CDJ17-18今更備忘録
注:初心者音楽ファンのブログです。
知ったかぶり要素満載かもしれませんがご容赦ください。
初めてのフェスとなったロッキンから半年。
冬もまた、アラフィー父とCDJへ。
良い音楽とともに過ごす、良い年末でした。
ってなわけで。今更備忘録。
12時ちょうどくらいに幕張に着いて、
メイン会場に着いたのが12時20分くらいだったかな。
一瞬だけEARTHに寄って欅坂を遠巻きに眺めて満足する。
んで父の直感に従ってamazarashiへ。
泥だらけの青空:amazarashi
予備知識ほぼゼロ。
はじめましてながら、すごく感動しました。
顔出しNGというのも
後で知ったんだけど…
前に紗幕を下ろして映像を流してる、
まずこの時点でかっこいい。
フェス、という周りの賑やかな雰囲気からは
ちょっと違うものを感じました。
ボーカルの秋田ひろむさん(後で名前を知る)の独特の歌い方も好きだなぁ。血が通っている。なんか、さだまさしさんを彷彿とさせるの()。さだまさしが平成の世にロックキッズになっていたらこうなるのかしらん。
最後から2曲目、空に歌えば。初めて聞いた状態でも「どうやらこれが一番有名な曲っぽいな」とわかるキャッチーさ。そして「アニソンっぽいなぁ」と思ったらやっぱりそうなのね。ここでも映像がかっこいい。泥だらけの姿で青空を眺めるような、そんな気分になった。
最後は、「命にふさわしい」。途中で独白が入る。現実から目を背けず、ネガティブを受け入れ、”それでも生きている”ことの崇高さを祝う…
この感じ、知ってるぞ()
なんか、精神と熱量がSKY-HIに通じるものがあるなぁと思った。ただ、ジャンルが変わってアーティストが変わると、表現の仕方はこうも変わるんだなぁ、とも。
これをただ応援歌とか、コンシャスというのもなんだけど…やっぱそういう意識で音楽を届けてくれるのって、いいなぁ。
しょっぱなからガツンとくるパフォーマンスで、空に歌えばを歌いながら一旦COSMOSを後に。お昼は窯焼きナポリピザピッツァ、を食べました。奥にちゃんと窯があって「ガチで焼いてるんだね〜」って言ったら中のおっちゃんが「ガチで焼いてます!」って返してきて笑った。そうね音楽も食もガチだね。
カルチャーショック〜SHANK〜
結果的にCOSMOSステージ三連チャン。
ガツガツしたエネルギーが感じられるパンクバンド。
スリーピースとは思えない音圧。
父がすごいエンジョイしてて、ずんずん前のブロックへと進撃してました。アラフィー、音楽のことになると元気だね。私は真ん中の端っこで軽く跳ねてました。
歌詞は全然聞き取れなかったけど(ごめんなさい)、フィーリングで伝わってくる感覚に軽くカルチャーショックを受ける。
あと、ダイブやってる人初めて見た…
しかも私は端にいたから、連行されて黒い幕の裏に消えていく様子がしっかりと…(笑)ボーカルの方もそれを咎めるでもなく「中途半端にやって失敗するより、堂々とダイブやって連れてかれるほうがかっこいいよな」(ニュアンス)的なこと言っててさらにカルチャーショック(笑)…”モラル”って”一つ”じゃないねぇ…
このフィールドにおいては、これも含めて”彼らの音楽”なのだなぁと思いました。
普段聴くタイプの音楽じゃなくても、
フェスの雰囲気に飲み込まれるとすごい楽しい。
音楽の異文化交流でした。
密度と熱量が勝利した瞬間〜SKY-HI
センパイと一緒に、前から二番目のブロックの、柵の後ろという好位置にスタンバイ。
リハ中に途切れ途切れに流れてきたのが…Seaside Boundのトラック。反射的にすごい声が出た。はい、ネタバレありがとうございまーす!(笑)念願のシーサイドが聞けそう、ってことでテンション上がりまくり。
んで、ユホ&カヨコンビがサウンドチェックしてたらSKY-HIが声だけフライング出演。元気&可愛い。
SKY-HIのフェス名物の全力サウンドチェックは「逆転ファンファーレ」。キレッキレで、本番そのままの熱量でエンターテインしてくれました。高らかで華々しいファンファーレに、ドキッとするようなスパイスが効いたリリックが最高。白いダウンジャケットきてた。あったかくしてね
リハ後
— かおり (@kaoru_flyersHK) 2017年12月28日
SKY-HI:上がってんの下がってんのはっきり言っとけぇぇぇっ!!
私とセンパイ:上がってぇぇぇr#&@%!!!
↑同日に出演の日本語ラップ界のレジェンド、KICK THE CAN CREWのマルシェっていうヒット曲の…サンプリングというか小ネタというか(笑)ちゃんと先輩へのリスペクトを忘れない日高くん最高っす。
で、ちょっと待ったらすぐに本番が始まります。
1:愛ブルーム
これ、ライブでやると華があるし本当に楽しい!”ストップ”とか”ヘーイ”のとことか、能動的に音楽を楽しめる感じが好きだなぁ。とにかく横にいるセンパイの手の動きがキレキレでかっこよかった(笑)SKY-HIは一曲目からガッツリ空間を自分のものにしていた。
2:Seaside Bound
実は初めて生で聴いたんだよぉ!
念願だったよぉ!半年かかった(泣)
ロッキンでも香港でもやらなかったシーサイドッ!
しかしまぁ、
ネタバレもあったとはいえ、
二曲目に来るとは思わなんだ!笑
イントロ始まった瞬間、照明に照らされて拳を突き上げてるSKY-HIめっちゃくちゃかっこよかった。神々しさと、二曲目にきたことにびっくりしすぎて、「おっおーっおーっおっおー」二小節くらい出遅れた…
SKY-HIも耳に手を当てて、私たちの声をちゃんと聞こうとしてくれた。最初片手上げてたけどインストが高まってから両手〜「俺たちの好きな音楽はこれダァァァァ!」っていう一体感。そのドラマチックさとエモさ!!!
「知らないやつも知ったふりしろぉぉおい!」
アツい。キャッチーだからみんなすぐ覚えられたかな。
二曲目にして会場を席巻してました。
スマイルドロップ
よくよく考えるとダンサーズがちゃんと踊ってたのこれだけじゃないかという(笑)
間奏の振りが好きです。ロッキンで”この際風に身を任せてくのも〜”ってとこ歌詞が怪しかったけど、今回は完璧だった。
本当に大事な曲。
フェスで、一緒に(口パクで)歌ってると、
また歌詞の良さを噛み締められてじわり。
じゃんけんし損ねた。
っていうか何だしてたかわからんかった。
Double Down
イントロからゾクゾクしてくる。
ドゥールッドゥードゥルッドゥードゥルッドゥー
音源流しながら、少しだけMC。
カウントダウンのために作った曲。
一年経って、自信満々にもう一回。
”Play
何って、人数も多いけど、手を挙げて参加している人数が多いのが感動した!(何回も後ろ振り返っちゃってすみません😅)
— かおり (@kaoru_flyersHK) 2017年12月28日
アラフィフ父もめっちゃ歌ってたよ声枯らしてたよ娘嬉しいよ#SKY_HI #CDJ
— かおり (@kaoru_flyersHK) 2017年12月28日
とことんラップメドレー
「せっかくきたんだ、ここで、俺の一番の強みを見せずに帰るのは勿体ないだろおっ!」と吠えて始まったラップメドレー。
短い時間ながら、
圧倒的スキルでねじふせる。
本当に、ジェットコースターのよう。
フェスでこれをかましてくるの、かっこいい。
Turn Upをフルバースキックしてくれたの最高!
センパイと私は天を仰ぎ手を合わせて390に心から感謝した。
音源はEminemのとマッシュアップだったらしい。
ナナイロホリデー
いつもの「俺頑張りました」からの拍手が起きて「おいそんなのやめろよほら(手で煽る)」っていう”謙遜かと思いきやドヤ芸”、ここのMCで披露されたんだっけか。かわいい。あと、「本当だったらこの後もう一曲くらいとことんラップの曲やって、それでこの曲なんだけどなぁ…30分しかねえんだごめんな」って悔しそうに言ってた。来年は、40分…来いっ!
この曲の根幹を支える「夢を超える現実論」も、
しっかりと話してました。
これだけしっかり喋ってて、
それでこの曲数…
ホントに鬼セトリ。
時間の都合でとっても短いバージョンだったけど、
やっぱ最後は大団円で締めなきゃね。
幸福感に満たされてました。
結局、自分の位置からはお客さんの人数が把握しづらかったんだけど…最後の方、ホントにたくさん人が集まっていたようで。タクさんによれば、入場制限寸前だったとか。ファンとしても、SKY-HIがフェスで勝ち進んでいく場に立ち会えて誇らしいです。
#CDJ #SKY_HI
— かおり (@kaoru_flyersHK) 2017年12月28日
最高です…30分という限られた時間でも、ものっすごい密度の高いパフォーマンスでした。来年の更なる飛躍を勝手に確信しました。2018年、次なるステージへ!
追伸:個人的にはSeasideとTurn Upフルバース聞けてホンットに嬉しいです。
これがロックの女王か!〜miwa
SKY-HI直後の余韻に浸りながら、せっかくだしってことで一部だけ遠目に見ておりました。想像以上にかわいい&声のキーが高い。女王というか姫というか。全体的な清涼感に、屋内だけど青空が見える気がした。
余談:途中でアースステージ横のお手洗いに行ったんだけど、miwaのバラード(しかも生歌)が流れてくるお手洗いってすごい世界観だなぁと思ってしまった(笑)。
日本語ラップが天下をとった時代〜KICK THE CAN CREW
深緑の衣装が意外だった。似合ってる。
V6ファンだからか、おじさんのわちゃわちゃした掛け合いを見るとキュンとしちゃうんだよねぇ…
どうもミーハーです。(開き直り)
1曲目は「1000%」。この曲ものすごいエモくないですか?2000年代前半のキック全盛期は見てないけど、見てない私でこんなにエモく感じるんだから、リアルタイム世代の皆様には相当効くエモさなんだろうなぁと勝手に想像してます。違ったらすみません。「あーあーあーあーーあああーあーあーあー」みたいなコーラスの旋律が、3人の「復活」を讃える、あの感じ。その上に「経て、からの、ここ」はエモいだろ!
さて。この次は父目当てのスキマに向かう予定だったのでキックは二曲くらいしか聞けない状況。SKY-HIがキックネタかました後で、「元ネタのマルシェはどうしても聞きたい!頼むから序盤にマルシェやってくれ!」って天に願ってたから、ちゃんと叶って嬉しかった。ウン万人が「上がってーる!」てやるのすごい風景だね。アースステージで日本語ラップを堂々とかますパイオニア達がめちゃくちゃかっこよかったです。
国民的ヒットメーカーになるというコト〜スキマスイッチ
例により父が前へ前へと攻めていこうとするので(笑)、ちゃんとサウンドチェックから待機してたんだけど…そりゃそうだよなサウンドチェックって普通こうだよな…ってなった。つかスキマのお二人は登場しない状態でやってたし!
本番が始まっても、大御所の余裕というか、安定感を全体的に感じる内容でした。SKY-HIの熱量に慣れてるから、「あ、そうだよな普通は曲と曲の間にスキマ作るよな〜」とも思った。(笑)
MCで「今日初めてスキマスイッチ見るよ〜って人…(わらわらわら)いつも想像以上に多くてびっくりしてます」って言ってたの面白かった。「せっかくだからスキマ見に行こうか」勢が大半を占めているようだった。ってなわけで「奏」のイントロが始まった瞬間と、最後の最後に「全力少年」がきた瞬間の盛り上がりが半端ない。国民的ヒットを作るってこういうことなのかなぁと思った。
”揺れる”楽しさNo.1〜PUNPEE
スガさんを見に行った父と、ここで一旦分離。
P様は外せねえよっ!!!
想像通り、
いや、想像以上に、かっこよかった。
SKY-HIとは真逆のベクトルでのかっこよさ。
フェスの大舞台で、
あんな自然体で、飄々と、
完璧なパフォーマンスしちゃうなんて...
だってフェスのオーディエンスに加山雄三シンガロングさせる人なんてP様以外にいねえよ!?あの瞬間のMOON STAGEの、「この会場で俺たちが一番DOPEでSWAGしてる」感がすごかった(語彙力)
SKY-HIとチェコはもはや別格として、
この1日から私的ベストアクトを選ぶとしたらPUNPEEです。
残念ながら全部見られなかったけど…泣
とにもかくにも。
ベストです。
ビートジャックもやばかった。
PUNPEE x 椎名林檎とか激しく俺得すぎる。
いつか正式な音源でコラボして欲しい。
そういやPUNPEEの丸の内サディスティックビートジャック最高だった。「19万くらいここの出演料で稼いでる」で膝から崩れ落ちた。「○○を借りによく行くのは御茶ノ水」って言ってたんだけど○○はなんて言ってたんだっけ…本?ビデオ?(むしろ何のだよ)
— かおり (@kaoru_flyersHK) 2017年12月28日
そしてこの後Grateful*1 Daysもジャックしちゃう強さ…!
「これ絶対怒られるヤツじゃん」
とか言いながらノリノリでやっちゃう強さ!
俺は板橋生まれHIP HOP
悪そうなヤツは大体弟の友達
…もう!なんだよそのユーモアセンス!
「俺のGrateful Daysも今日でおしまい〜」
オチまで完璧。
おしまいじゃねえよ!笑
とにかく、
”揺れる”楽しさが格別。
自分はまだ未成年のガキンチョだけど、
「意外と大人になるのも悪くないなぁ」と思わせてくれる空間でした。
さて、鬼タイムテーブルのせいで()、
後ろ髪を引かれながら夜を使い果たせる前に移動…
音楽の化学反応にありがとう〜Czecho No Republic
んもう安定の楽しさ。
疾走感。爽やかさ。多幸感。
コライトをきっかけに知ったバンドだけど、
本当に出会えてよかった。
一曲目がAmazing Paradeかな?
この曲のアンセム感半端ないよね。すごく好き。
うぉーーお おおおお おおおおお!
あとマイちゃんソロのCメロ(?)の旋律がめっちゃ好き。
二曲目くらいにタイムトラベリングが始まって、CDJTシャツ着たSKY-HIが風のようにやってきて、風のように去って行きました。フィードバック用のスピーカーなのか、なんなのか、とにかくちょっと高くなった台の上に乗って、私たち側に背中を見せて立っていた瞬間がありまして、その背中がかっこよかったです←
チェコのファンとFLYERSのノリ方が違うのが面白かった。
ロックなのかポップなのかヒップホップなのか。
いろいろな音楽のノリ方をしている人がいた。
これも「コライト」による化学反応の結果だなぁ。
で、SKY-HIが去っていった後もものすごく楽しくて。
新曲、「好奇心」もよかったです。もしかして、コライト以前とコライト以降で、メッセージ性の込め方が変わったかな〜?なんて。
最後、Fire Workで手のひらを天に掲げた瞬間が、
私的クライマックスでした。
あの瞬間はただただ、気持ちよかった。
帰り際、父が一言。
「演奏うまかったなぁ。あとチェコちゃん可愛かった。」
…
タカハシマイ氏はチェコちゃんではない。
…
てな訳で。(強引)
#CDJ 、耳が悲鳴をあげそうだったのでお先に帰路に着きました〜
— かおり (@kaoru_flyersHK) 2017年12月28日
amazarashi、SHANK*、SKY-HI & THE SUPER FLYERS*、miwa、KICK THE CAN CREW、スキマスイッチ*、PUNPEE、Czecho No Republic*、ASIAN KUNG-FU GENERATION
*印以外は部分的にしか見れなかったけど、みんな素晴らしい!音楽楽しい!
ホントはアジカンもスタンバイしてたんだけど、
混雑を避けたかったのと、上記の理由で、先に帰りました。
楽しいフェスでした。
父と音楽を共有できたのも嬉しいし、
個人的にはSKY-HI→KICK→PUNPEEと、
生で見られたのがとても嬉しかった。
そして三組が、
それぞれの方法で、
CDJのステージに立っている姿…
かっこよかったです。
SKY-HIきっかけでたくさんの出会いに恵まれた旧年。その締めくくりにふさわしく、いろんな方と現地できたのも楽しかった。
にしても…
「フェスで現地する」って大変だな!(汗)
そもそもタイムテーブルを攻略していくだけでも一苦労な上に、どの人とどこで会えるかと考えるという…!みんなすごいです。それでも会いたい人達がいっぱいいるコトは、幸せですな。ちょっとだけしか挨拶できなかった方も、とにかく会えてよかったです。
お付き合いいただいた皆さま。あと父(笑)
ありがとうございました。
*1:最初Gloryって書いちゃったすみませんどアホです