内容のない手紙を送ろう

多趣味。にわか音楽好きのミーハーブログ。SKY-HI(a.k.a. AAA 日高光啓)、SixTONES(ジャニーズJr)、そして宝塚などなど。多趣味で、誤字脱字が多い。

映画 5年後の私立バカレア高校 (妄想シナリオ)

一昨日は、映画版私立バカレア高校が公開されて五年目、という記念日だったそうで…


バカレア op

5年の間に、AKB勢はほぼ卒業した一方、ジャニーズJrの6人はまだデビューが叶っていないという…
なかなか難しいものですね。

というわけで、五年後の彼らを、また映画化するなら、という妄想シナリオを書いてみました。
当方がジャニオタなので、馬鹿田メインで、カトレア要素少なめです。
あと、ところどころピカ*チ感が漂っているのは気のせいです。



起:五年後の彼ら

里中 ユウキジェシー)と神保 誠高地優吾)は、高校卒業後二人でクラブをオープン。それぞれDJ兼MCとバーテン兼事務を担当。クラブは町一番の賑わいを誇っている。野口 聡(田中樹)と立浪 祥平先輩高木雄也)は常連で、いつも可愛い女の子を追っかけている。

その聡はバイト先だったレストランを引き継ぐことに。お調子者なのは相変わらずだが、持ち前の人柄で客の心をつかみ、店はなかなかの繁盛ぶりをみせる。祥平先輩はなぜかそこでバイトしている。

寺川 麻耶京本大我)は若きイケメンファッションデザイナーとして活躍。「女の子」と言われるとキレるのは相変わらずだが、女心をピンポイントでくすぐるメンズファッションのデザインに定評がある。祥平先輩はなぜか麻耶のファッションショーが行われて居るイベント会場でもバイトしている。

浅田 哲也松村北斗)は、7人の中で唯一奨学金をとって大学へ進学したのち、大手企業に就職。

桜木 達也森本慎太郎)だけは昔のまま、映画版で馬鹿田組の溜まり場となったあのビルを守り続けている。彼の志を引き継いだ後輩の生徒からは兄貴と慕われるようになった。

それぞれの道を進み、忙しさもあってなかなか会えない日が続く。祥平先輩を通じて、かろうじてお互いの近況を知る程度。そんな中、一人音信不通だった哲也と、留学から帰ってきた真行寺文恵島崎遥香)が街に戻ってきたことで、止まっていた歯車は再び動き出す…

承:またまた廃校!?

哲也は、都市開発を手がけるNEXXX社に就職していた。そして、NEXXX社と真行寺財閥が手を組み、第二カトレア学院の廃校を含めた街の再開発プロジェクトを始めることとなったのだ。

このプロジェクトの記者会見が、偶然祥平先輩のバイト先であるイベント会場で行われたことから、事態は達也たちの知るところとなる。

祥平先輩に呼び出され、仲間たちは再び馬鹿田の溜まり場に集まる。なんとか阻止したいにしても、詳しい事情を知らない彼らには、打つ手が思いつかない…「それに、もう俺たち現役じゃないしな」と、尻込みをする面々。達也は、変わっていく仲間たちと自分の間に差を感じ、彼らが馬鹿田魂を忘れているのではないかと苛立つ。


一方、何も知らされずにハーバードを卒業し、真行寺財閥の跡取りとなるべく帰国した文恵も、事態を知り愕然とする。文恵は思わず家を飛び出し、街を走る。行き着いた先は、懐かしい母校だった。


5年ぶりに訪れる第二カトレア学院では、昔と変わらず、お嬢様とヤンキー学生が賑やかに青春を過ごしていた。恐る恐る敷地に入る文恵。思い出の校庭に向かうと、そこには文恵と同じくはやる思いで溜まり場から母校にやってきた達也の姿があった。

久々の再会を果たす二人。思い出話に花が咲く。
「真行寺先輩ですか!?」
「あ!桜木先輩!」

二人とも、カトレアと馬鹿田の合併初期の功労者として、後輩の間で語り継がれる存在となっていた。現役学生たちにとっても、廃校は寝耳に水。達也と同じように、打つ手が思いつかず、やりようのない歯がゆさを感じていた。



そんな時、学校には不釣り合いなスーツを着た一団が校庭に現れる。再開発プロジェクトチームが学校の視察に訪れたのだ。その列の末端に、哲也の姿があった。

「おい哲也!」

思わず達也は声をかける。懐かしい声に驚いた表情で振り向く哲也…
達也と哲也と文恵、見つめあう三人の間に、風が吹きぬける。しかし…
「浅田どうした。」「いえ、なんでもありません」
哲也はそう答え、足早にその場を立ち去る。ショックを隠せない達也と文恵…


その頃、他の仲間たちの心も、再開発プロジェクトに揺れていた。ユウキと誠のクラブの元に、NEXXX社の一人が訪れる。プロジェクトに協力すれば、クラブ事業の拡大とプロモーションをバックアップする、という。麻耶と聡も、学校の跡地にできる巨大ショッピングセンターに店を出さないかと持ちかけられる。それぞれにとっては大きなチャンスだが、母校の廃校と引き換えに、ということに納得がいかない。


その夜、NEXXX社から退社する哲也の前に、達也が現れた。
「ちょっと、話さないか。」
二人は夜の公園で思いをぶつけ合う。

「哲也…お前、変わったな…」
「お前が変わらなすぎなんだ…」
「馬鹿田魂、もう忘れたのかよ!」
「いい加減気づけよ!俺たちは!所詮ヤンキー上がりの落ちこぼれなんだよ!変わらなきゃ、この世界でちゃんと生きていけねえんだよ!」

実は哲也は、大学時代、両親のことや、馬鹿田出身であることで周囲から厳しい目で見られていた苦い思い出があった。偏見を学力で見返し、大企業に就職した哲也は、青春の思い出と決別せざるをえなかったのだ。地域の治安を良くすれば、次の世代は自分と同じ辛さを味わわずにすむ…彼なりの正義で、プロジェクトに参加していたのだ。

運命の再会がこんな形で訪れた不条理に、お互いの感情は爆発し、殴り合いへとなだれ込む。それは、初めて達也と哲也が出会った日のように…本気で拳を交える二人は、かつて共に戦った日々を思い出す。哲也も、フタをしていた青春への思いが溢れ出す…

「俺だって!止められるもんなら止めてぇよ…」
「止められたじゃねえか!二度も!俺たちの力を合わせれば、きっと今回だって止められる。今度、またあの溜まり場に来いよ。そこでまた話そう。お前らが帰ってこれるように、俺が守り続けてんだ。」

達也のまっすぐな想いに、涙を流す哲也。何とか廃校を取り止められないか、社内で交渉をする決心をして、その日は達也と別れる。
「また会えて良かった…」
「お前、やっぱ変わってねえな。」

二人の笑顔は、あの日と一つも変わっていなかった。

転:ことの真相

そして事態は、思わぬ方向へ向かっていく。再開発プロジェクトに、きな臭い雰囲気が漂い始めたのだ。


達也がいる馬鹿田の溜まり場に、刺青を入れてサングラスをかけた怪しいスーツの男がやってくる。その横には、宇賀神の元副番長の姿もあった。
うちの組織に入らないか?近々大きな儲け話があるんだが、お前の力が必要なんだ。」…


…その数時間後、ユウキと誠のクラブにNEXXX社の男が再びやってきた。
俺たちはあの学校が好きなんだ。だから、いい話かもしれないけど、俺たちは乗らないよ。
二人の決断に、男は納得のいかない様子。
まぁ、いずれ気も変わるだろう。こっちにも手立てはあるんだ。
その言葉に不穏な空気を感じ取ったユウキと誠は、立ち去ったその男を後ろから尾行する。すると、角を曲がった裏通りで、男がもう一人の怪しげな男と取引しているところを目撃する。このもう一人の男は、達也の元にやってきた男と同じ刺青を入れていた…


本当に、あの学校の廃校が必要なんでしょうか。
同じ頃、哲也は上司に問いかけていた。
なんだ。もう母校への思いは断ち切ったんじゃなかったのか。
実はこの上司、採用試験で学歴のせいで落とされそうになった哲也を、鶴の一声で救った恩人でもある。彼の尽力のおかげで、哲也の高校時代のことは同僚にあまり知られていない。
もう決まったことだ。それに、あそこはプロジェクトでも大事な部分なんだ。きみは優秀なんだから、もっとうまくやりなさい。」…


無力感に苛まれる哲也は、落ち込んだ時によく一人で来るビルの屋上にやってくる。すると、屋上の端で、先ほどの上司が刺青の男と何やら密談をしているところを見かけてしまう。彼らに気づかれないよう、哲也はそっと話を盗み聞きする。

なんとNEXXX社と裏組織は、真行寺財閥に知られないまま、裏でつながっていたのだ。表向きはショッピングモールが建設されることになっている学校の跡地だが、実はその地下では巨大な裏カジノが経営されるという。

さらに裏組織は、廃校で居場所を失う男子学生(つまり達也の後輩)の受け入れ先となることで、勢力拡大を目論んでいた。未だに現役生からの人望が厚い達也をまず支柱に収めることで、計画をスムーズに行おうとしていたのだ。


母校が、仲間が、裏組織に利用されようとしている…
真実を知った哲也は会社を飛び出し、溜まり場へと向かう…


溜まり場では、かつての仲間たちが集まっていた。
刺青の男の誘いにきな臭さを感じた達也が、勧誘を断り、再び仲間に招集をかけたのだ。

そこに哲也が到着する。そして少し遅れて、哲也に呼び出された文恵もやってきた。五年の時を越えて、再び心を一つに集結した仲間たち。今回は、頼もしい馬鹿田の後輩たちもいる。彼らは巨大な裏組織と大企業に立ち向かい、廃校を阻止し、街の平和を守ることができるのか…!?

結:プロジェクト阻止計画

まぁいろいろとすったもんだあって、なんとかなります。(テキトー)
裏組織に潜り込んで、カジノ計画の証拠を盗み出し、組織からの追っ手を振り切って、
文恵ちゃんが財閥の権限で記者会見を開いて、その証拠を公にする、みたいな流れかな。



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…と!いうわけで、妄想は以上です。単なる妄想小説ですね(汗)。でも映画化するには丁度いいウェイトかなぁと思ったり。ここに、うまい具合に達x哲x文恵の三角関係が入るといいですね。あと、沙耶ちゃんとか、他の(元)AKB勢がどう入ってくるか…

ちなみに、実際のプロジェクト阻止計画の中には、裏組織に潜り込むために、麻耶がデザインしたコスチュームで馬鹿田勢が女装・変装する、というのも入ってるといいですね。サービスカット大事です。あと、vs裏組織だと、今までと違って危険度が増しますよね…まぁ、そこは翔平さんにうまく敵の拳銃を隠してもらったりして、あくまでタイマン勝負でいって欲しいです。

あとは、達也の後輩役は誰がいいかなぁ… HiHi Jet と東京B少年じゃちょっと線が細いですし…年齢的には合ってるけど。



正直、ヤンキー映画って美化されがちだけど、あーいう高校生って、将来はどうなるんだろうな…というのをいつも思っていて。きっとうまくはいかないだろうし、堅気でいられない人も多いだろうし。そういう、ちょっと現実的な部分も、今のSixTONESだったら表現できるかもなぁって。



ってか何よりも、SixTONESに演技の仕事を!!!