問題ではなく。今まで意識したことなかったけど。他ユニットの局動画もだいたいそう。

DVD化されてるデビュー組のコンサート映像でもこういう違和感を感じたことはあまりないので…あちらは商品化の時に音のミックスをちゃんといじって違いを分かりづらくしてるんでしょうね。局動画だからしょうがないか…

現場ではどこが生で被せか全然気づかなかったので、むしろ新鮮な気づきって感じでした



あと、デビューしたて&デビュー間際のジャニーズユニットあるあるで、格差売りっていうのがあるけど…局動画見てて、最近のSixTONESは「良い塩梅の格差売り」をしてるなあと思いました。


私的な塩梅の良い格差は、「京ジェがセンターになることが微妙に多い」とか、「歌の聴かせどころを京ジェに任せることが多い」っていう感じ。目立つ二人だし、覚えやすい二人だし、信頼と実績の歌唱力だし。

これがやりすぎな格差になると、歌割・カメラワークがものすごく不平等、衣装が全然違う、前列後列の固定ポジション、グループ写真のサイズが全然違う…みたいなことに。これはスト担も本人も望んで無いかなあと思うので、今の塩梅で売れていってほしいなあ()と思います。



結論:SixTONESは売れるぞ!


改めて、デビューへの確信は増すばかりです。

SixTONESのJr祭り局動画が素晴らしかった件1

いや!もう!マジで!天才かっ!

結局、祭りの現場レポを書きそびれてしまったので。局動画の感想を。勢いに任せて書きます。

〜開幕〜

イグアナぁぁ!
会いたかったよ!

いや本当に現場ではびっくりして、一瞬スクリーンに何が映ってるんだかわからなかったイグアナ。実際はちょっと大きめのイグアナのフィギュアだと思うんだけど、カメラワークで巨大に見せる上に、地味にひょこひょこ動いているというこだわり。スタッフさんありがとう

ちゃんとジャングルらしさを演出して、いざ、Jungle

バァァァァウウンs!

ここからしばらく、YouTube動画で何百回と見た"Jungle"。カメラワークとか一緒だけど…改めて…いやぁ最強にかっこいい新曲だわ…

一つ言わせてくれ。


松村北斗しゃがむところに色気あり


以上です。



もちろんYouTubeの動画も貼りますよ〜
www.youtube.com


この動画が突如ドロップされて、
TLが騒然となってから
早一ヶ月以上。

待ち焦がれた局動画ですよ。

何が嬉しいって、
つべ動画の部分が終わったあと、
28分も動画が続くんですよ奥さん!


ジェ:「イェアイェアイェア…
Ladies and gentlemen…
We are SixTONES...」
『さわげよぉぉ!』
これに映像がつく喜び!!!

さわぐよぉぉぉ!!!

本格的に始まる局動画

ここからは部分的に気になったポイントをば。


あああ大我のウィンク激写!!!
カメラGJ!

ただ歌いながらセンステまで歩いていくだけなのにこの6人の強さはどういうことなのだ。相対性理論もびっくりの強さ(意味不明)


慎『EVERYBODY CLAP!!!(男)』
いやまって慎太郎が英語で煽るのしんどい!声がものすごく野太くて()男でしんどい!ショタ慎ちゃんから(何度でもいう)のモリのくまさんまでの成長度合いマジでしんどい!

いやマジでビクレの煽りが全体的にオラオラすぎてしんどい。

あとサビのダンスが比較的揃っててかっこいい。うちの子たちやればできる!(失礼)

ビクレかららいおんハートのギャップと緩急が素晴らしい。

みんなの声から優しさと愛とマイナスイオン

かーらーのー!



バァアァウンs!(二回目)



そうか二回目はマイクもって歌ってたのか。


しかし二回目の動物の歌詞()なかなかシュールで良いですね。

何食わぬ顔のハリネズミ」と、「のっそりと動き出したベア」が一番しんどいですね。のっそりwww 修飾語(副詞だったっけ?)が実に趣深いですね。


そのしんどさを凌駕する「おぉぅ…いぇあ」もありますけどね直後に。


そのしんどさを凌駕する着替えのためそそくさと退場する高地優吾くんっていう見所もありますけどね局動画には。ええ。とても可愛いです。『そそくさそそくさ』という効果音が聞こえてくる可愛い退場っぷりです。(*聞こえません)


それでスト5が檻を蹴り破る演出は何度見てもバリかっこいいっすね。


中盤その1

いやもう高地優吾さまあなたって方は本当に。

最年長の100%笑顔に、周りでぴょこぴょこするスト5の可愛さに、全スト担が世界平和を肌で感じたソロコーナー:「旅は続くよ」

短めのレッドカーペット敷いて紙吹雪かけてあげる()ゆごジェ案件があれば、センステ周りで文字通り「ぴょこぴょこ」するきょもほく確信犯案件があれば、しんじゅりもぴょこぴょこしだすし…


もうなんなの。パラダイスなの。
ディズニーランドを超越する夢と魔法の王国を、横アリのあの数分間に見出したことを思い出しました。ここは100万回くらいリピート決定です。


ジャポニカ=美

桜吹雪が想像以上に舞い散ってて本当に美しすぎました。布のところは今回はカットだったけど、少年たちダイジェストで見れるからなんとか大丈夫です。

「何が起こるかはわからないなんてさ」の松村北斗の色気。松村北斗しゃがむところに色気あり」(二回目)。

あと最近高地くんが笑顔からのキメ顔を瞬時に切り替えることでオタクの心をかき乱す技を本格的に会得されたようですね。最高っす実にしんどいです。


\\\ブレイッ!ソウッ!///

何食わぬ顔で()鉄棒をぐるぐるやる北樹のカメラワークがめちゃくちゃ強いです。

ここは正直もうちょっとだけ見たかった!天女の舞のようなきょものダンスから、棒術に太鼓にギターに剣舞(だったっけ)みたいな、ネオ和の世界観がすごく美しい&かっこよくて、最後の剣さばきと一緒にジャポの布が落ちる演出も天才的だったのに!!!まるまるカットで残念!

円盤化はよ←

念願の横アリ「茜空」

作詞:京本大我
作曲:手越祐也

これがスクリーンに出た時(はカットでしたが)の大歓声が忘れられない。

局動画で再び聞けて感動です。

大きい会場でのびのびと歌う京本くんの美声と晴れやかな笑顔。そしてイヤホンで聞くとコーラスで参加されてる手越くんのお声もちゃんと聞こえて、感動します。本当に素晴らしい曲提供ありがとうございました。

「歌うまい」にとどまらず、その先で聴く人の心を震わせて感動させる力が、京本くんの声にはあると思います。


心を震わせるといえばもうお一方。


松村北斗ソロ「あやめ
元は加藤シゲアキ氏のソロ曲。

いやマジで加藤先生に見ていただきたい!できればフルで見ていただきたい!

少クラプレミアムの映像を見させていただいたんですが、大先生の解釈と北斗くんの解釈の共通点とか違いを見つけて…趣深さを感じました。

ちょっと北斗担としてはもう感無量というか…松村北斗の「表現者」としてのパフォーマンスを目の当たりにして…鳥肌が立ちました。あの一回のために遅くまでリハ室に残って自主稽古を重ねたとか。北斗くんの表現する「あやめ」の世界。苦悩と葛藤とそれでも生きていく”愛”と”力”みたいなものを感じました。


これもまぁ、曲の後半でスト4(きょも以外)が出てきたところからも見たかったなぁ。っていうかソロナンバーは全部フルで見たい…円盤化はよ()


もうおなじみのファンサ曲となったこの星のHIKARIを経て…


はだかんぼー」ですよ。


腰!腰!腰!

…感想は以上になります。


いやもうほんとに。

特に松村北斗氏の腰の可動域が広すぎる件。
骨盤に神様が住んでるのか。

松村北斗しゃがむところに色気あり(三回目)


あと、曲調がめちゃんこ好みなので、素敵な曲に出会えて嬉しいです。


LOVE JUICEはね…


感想を控えさせていただこうかと思いm…


ちょっとさすがにこれは語彙力が追いつかない。


ストンズの英語フェチとしては、Batteryに続き歌詞が全英語の曲にどんどん挑戦してくれるストンズが本当に嬉しいんですが…もうちょっと目から入ってくる情報が衝撃的すぎて英語とかどうとか言ってらんなかったっす。

照明を使った演出が神です。


とりあえず一千万回はリピートしそうです。


で、MC。


はいみんなの大好きなきょもほく案件!

事務所公認の不仲とはいえ…事務所が需要わかりすぎてて…w

ありがとうございます

面白かったMCのほんの一部だけど、ストンズのとっちらかった面白さと樹のツッコミ+トーク回し力が一番凝縮されてる部分が切り取られてて嬉しいです。

いや待てすでに5000字超えちゃったのか(笑)

続きます。

SKY-HIの新アルバム「ベストカタリスト」をミスってはいけない5つの理由

例の体験記がまだ終わっていないのですが…
いろいろな界隈がいろいろと忙しい!

そうこう言っているうちに…



ベストカタリスト
3月21日!
発売しました!
(過去形)



SKY-HIの勢いが止まらない。
いやまじで目が離せない。
うれしい悲鳴。

メジャーデビュー以前から、SKY-HIは様々なラッパーやミュージシャンの作品に客演してきたわけですが…「ベストカタリスト」は、そんな過去のコラボレーション作品がまとまったベストアルバムとなってます。

「あ、なんだ既存曲まとめただけのベストアルバムか…」


そう思ったそこのあなた!
朗報です!

なんと新たに、THE SUPER FLYERS(SKY-HIのバンドメンバー)や、ぼくのりりっくのぼうよみ、尾崎裕哉くん他、豪華アーティストと製作した新曲を3曲収録!!!

さらにDVD版にはファンに「伝説」と言わせたものすごいライブの映像(語彙力)もつけちゃったという…

超大盤振る舞いなコラボベストアルバムなのです!


注)これはテンションが上がっている、いちファンによるステマ記事、に見せかけた書きなぐりです。しかも、下書きを書いている現在まだCDはワタクシの手元にありません(おい)。(小生、海外住みなもので…週末までお預けなのです。)

でも…書きたい!という衝動と熱量に任せて書きます。「音楽」の奥深さに気づいてから半年くらいしか経ってないにわかですが…すみません。

1:収録曲の幅がすごい

とりあえず、ちょっと収録曲を見てくださいよ。

01. SKY-HI / One Night Boogie feat. THE SUPER FLYERS
02. SKY-HI / 何様 feat. ぼくのりりっくのぼうよみ
03. SKY-HI / ハリアッ! -Fast Fly Ver.- feat. 尾崎裕哉 & KERENMI
04. MIYAVI vs SKY-HI / Gemstone
05. SKY-HI×SALU / RAPSTA
06. tofubeats / Fresh Salad feat. SKY-HI
07. SKY-HI / Walking on Water Remix feat. Lick-G & RAU DEF
08. KEN THE 390 / Turn Up feat. T-PABLOW,SKY-HI
09. DJ 松永 / 知らなくていい feat. SKY-HI
10. SONPUB / Jack The Ripper feat. SKY-HI
11. KEITA / Slide 'n' Step -Extended Mix-feat. SKY-HI
12. SPICY CHOCOLATE / Last Forever feat. 加藤ミリヤ& SKY-HI
13. BRIGHT / BAD GIRL!! feat. SKY-HI
14. FIRE HORNS / VERY BERRY FEAT. SKY-HI
15. Czecho No Republic × SKY-HI / タイムトラベリング
16. DJ SAAT / “TRIBE” feat. SKY-HI, SIMON, Staxx T, JP THE WAVY & DABO
17. 小室哲哉 / Every feat. SKY-HI & K-C-O
18. DJ Deckstream / Far East Movement feat. RINO LATINA II & SKY-HI
19. サイプレス上野とロベルト吉野 / メリゴ feat. SKY-HI

ベストカタリスト -Collaboration Best Album-【初回生産限定盤】【mu-moショップ限定盤】(CD+Blu-ray+スマプラ)|mu-moショップ


ヒップホップも、Jポップも、ファンクも、ダンスミュージックも…超爽やかな曲から、ゴリゴリヒップホップ、はたまた色気たっぷりなナンバーも。

守備範囲広すぎてやばい

メジャーデビュー前の若手時代から、

フットワークの軽さ、
仕事の早さ、
人脈の広さ

には定評があったらしいSKY-HI。
(あと睡眠時間の短さも)

だからこそ実現したこのラインナップ。

さらに…SKY-HIのツイート曰く、収録曲のセレクションは「小室さん、Deckstream、BRIGHTともう二度と作品が出ない人達とのコラボ、直近の作品、と選んでいっ」たそう。*1この部分、胸がギューンとしめつけられる感じもするけれど…だからこそ過去の楽曲に改めて光をあてるこの企画の良さを感じます。


そりゃね、9割方の曲はストリーミングで聴けますよ。

だから私も収録曲の内容を知っているわけで。


でも、
一枚の円盤から、
この曲順で聴く。


この要素への価値があると思うのです。SKY-HIの、日本の音楽界の歴史が垣間見えるラインナップです。

2:特典DVDがバリアツい

2017年12月12日に豊洲pitで行われたライブハウスツアーファイナルの様子が収録されているのですがね。
www.youtube.com
このトレーラーだけでもめちゃくちゃあついでしょ!

錚々たるラッパー勢(SALU, JP THE WAVY, RAU DEF, KEN THE 390 ,TARO SOUL , T-Pablow , サイプレス上野)がゲスト出演。もはやヒップホップフェスだよねラインナップが。さらに当日はSKY-HIの誕生日というのも加わった、伝説のライブです。

SKY-HIをきっかけにヒップホップに興味を持った私みたいなリスナーには最高の映像だと思う。それにこの映像自体、HIPHOPの世界への入り口になれそうな気がする。

「君はヒップホップを聞かない」的な、彼女に自分の趣味をわかってもらえないヘッズの方におすすめしたいマジで。(暴言)

あと…

私みたいなにわかが言うのもなんですが…「avex」が「このメンツのこのライブ」を円盤化するってすごいことな気が…SKY-HI歴史動かしてない?

3:「One Night Boogie」のここがすごい

さぁここからは新曲についてとことん語りストしますよ!

www.youtube.com

SKY-HIのマイケルジャクソンやジェームスブラウンに対するリスペクトを感じることが出来るFunkyでSexyな唄 & RAPと自身のバンドTHE SUPER FLYERSのゴージャスかつパワフルな演奏が融合した、SKY-HIの新たな進化を感じることが出来る新境地ともいえるFUNK TUNE。

MUSIC | SKY-HI

  • マイケルものまねとリスペクトがすごい

I think you wanna rock!!!の部分。最初サンプリングだと思ってたんだけど日高さんの声だと知りひっくり返った。

元ネタはこれだそうです。↓
(0:20〜)
www.youtube.com

聴いて聴いてボクこんなに高い音もかっこよく出せるんだお」と言わんばかりに、高音続きのこの曲を歌うSKY-HIの気持ち良さそうな声よ。なんだよあのファルセット!あんな声出るようになるなんて聞いてないよ!去年の初夏にファンになってからまだ日は浅いけど、そんな私でもわかる凄まじいスキルアップぶり。すげえ。

  • SFの演奏と相乗効果

一人一人、一つ一つの楽器に見せ場と役割があって、どれも無駄にされてない。この曲の構成を作り上げられるSKY-HIも、彼の脳内のイメージをしっかり形にするSUPER FLYERSの演奏もすごい。ライブそのままの迫力。踊るなと言われた方が無理。豊洲でのライブをつなぎ合わせたMVもなかなかです。

  • サビ後半のホーンズセクションのハーモニーがマジでツボ

あの和音本当に好きなんですけど!あの、ジャズとかで聴きそうな和音じゃないですかあれ(違ったらすみません)。初めて聞いたとき、あそこで「ズッキューン」ってなった。忘れられない。


4:「何様」のここがすごい

この曲ですよ…
これね…


↑が私の第一印象なわけですが…

とりあえず聴いてみてください。

www.youtube.com

インパクト強いでしょ!MV意味深すぎて5回くらい見たくなるでしょ!

私は20回は軽く見たけどな!←

SKY-HIがトラックプロデュースを手掛け、アレンジとMIXを橘慶太(w-inds.)が行った不穏な空気を醸し出すDOPEなトラックと、同調圧力による社会的排除が散見される世の風潮に疑問を投げかけるLyricをスキルフルに高速でスピットするSKY-HIのRAPと、人の意思を超越した存在の言葉としてぼくのりりっくのぼうよみが創りあげた造語によるサビが一体化した問題作。

MUSIC | SKY-HI

  • ラップがすごい

ラップがすごいって…ざっくりしすぎなんですけども…フローもリリックの内容もめちゃくちゃにかっこいいと思うのです。前半は三連符を多く使ったUSマナーを踏襲したフロー(…だそうです)で、後半からはおなじみの怒涛の高速ラップ。

で、リリックの内容ね。

これに関してはね…

今度じっくり語りたい。
(説明放棄)

いや、だってさ!
これだけで一万字行きそうなんだもん!

スタンスに共感するところ、気づきをくれるところがいっぱいある。ダブルミーニング、言葉遊び、韻、の面白さもふんだんある。さらに社会風刺的な部分もガツンとくる。とにかく、頭と心に訴えかける言葉たちだから、じっくり聴いてほしい。ファストラップなんだけど聞き取りやすいのはSKY-HIのスキルがあってこそなので。

それでもやっぱ、CDが手元に届いたらじっくりと歌詞を読みたいなぁ。

  • ぼくりりの使い方がすごい

シンガーとしてフィーチャリングしているぼくりりくん。サビを担当しているのですが…ここの中毒性がやばい。ぼくりり!って感じ()。

しかも、歌詞が日本語じゃない。
ぼくりりくんの造語なんですよ。


さらにね、もっと天才的なのが。

この造語を解読するためのヒントが、
CDのブックレットについてくるという!!!

なにその天才的な販促キャンペーン!

CDが売れないこんな時代に、こんなに鮮やかで音楽に忠実なマーケティング戦略ってありました?「会いに行きたい」みたいなミーハー心ではなく、「もっと知りたい」「もっと深く楽しみたい」とゆーリスナーの知的好奇心を煽るやつ。

(他のアーティストさんの例をあまり知らないのですが、もし他に天才的なケーススタディーがあったらぜひ教えてください。)

  • MVがどこまでも深読みできてすごい

#ベスト深読みスト というタグを勝手に作りまして…

いろいろと勝手に深読みしちゃいました。


だって意味深なものが登場しまくるんだもん!

どうしてガンツ玉が出てくるの?
どうしてもが先生は化学の先生なの?
もが先生と抱き合っている謎の男教師は誰?
SKY-HI演じる用務員さん(清掃員?)は何者?
鯉のぼりにはなんの意味があるの?
どうして眼帯をしているの?
迷路は?QRコードなの?
謎の文字の意味は?


答えが出ているものもあるし、
出てないものもある。

答えがそもそもないものもある。

とにかく知的好奇心が刺激されまくりました。タグ使ってお付き合いいただいた深読み仲間さん、ありがとうございます。

  • 音が好みすぎる

いろんな音がする。すんごいかっこいい。良い音質で聴いてほしいからイヤホン推奨だしSpotifyプレミアム推奨だしぶっちゃけ円盤から聴いてほしいっす…ポップばっかり聴いていた半年前の自分が聴いたらカルチャーショックで三日間くらい寝込みそう(表現おい)。

で、配信当日にSKY-HIがこんなコト言うわけですよ。

凄腕のエンジニアさん、一体誰なんだと思うじゃないですか。

  • 凄腕エンジニアの正体がすごい

びっくらこいた。

橘慶太(w-inds.)がMIX & ARRANGE (≈エンジニア)として参加するという超異次元の世界。

さらにこの2人、そしてぼくりりくんも事務所が違うそうで…実現までにかかった政治力がすごいんだなあと、気付かされました。

で、

これは、次のハリアッにも、
このアルバム全体にも言えるコトなんだけど…


改めてSKY-HIって人の使い方がうまいなぁと。


あ、「使い方」っていうと語弊が生まれちゃうかもしれないなぁ…決して「こき使う」みたいな意味じゃなくて、自分の作品において、自分の才能と他の才能が相乗効果を生むように、適材適所にマッチングしていく、プロデューサーとしての才能がすごいなぁと思います。余談ですが、SKY-HIがメジャーデビュー前に立ち上げたBULLMOOSEっていうレーベルがありまして。これをまだ残しているっていうのが、10年後くらいに生かされてくるかもしれないなぁと勝手にワクワクしてます。


5:「ハリアッ」のここがすごい


ポジティヴなメッセージが詰め込まれた軽快なSKY-HIのRAPと、尾崎裕哉の爽やかな唄声がトラックメーカーKERENMIによる疾走感溢れるドラムンベーストラックと融合したPOP TUNE。

MUSIC | SKY-HI


短い青春を生き急ぐように、ひとりの少年が自転車で坂道を上って下っていく…とゆー情景を思い浮かべる曲です。尾崎くんの声は澄み切った青空と追い風の歌声。SKY-HIのラップは、「少年」の横を一緒に走ってくれるイメージだなぁ。

  • 尾崎裕哉君の声が本当に素晴らしい

あの声を聴いた瞬間、脳内に澄み切った青空が広がる。なんなのあの浄化作用!?尾崎くんと尾崎くんのハーモニーも美しすぎる。やはり歌声の適材適所感がすごい。SKY-HIも尾崎くんもすごい。

  • こちらのトラックも気持ちいい

KERENMIさんという新進気鋭のトラックメーカーさんだそうです。キーボードの優雅な感じがすごい好きです。ただ急かして飛ばしていくだけではない奥行きを作っている気がします。ここの和音も好きすぎます。

この夏休み、コード理論をかじりたいなぁ…ぜひこの曲のコードの秘密を知りたい…

  • 何様からの流れが気持ち良い

ともすると、「何様」の社会への苛立ちと「ハリアッ」のポジティブなイメージって、矛盾してしまう可能性だってあると思うんです。でも、そうじゃなくて、「何様」を前提として、その暗闇から「Wake up!」と目覚めさせてくれて、続く過去のコラボ曲につなげてくれるのが「ハリアッ」に託された役割の一つな気がします。

パーカッション+フック(って言うんでしたっけあーいうの)で構成されたイントロで、「何様」の世界から「ハリアッ」へと架け橋を渡るイメージを感じました。

最初のSKY-HIバースで、「一瞬先は真っ暗闇な世界」のとこだけ歌い方とミックス変えてると思うのだけど…あのエコーがかった、ハスキーでメロディアスな感じが、一瞬だけ「何様」の雰囲気を彷彿とさせる気がするんですね。「何様」で表現された息苦しい世の中、は、あるけれども、前向きに走り続けようよと

  • 色んなSKY-HIを感じられる

こんなチャラいSKY-HIの声を聴いたの久しぶりなんじゃ…昔のSKY-HIのスタイルを彷彿とさせる瞬間があると言っている先輩FLYERSさんがいて、あ、それ確かに〜!と。これもやはり、今のSKY-HIの声から、その後にくる過去コラボ曲への架け橋でもあるのかなぁ。個人的なイメージだけど。


個人的には「たまにOh アップアップ」の息が混ざった発声と、「もう限界?っておいふざけんな」っていうとこの「ふざけんな」に一瞬しゃべり口調が入るところがめっちゃ好きです。声色を鮮やかに変えていくスキル、本当すごい。あと「時にSlow Down〜」でテンポ落としてから、徐々にあげていってハキハキした高速ラップまで持っていくまでの、緩急も気持ちいいです。

要は、好きです。
めっちゃ好きですこの曲。


ってなわけで。

新曲三曲。

SKY-HIの

過去、
現在、
未来を

感じさせる曲たち。

本当に大好きです。


正直この新曲3つで元取れるのに、選りすぐりの客演曲と伝説のライブ映像まで付いてくるとか
実質タダじゃん←



「ベストカタリスト」
発売しました!
(過去形)

パフパフ!


SKY-HIも言っていたけど、とりあえず騙されたと思って聴いてください。とりあえず新曲はSpotifyとかiTunesでも聴けます。過去のコラボ曲は、SKY-HIサイドからは円盤発売のみなので、ぜひ。そりゃ個別にはストリーミング配信されているものも多いけど。さっきも言ったようにこの企画自体に意義があるかなぁと思います。あと、一緒にぼくりりの造語を解読しましょう!SNS上ではネタバレ厳禁なのでよろしくです。)

CDJ17-18今更備忘録

注:初心者音楽ファンのブログです。
知ったかぶり要素満載かもしれませんがご容赦ください。

初めてのフェスとなったロッキンから半年。
冬もまた、アラフィー父とCDJへ。

良い音楽とともに過ごす、良い年末でした。



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ってなわけで。今更備忘録。

12時ちょうどくらいに幕張に着いて、
メイン会場に着いたのが12時20分くらいだったかな。

一瞬だけEARTHに寄って欅坂を遠巻きに眺めて満足する。

んで父の直感に従ってamazarashiへ。

泥だらけの青空:amazarashi

予備知識ほぼゼロ。

はじめましてながら、すごく感動しました。

顔出しNGというのも
後で知ったんだけど…

前に紗幕を下ろして映像を流してる、
まずこの時点でかっこいい。

フェス、という周りの賑やかな雰囲気からは
ちょっと違うものを感じました。

ボーカルの秋田ひろむさん(後で名前を知る)の独特の歌い方も好きだなぁ。血が通っている。なんか、さだまさしさんを彷彿とさせるの()。さだまさしが平成の世にロックキッズになっていたらこうなるのかしらん。

最後から2曲目、空に歌えば。初めて聞いた状態でも「どうやらこれが一番有名な曲っぽいな」とわかるキャッチーさ。そして「アニソンっぽいなぁ」と思ったらやっぱりそうなのね。ここでも映像がかっこいい。泥だらけの姿で青空を眺めるような、そんな気分になった。

最後は、「命にふさわしい」。途中で独白が入る。現実から目を背けず、ネガティブを受け入れ、”それでも生きている”ことの崇高さを祝う…

この感じ、知ってるぞ()

なんか、精神と熱量がSKY-HIに通じるものがあるなぁと思った。ただ、ジャンルが変わってアーティストが変わると、表現の仕方はこうも変わるんだなぁ、とも。

これをただ応援歌とか、コンシャスというのもなんだけど…やっぱそういう意識で音楽を届けてくれるのって、いいなぁ。

しょっぱなからガツンとくるパフォーマンスで、空に歌えばを歌いながら一旦COSMOSを後に。お昼は窯焼きナポリピザピッツァ、を食べました。奥にちゃんと窯があって「ガチで焼いてるんだね〜」って言ったら中のおっちゃんが「ガチで焼いてます!」って返してきて笑った。そうね音楽も食もガチだね。

カルチャーショック〜SHANK

結果的にCOSMOSステージ三連チャン。

ガツガツしたエネルギーが感じられるパンクバンド。
スリーピースとは思えない音圧。

父がすごいエンジョイしてて、ずんずん前のブロックへと進撃してました。アラフィー、音楽のことになると元気だね。私は真ん中の端っこで軽く跳ねてました。

歌詞は全然聞き取れなかったけど(ごめんなさい)、フィーリングで伝わってくる感覚に軽くカルチャーショックを受ける。

あと、ダイブやってる人初めて見た…

しかも私は端にいたから、連行されて黒い幕の裏に消えていく様子がしっかりと…(笑)ボーカルの方もそれを咎めるでもなく「中途半端にやって失敗するより、堂々とダイブやって連れてかれるほうがかっこいいよな」(ニュアンス)的なこと言っててさらにカルチャーショック(笑)…”モラル”って”一つ”じゃないねぇ…

このフィールドにおいては、これも含めて”彼らの音楽”なのだなぁと思いました。

普段聴くタイプの音楽じゃなくても、
フェスの雰囲気に飲み込まれるとすごい楽しい。
音楽の異文化交流でした。

密度と熱量が勝利した瞬間〜SKY-HI

センパイと一緒に、前から二番目のブロックの、柵の後ろという好位置にスタンバイ。

リハ中に途切れ途切れに流れてきたのが…Seaside Boundのトラック。反射的にすごい声が出た。はい、ネタバレありがとうございまーす!(笑)念願のシーサイドが聞けそう、ってことでテンション上がりまくり。

んで、ユホ&カヨコンビがサウンドチェックしてたらSKY-HIが声だけフライング出演。元気&可愛い。

SKY-HIのフェス名物の全力サウンドチェックは「逆転ファンファーレ」。キレッキレで、本番そのままの熱量でエンターテインしてくれました。高らかで華々しいファンファーレに、ドキッとするようなスパイスが効いたリリックが最高。白いダウンジャケットきてた。あったかくしてね

↑同日に出演の日本語ラップ界のレジェンド、KICK THE CAN CREWのマルシェっていうヒット曲の…サンプリングというか小ネタというか(笑)ちゃんと先輩へのリスペクトを忘れない日高くん最高っす。

で、ちょっと待ったらすぐに本番が始まります。

1:愛ブルーム
これ、ライブでやると華があるし本当に楽しい!”ストップ”とか”ヘーイ”のとことか、能動的に音楽を楽しめる感じが好きだなぁ。とにかく横にいるセンパイの手の動きがキレキレでかっこよかった(笑)SKY-HIは一曲目からガッツリ空間を自分のものにしていた。

2:Seaside Bound

実は初めて生で聴いたんだよぉ!
念願だったよぉ!半年かかった(泣)
ロッキンでも香港でもやらなかったシーサイドッ!

しかしまぁ、
ネタバレもあったとはいえ、
二曲目に来るとは思わなんだ!笑

イントロ始まった瞬間、照明に照らされて拳を突き上げてるSKY-HIめっちゃくちゃかっこよかった。神々しさと、二曲目にきたことにびっくりしすぎて、「おっおーっおーっおっおー」二小節くらい出遅れた…

SKY-HIも耳に手を当てて、私たちの声をちゃんと聞こうとしてくれた。最初片手上げてたけどインストが高まってから両手〜「俺たちの好きな音楽はこれダァァァァ!」っていう一体感。そのドラマチックさとエモさ!!!

「知らないやつも知ったふりしろぉぉおい!」
アツい。キャッチーだからみんなすぐ覚えられたかな。

二曲目にして会場を席巻してました。

スマイルドロップ

よくよく考えるとダンサーズがちゃんと踊ってたのこれだけじゃないかという(笑)
間奏の振りが好きです。ロッキンで”この際風に身を任せてくのも〜”ってとこ歌詞が怪しかったけど、今回は完璧だった。

カミツレ

本当に大事な曲。
フェスで、一緒に(口パクで)歌ってると、
また歌詞の良さを噛み締められてじわり。

じゃんけんし損ねた。
っていうか何だしてたかわからんかった。

Double Down

イントロからゾクゾクしてくる。
ドゥールッドゥードゥルッドゥードゥルッドゥー
音源流しながら、少しだけMC。

カウントダウンのために作った曲。
一年経って、自信満々にもう一回。

”Play "のとこはちゃんと練習もしたよ。ここの教え方がうまいんだなぁ。サビではめちゃくちゃ飛び跳ねてました。楽しい。

とことんラップメドレー

せっかくきたんだ、ここで、俺の一番の強みを見せずに帰るのは勿体ないだろおっ!」と吠えて始まったラップメドレー。

短い時間ながら、
圧倒的スキルでねじふせる。
本当に、ジェットコースターのよう。
フェスでこれをかましてくるの、かっこいい。

Turn Upをフルバースキックしてくれたの最高!
センパイと私は天を仰ぎ手を合わせて390に心から感謝した。
音源はEminemのとマッシュアップだったらしい。

ナナイロホリデー

いつもの「俺頑張りました」からの拍手が起きて「おいそんなのやめろよほら(手で煽る)」っていう”謙遜かと思いきやドヤ芸”、ここのMCで披露されたんだっけか。かわいい。あと、「本当だったらこの後もう一曲くらいとことんラップの曲やって、それでこの曲なんだけどなぁ…30分しかねえんだごめんな」って悔しそうに言ってた。来年は、40分…来いっ!

この曲の根幹を支える「夢を超える現実論」も、
しっかりと話してました。

これだけしっかり喋ってて、
それでこの曲数…

ホントに鬼セトリ

時間の都合でとっても短いバージョンだったけど、
やっぱ最後は大団円で締めなきゃね。
幸福感に満たされてました。

結局、自分の位置からはお客さんの人数が把握しづらかったんだけど…最後の方、ホントにたくさん人が集まっていたようで。タクさんによれば、入場制限寸前だったとか。ファンとしても、SKY-HIがフェスで勝ち進んでいく場に立ち会えて誇らしいです。

これがロックの女王か!〜miwa

SKY-HI直後の余韻に浸りながら、せっかくだしってことで一部だけ遠目に見ておりました。想像以上にかわいい&声のキーが高い。女王というか姫というか。全体的な清涼感に、屋内だけど青空が見える気がした。

余談:途中でアースステージ横のお手洗いに行ったんだけど、miwaのバラード(しかも生歌)が流れてくるお手洗いってすごい世界観だなぁと思ってしまった(笑)。

日本語ラップが天下をとった時代〜KICK THE CAN CREW

深緑の衣装が意外だった。似合ってる。

V6ファンだからか、おじさんのわちゃわちゃした掛け合いを見るとキュンとしちゃうんだよねぇ…
どうもミーハーです。(開き直り)

1曲目は「1000%」。この曲ものすごいエモくないですか?2000年代前半のキック全盛期は見てないけど、見てない私でこんなにエモく感じるんだから、リアルタイム世代の皆様には相当効くエモさなんだろうなぁと勝手に想像してます。違ったらすみません。「あーあーあーあーーあああーあーあーあー」みたいなコーラスの旋律が、3人の「復活」を讃える、あの感じ。その上に「経て、からの、ここ」はエモいだろ!

さて。この次は父目当てのスキマに向かう予定だったのでキックは二曲くらいしか聞けない状況。SKY-HIがキックネタかました後で、「元ネタのマルシェはどうしても聞きたい!頼むから序盤にマルシェやってくれ!」って天に願ってたから、ちゃんと叶って嬉しかった。ウン万人が「上がってーる!」てやるのすごい風景だね。アースステージで日本語ラップを堂々とかますパイオニア達がめちゃくちゃかっこよかったです。

国民的ヒットメーカーになるというコト〜スキマスイッチ

例により父が前へ前へと攻めていこうとするので(笑)、ちゃんとサウンドチェックから待機してたんだけど…そりゃそうだよなサウンドチェックって普通こうだよな…ってなった。つかスキマのお二人は登場しない状態でやってたし!

本番が始まっても、大御所の余裕というか、安定感を全体的に感じる内容でした。SKY-HIの熱量に慣れてるから、「あ、そうだよな普通は曲と曲の間にスキマ作るよな〜」とも思った。(笑)

MCで「今日初めてスキマスイッチ見るよ〜って人…(わらわらわら)いつも想像以上に多くてびっくりしてます」って言ってたの面白かった。「せっかくだからスキマ見に行こうか」勢が大半を占めているようだった。ってなわけで「奏」のイントロが始まった瞬間と、最後の最後に「全力少年」がきた瞬間の盛り上がりが半端ない。国民的ヒットを作るってこういうことなのかなぁと思った。

”揺れる”楽しさNo.1〜PUNPEE

スガさんを見に行った父と、ここで一旦分離。

P様は外せねえよっ!!!

想像通り、
いや、想像以上に、かっこよかった。

SKY-HIとは真逆のベクトルでのかっこよさ。

フェスの大舞台で、
あんな自然体で、飄々と、
完璧なパフォーマンスしちゃうなんて...

だってフェスのオーディエンスに加山雄三シンガロングさせる人なんてP様以外にいねえよ!?あの瞬間のMOON STAGEの、「この会場で俺たちが一番DOPEでSWAGしてる」感がすごかった(語彙力)

SKY-HIとチェコはもはや別格として、
この1日から私的ベストアクトを選ぶとしたらPUNPEEです。
残念ながら全部見られなかったけど…泣

とにもかくにも。
ベストです。

ビートジャックもやばかった。
PUNPEE x 椎名林檎とか激しく俺得すぎる。
いつか正式な音源でコラボして欲しい。

そしてこの後Grateful*1 Daysもジャックしちゃう強さ…!
「これ絶対怒られるヤツじゃん」
とか言いながらノリノリでやっちゃう強さ!

俺は板橋生まれHIP HOP
悪そうなヤツは大体弟の友達

…もう!なんだよそのユーモアセンス!

「俺のGrateful Daysも今日でおしまい〜」

オチまで完璧。
おしまいじゃねえよ!笑

とにかく、
”揺れる”楽しさが格別。

自分はまだ未成年のガキンチョだけど、
「意外と大人になるのも悪くないなぁ」と思わせてくれる空間でした。

さて、鬼タイムテーブルのせいで()、
後ろ髪を引かれながら夜を使い果たせる前に移動…

音楽の化学反応にありがとう〜Czecho No Republic

んもう安定の楽しさ。
疾走感。爽やかさ。多幸感。

コライトをきっかけに知ったバンドだけど、
本当に出会えてよかった。

一曲目がAmazing Paradeかな?
この曲のアンセム感半端ないよね。すごく好き。
うぉーーお おおおお おおおおお!
あとマイちゃんソロのCメロ(?)の旋律がめっちゃ好き。


二曲目くらいにタイムトラベリングが始まって、CDJTシャツ着たSKY-HIが風のようにやってきて、風のように去って行きました。フィードバック用のスピーカーなのか、なんなのか、とにかくちょっと高くなった台の上に乗って、私たち側に背中を見せて立っていた瞬間がありまして、その背中がかっこよかったです←

チェコのファンとFLYERSのノリ方が違うのが面白かった。
ロックなのかポップなのかヒップホップなのか。
いろいろな音楽のノリ方をしている人がいた。

これも「コライト」による化学反応の結果だなぁ。

で、SKY-HIが去っていった後もものすごく楽しくて。

新曲、「好奇心」もよかったです。もしかして、コライト以前とコライト以降で、メッセージ性の込め方が変わったかな〜?なんて。

最後、Fire Workで手のひらを天に掲げた瞬間が、
私的クライマックスでした。
あの瞬間はただただ、気持ちよかった。


帰り際、父が一言。


「演奏うまかったなぁ。あとチェコちゃん可愛かった。」

タカハシマイ氏はチェコちゃんではない。



てな訳で。(強引)


ホントはアジカンもスタンバイしてたんだけど、
混雑を避けたかったのと、上記の理由で、先に帰りました。


楽しいフェスでした。

父と音楽を共有できたのも嬉しいし、
個人的にはSKY-HI→KICK→PUNPEEと、
生で見られたのがとても嬉しかった。

一口に日本語ラップと言っても、
ホントに三者三様。

そして三組が、
それぞれの方法で、
CDJのステージに立っている姿…

かっこよかったです。




SKY-HIきっかけでたくさんの出会いに恵まれた旧年。その締めくくりにふさわしく、いろんな方と現地できたのも楽しかった。

にしても…
「フェスで現地する」って大変だな!(汗)

そもそもタイムテーブルを攻略していくだけでも一苦労な上に、どの人とどこで会えるかと考えるという…!みんなすごいです。それでも会いたい人達がいっぱいいるコトは、幸せですな。ちょっとだけしか挨拶できなかった方も、とにかく会えてよかったです。

お付き合いいただいた皆さま。あと父(笑)
ありがとうございました。

*1:最初Gloryって書いちゃったすみませんどアホです