内容のない手紙を送ろう

多趣味。にわか音楽好きのミーハーブログ。SKY-HI(a.k.a. AAA 日高光啓)、SixTONES(ジャニーズJr)、そして宝塚などなど。多趣味で、誤字脱字が多い。

私はSixTONESを応援し続けますよという分かりきった宣言

取り急ぎ。


まず、King&Prince、デビューおめでとうございます。

一人一人の人気を考えれば…
まぁ、順当と言わざるを得ないね。

3人ずつなのか、
6人なのか、
うやむやになっていたこともあったけど。

こうなったからは
グループ一丸となって頑張ってね。

特に、リーダー、岸優太くん。
少年隊メドレーで本当にすごいなと思った。
頑張ってね。応援してるよ。

色々と複雑な想いを乗せて出航した船でも、
きっと数年後にはしっくりきてるはず。

嵐も、
Hey!Say!Jumpも、
Sexy Zoneも、
航海は容易いものでは無かったでしょう。

だから、
きっとこの”フクザツさ”も、
笑って話せる日がくるでしょう。

日本の男性アイドルの王道。ど真ん中を突っ走る宿命を持った新たなスター。

頑張ってね。




さて!

あまり現場行けてなくて、
しかも趣味がジャニーズを飛び越えて、
日本の音楽界を右往左往していますが…

それでも、
私はSixTONES担の端くれです。
松村北斗担です。

そして当然ながら、
高地優吾
京本大我
田中樹
ジェシー
森本慎太郎を、
心から愛して、リスペクトして、応援しています。

この想いは揺るぎねえからな!

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というね。
とりあえずこれを言いたかった。


ほんとガムシャラいい番組だった…
ガムシャラカムバック…

もとい。


むしろ、今日、SixTONESをさらに好きになる案件がたくさんあった。

その1:ほとんどのスト担が前向きで強い!

誹謗中傷とか、
心ない言葉とか、
ほとんど見なくてさ。

みんな勝手に大喜利始めるしさ、
ちゃっかりトレンド入りさせちゃうしさ、
むしろさらにデビューに向けて意気込んでるしさ。

私がフォローしてる方が良いのかな?
そりゃ悔しい想いしてるだろうし、
例外もあるかもしれないけど。

とにかく前向きなツイートが多くて、
元気出た。笑った。

ストンズを信じてる感200%。

ファンはアーティストの鏡とはいうけど、
スト担のそういうとこいいなぁって。

スト担の担当になりたい。


その2:海外ファンがたくさんいる。みんな強い!

#DEBUT6T ハッシュダグ、やっぱ嬉しい。こうやって日本と海外のオタクが結束してるのってすごく強いと思う。防弾少年団のファンとかさ(ARMYさんたち)友達にも何人かいるけど、彼・彼女たちを見てると、やっぱファンの団結力って21世紀のSNS時代にめちゃくちゃ強いと思う。


その3:今日も帝劇で200%のパフォーマンスをしたSixTONESのプロ精神!

それはまるで私たちの不安を一掃するかのように!(生で見てないけど!

東山さんが
「これからはKing&Princeです」
と言った時。

最初にジェシーが拍手した、
とかさ。

同じく拍手する慎太郎が
ものっすごい笑顔だったとかさ。

メンバーがたくさん笑顔で、
素敵なアイコンタクトとってたとかさ。

ほんと、6人が誇らしい。

なんだろう。

舞台裏で何が起きているかは
私には想像できないけど、

でも。

悔しさとか
優しさを超越した、

人間力の勝利。


ほんと、良い6人を好きになったなぁって。





でも詰めるところは詰めていくぞ!

思いつくがまま、つぶやきましたが、いいね&RTありがとうございます。言ったからには私も、今から下書きを書き始めようと思います。事務所へのハガキは…海外からの発送なんで2月1日につくように頑張って計算してみます…どうだろう。

みなさま、協力をお願いいたします。

できる限りで良いです。
全部じゃなくても良いです。

2月1日
関係各所に想いと”数”を伝えたいのです。

よろしくお願いします。

そして、


こちらも拡散ありがとうございます。

繰り返しますが、
今、特に”数”が必要であると感じます。


名曲と先輩に恵まれた2017年を経て、2018年。

SixTONESが勢いづいていることは、
昨日も今日も変わりません。

どうぞ、よろしくお願いします。


取り急ぎ。


みなさま、拳のご用意は良いですか。




せーの。


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打上花火、CDで聴くか、Spotifyで聴くか

…またの名を、FLYERS(SKY-HIファン)による、推しアーティストがいるオタク向け、Spotify推進ブログ。

すみませんDAOKO・米津玄師さんの曲・映画には一切関係ありません。良い曲ですけどね。単なる言葉遊びです。



…もといっ!

初めに…


どうもSpotify Japanの回し者です
(違います)


あれは12月28日の夜。

圧巻のCDJ出演が終わった後、上機嫌かつほろ酔いモードのまま(実に可愛い)インスタライブを決行した、SKY-HIこと日高光啓氏が一言。

ねぇみんな、おれのきょく、すぽてぃふぁいできいてくれお〜



すぽてぃふぁいできいてくれお〜




Spotifyで聴いてくれよ〜


………っ!!!
合点承知ノ助。



ってなわけで。

この一言をきっかけに、

僭越ながら
Spotify歴ほぼ半年のワタクシが、

日本ではまだまだユーザー数の少ない
Spotifyを推すとともに、

なぜSKY-HIがSpotify発言をしたのか
を、検証していきます。

私とSpotify

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https://www.flickr.com/photos/downloadsourcefr/16373624539

まずは簡単に、いま私がどういう感じでSpotifyを使っているかを紹介しておきます。

Spotifyには無料会員有料会員があります。

私は4、5ヶ月くらい前までは無料会員でしたが、今は月額1000円ほど払って有料会員になっています。

比較対象として、Apple Musicもお試しで使ってみたんですけど、結局Spotifyに落ち着きました。

アプリは自分のノートパソコンとスマホの両方にダウンロードしていまして、学校や家での自習中にBGMが欲しい時はパソコンで、移動中は大抵スマホ&イヤホンで聴いてます。あと最近のお気に入りは、寝る前の20分ほど、いいヘッドホン使って、ベッドの中で音楽をディグることです。


一般的なSpotifyのいいところ

Spotifyの良さに関しては、すでにたくさん書かれている通りで…

kamoweb.hatenablog.com

www.gamehuntblog.com

(無断引用失礼します)


ざっとまとめると、

  • 曲数の多さ
  • 無料で聴ける(広告やダウンロード不可などの不便さはある)
  • 三者のプレイリストを楽しめる
  • ビッグデータを使ったおすすめ機能
  • 歌詞表示機能
  • 有料版の音質が良い

などがSpotifyの長所として挙げられている場合が多いですね〜


短所は、邦楽のラインナップが弱いことがよく言われてます。

個人的にSpotifyで聞けなくてうずうずしてるアーティストは、星野源氏と、UNISON SQUARE GARDEN某J事務所は…もう…諦めと呆れの境地…あぁぁぁ〜〜〜Spotify Japan様交渉頑張ってくらさい。

あと、大抵の曲は上がってるのに「なんでこの曲だけないの!?」みたいな事態もたまにあります。

SKY-HIはほぼ全曲あって、
SALUもほぼ全曲あって、
RAPSTAもあるのに…

Say Hello To My Minions だけごそっと無かったり…(これだけは本当に謎)
あとFLOATIN'も無いですね。

ただこの弱点は、(自分の体感ですが)どんどん改善している印象です。今挙げたアーティスト・作品も、アップロードは時間の問題だと思ってます。海外ユーザーだと聞けない曲もあるのですが…日本で使っている限り、ラインナップは十分豊富だと思います。

最近だとELTとか宇多田ヒカルとか、大物が続々と参入してきてますね。アーティストがプロデュースするプレイリストとかも多くて、あぁこれはものすごい勢いで日本のユーザーを増やそうとしてるんだなぁと思います。

FLYERS的ポイント、あるいは特定のアーティストのファン/オタク向け事項

さて、ここからが本題です。

推しアーティストの楽曲が最近配信サービスに載るようになった、そこのあなた。
推しアーティストが影響を受けた曲を知ると、気になってくる、そこのあなた。
推しアーティストが海外進出を目論んでいる、そこのあなた。


特定のアーティストを応援するオタクにとって、Spotifyがどういう意味をなすか。

という話です。

〜まず、結論。〜

今後配信サービスがさらにメジャーになっていくのは間違いないでしょう。

そうなった2018年以降の日本で、
ベストなアーティストの応援の仕方とは。

もちろんライブ参戦&グッズ購入は相変わらずだとして…

音源に関しては、私の個人的予想ですが、
CDを買った上で、日常的にはストリーミングで聴く
…という風になっていくのではないかと思います。

もちろんCDは買うよ!?
記念にジャケ買いするでしょ!

歌詞カードをめくるワクワクだったり、
棚に並べる喜びだったり…


配信サービスを使おうが使わまいが、
CDを買う楽しみは変わらないと思います。

推しアーティストの新譜は、まぁそうなりますよね。


だがしかし、スマホで音楽聴きたい時は…?


〜オフラインで快適に〜

CDから音源を読み込むのって、
面倒だったりするじゃないですか。

追記:最近はスマプラっていう機能もあるみたいですが、全部のCDについてるわけじゃないですしね。

その面倒のためだけに、
iTunesで同じ新譜を買うのも、
お財布に優しくない。

そんな時に、Spotify

月1000円で、オフラインで聴き放題。あと大学生は学割も。しかも、Apple Musicに比べて、Spotifyはオフライン視聴のために曲をダウンロード(有料機能)するときのスピードが早い印象があります。(個人の感想です)どうやら、システムサーバーがとっても優秀だそうです。スマホの容量さえあれば(あるいはSDカードで容量を増やせれば)すごく快適です。




〜再生回数で貢献できる〜

なんでもかんでもアーティストに貢献したくなっちゃうオタク稼業。
やっぱり推しアーティストにチャートの頂点をとってもらいたい!

そんな時でもSpotify


これまたApple Musicとの違いになりますが、Spotifyでは曲の再生回数がわかりやすく表示されます。曲・アーティストの人気が明確にわかってしまうのです。YouTubeの再生回数と同じで、音源の再生回数も注目されるってわけ。

これからの時代、世界規模で、
Spotifyでの再生回数が、
アーティストの人気のバロメータになる日がきます。

しかも、再生回数が多いと、回数ランキング上位だけで構成されたデイリーチャートに名前が載るわけです。

いつかは、ここにSKY-HIという字の羅列をみたい!
(笑)

CDを買っても、iTunesで曲DLして何百回スマホでヘビロテしてても、そのヘビロテした”回数”はどこにも加算されないですよね。なんでも貢献したいオタクの性質上、どうせ曲を聞くなら、再生回数でも貢献したいわけです。

しかもSpotifyでは、一再生ごとに0.16円ほどアーティストへの還元があるそうです。*1”ちりつも”方式ではありますが、CDを買ったあとも貢げるなんて、ロマンがあるじゃん!()




〜ユーザーベースが世界規模〜

推しアーティストが世界進出を目論んでいるのを
なんとかして応援したいそこのあなた!!!

つまり、

よぉそこのFLYERS!

そんな時こそ!SPOTIFY!!!

世界規模のストリーミング事業で、
一番シェアが高いのは、
Spotifyなのです。

アクティブユーザーの数は世界で1億4000万!
なんと日本の総人口よりも多い!
有料会員だけでも5000万!

jaykogami.com


ちなみに、比較対象として、
現在、Apple Music(有料のみ)の会員が3000万人。
LINE MUSICは去年の初めにアプリが2000万DLを突破したそう。


1億4000万の音楽好きが選んでいるのが、Spotifyなのです。そして世界中どこからでも、さっきのデイリーチャートをチェックできます。つまり、世界中のJ-POPファンが、あのデイリーチャートから、日本のアーティストをチェックしている可能性があるのです。


アメリカでレコーディングしたSKY-HIも、現地のアーティストに「君の曲はSpotifyで何回再生されてるんだ?」と聞かれたそうな。冒頭に書いたインスタライブで、そう言ってました。Spotifyが日本で弱いからか、SKY-HI楽曲はお世辞にもまだ再生回数が多いとは言えないので…悔しかっただろうなぁ…

例えば、アメリカのとあるJ-POPファンが…
「へぇ〜SKY-HIっていう日本のミュージシャンが二回目の海外ツアーか…どんな曲作ってるんだろ。Spotifyで聴いてm…(ポチッ)あ、な〜んだ***回しか再生されてないんじゃん。大したことないな…」


こんなの、嫌じゃないすか!

だからこそ、
「ねぇみんな俺の曲Spotifyで聴いてくれよぉ」
だったんじゃないかなぁ、と。

SKY-HIに限らず、世界進出を目指すアーティストなら、Spotifyにおける注目度は今後さらに重要になっていくと思われます。




Spotifyで音楽的見聞を広げるor広げた気分になる〜

ここまでで、数あるストリーミングサービスのうち、私がSpotifyを推したい理由はわかっていただけたと思います。最後は、ストリーミング自体の魅力について。

お金がかかるのがオタク稼業。

推しアーティスト以外の楽曲まで、
フィジカルで入手するのは、
なかなかお財布に優しくない。

そんな時に、Spotify

YouTubeにMVが載ってないアルバム曲も、
大昔のジャズやクラシックも…
今昔、世界各国、津々浦々。
いろんな音楽を聴き放題です。

SKY-HIは、他の様々なアーティストのように、国内外そして色んな時代の”音楽”への造詣が深い人です。Twitterやインタビューで、突如洋楽のアーティストの名前が出てくるのもしばしば。私も、最初は目が点になることも多かったです。

でも、気になった名前をSpotifyで検索することで、
新たな音楽との出会いがありました。


推しアーティスト第1号の発言から、
さらにその人が影響を受けた先人の音楽を聴くことで、
新たな推しアーティストが生まれたり、
未知のジャンルの音楽に出会ったり…


そう、
HIPHOPで言うところの、
「ディグる」文化。

そして、
星野源曰く、
「Continues」。

これが、音楽の醍醐味だと思います。

他アーティスト、
他ジャンルの音楽を聴いてこそ

推しアーティストの
本当の魅力が分かるはずです。

それを、とっても手軽に、お財布に優しく、サクッとできちゃうのが、ストリーミングのいいところなのです。



おわりに…

どうもSpotify Japanの回し者です
(二回目)(むしろ否定できない)()

最近、都内で「***をSpotifyで聴こう」という”アーティスト”重視のキャッチフレーズで、大々的なキャンペーンをやっているのを見かけました。もちろん、その***が推しアーティストに当てはまる場合は、有効なキャンペーンでしょう。

ただ、
私が考えるSpotifyの魅力は、
「どのアーティストを聴けるか」
ではないと思います。

結局のところ、それは、
どの配信サービスもほぼ同条件だからです。

それよりも、
プレイリスト文化を含めた
ストリーミングというプロセスそのもの

が真の魅力なんじゃないかと思います。

その中で、
大手ストリーミングのパイオニア的存在で、
”世界の音楽最前線”たるSpotifyに、
一日の長があるからこそ、

私はSpotifyを選んだのだと思います。


そして、まとめると、
- オフライン(有料)が便利

  • 相対的にお財布に優しい
  • 再生回数で貢献できる
  • アーティストの”世界と繋がりたい!”を応援できる
  • ”音楽を知れる”


が、特定のアーティストを応援するオタクのみなさまに対する、
魅力の詳細になるわけです。


ストリーミングと、円盤、
そしてライブ事業のコンビネーション。

アーティストとファンの関係性も、「敷居は低く、奥行きは深く」。そう、SKY-HIのモットーそのもののようになってきたのではないでしょうか。

誰もが、音楽という大宇宙への扉の鍵を持っている時代です。

そして、
特定のアーティストのオタクが、
”音楽”のオタクになりやすい時代。
そう、思います。


さぁ。


大宇宙への扉、開けてみませんか?

おまけ:プレイリスト作ってみた

ここまで読んでくださった皆様に、おまけとして、私が作ったプレイリストを紹介させていただきます。こうして、自分の好きな曲をまとめてシェアできるのも、Spotifyの楽しみです〜

勝手にThis is: SKY-HI
"This is:" プレイリストは、有名アーティストならだいたいある公式プレイリストです。いわゆる、”代表曲”のまとめです。SKY-HI版がなかったので、勝手に作りました(笑)

SKY-HI Feat. & X
こちらは、SKY-HIとして客演・コライトした曲のうち、Spotifyで見つけられたものをまとめています。メジャーデビュー以前のレアな作品もあったり。

SKY-HI が選ぶ2017ベストアルバム +a
プレイリストと言うより、ただただアルバムが並んでいるだけですが…(汗)MUSICA1月号への寄稿より5つのアルバムと、その他インタビューなどで今年SKY-HIが話題にしていたアルバムを追加しました。今年確実にSKY-HIが聴いていた曲、と考えると、ワクワクしてきませんか?


Grade AAA License!
AAA級雷センス!という連載の初期に、日高光啓がおすすめ曲として紹介していた主な曲たち。つまり、2006年頃の”だっちゃん”が聞いていた曲ってことです。アーティストの名前のみ上がっていた場合は、その代表曲がピックアップされていたりします。

AAAvex TraXXX
AAAの楽曲を中心に、AAAメンバーのソロプロジェクト/セルフカバー、さらに、後輩のDa-iCElolの代表曲もごちゃ混ぜにした、エイベ賛歌とも言える非公式プレイリスト。もう一度言います。なんでもごちゃ混ぜです。

TOKYO Evening: My Personal Favourites
最後は、AAAもSKY-HIも関係ないですが…個人的に”音色”と”雰囲気”が好きな日本のアーティストの曲をプレイリストにしました。あ、このブログの人、こういう”音”が好きなのね〜と思っていただければ…

*1:後記:書き直しましたすみません。0.03円は間違いです。

SKY-HI 香港ライブ備忘録3 ー冒険の続きはそこでしよう

音楽に、ダンスに、エンタメに、国境なんてない。
そう実感した最高の一夜。

2017年10月22日。
SKY-HIによるライブハウスツアー”ROUND A GROUND 2017”の香港公演。

前回のその2に続き…
vvvvvv6tones.hatenablog.com


忘備録その3、ライブが終わったあとの話というか、余韻。
実はだいたいのことはライブ終わって一週間後くらいで書いていたんだけど、なかなかまとまらず…

*超個人的な語りです。

*****************

終演後、ため息とともに横にいた友人のSちゃんが呟いた。
”That was… intense…”  

Intense…『濃い』と訳せばいいだろうか。

とことんラップして、とことん歌って踊って…
濃密で、充実したパフォーマンスに、
彼女は圧倒されたようだった。


ミーグリに並んでいる間、具体的に感想を聞いてみた。彼女は心からライブを楽しんでくれたようで、ファンとしても誇らしかった。特に「舞台上の存在感とバイブスの高さ」、MCやセンテンス、そしてLUCE前のMCで見せた「ユーモラスでフレンドリーなキャラクター」、そして「観客とのコミュニケーション」が良かったという。

特にセンテンスは、おふざけモードというか、遊び心満載の場面。そしてそれが、当然のごとくエンターテイメントとして成立している。SKY-HIとBFQの関係性だったり、オフモードに近い人間性が見られたことで、よりアーティストとしても興味が湧いてきたみたい。

最初から最後まで完全無欠のアーティスト面だけを見せるんじゃない。
ユーモラスなところも、パーソナルなところもさらけ出していたのが良かったんだね。


Although I didn’t know that many songs, and didn’t him that much as an audience, I felt like a part of it and was so engaged to his performance.」(=彼の曲だったり、人となりをあまり知らなかったけど、客の一人として受け入れられた感覚があったし、パフォーマンスにとても魅了された。)

特にこの感想が、すごく嬉しかった。彼女はいつも洋楽かK-POPを聞いていて、私の熱心なファン活動がなければおそらくこのライブに参戦することもなかったような子だ。それでも、良さって伝わるものだなぁと、誇らしくなった。


さて、ミート&グリートですよ。
ぶっちゃけ、いろいろなことを考えた時間だった。
とりあえず、それについては幾つかツイートしたので、
そのつぶやきをまとめることとします。







さて、充実感に満たされたまま、気づけば帰りのバス。
SKY-HIの曲を聴こうと思いスマホを取り出し…やめた。

まだ耳の奥に、生の歌声が残っている気がした。

背骨の芯や骨盤のあたりに、あの振動が残っている気がした。

その余韻に、かれこれ一週間くらいは浸っていただろうか。
それくらいインパクトのある、最高の一夜だった。


やっぱり、生って、楽しすぎる。

当たり前のようだけど、本当にそう思った。
音楽は耳で聴くだけじゃない。全身で聴くんだ。

だってSKY-HIは全身で歌っていたんだもの。

海外から日本のアーティストを応援していると、この「生」の機会がどうしても限られてくる。

今回のツアーは、地元にいながらその経験させてくれた。
SKY-HIは海を越えて、「音楽を手渡しに」来てくれた。
海外のファンの一人である私は、今回改めて「生」の楽しさを教わった。
本当に、感謝しかない…



さて。

SKY-HIのファンは世界中に散らばっているけど、
その人数は、まだ、お世辞にも多いとは言えないだろう。


今回の香港ライブでも、ライブハウスを超満員にしたわけではない。


でもだからと言って、今回の海外ツアーを、「海外ライブ成功」というネームバリューのためだけにやっている、という風に受け取る音楽好きの方が一人でもいたら…

実際にライブに参戦した者として、全力で否定したい。

いちファンとしてではあるけど、SKY-HIの実力、人柄、そして心意気は、世界レベルで戦っていけるポテンシャルがあると感じた。特に、Sちゃんの感想を聞いて、それは確信に変わった。


SKY-HIもインタビューで言っていた通り、

「やってみないとはじまらない」のだ。

満員にならないから、と海外公演を躊躇していては、何もはじまらない。


しかも、RAG海外ツアーは、すでに何人か存在している私たち海外ファンのことも、日本のたくさんのFLYERSと平等に、思ってくれていることを伝えてくれた。


日本の音楽市場はそれだけで大きく、内向きになりがちな邦楽アーティストも多いとは思う。でも、SKY-HIは国内で着実にステップアップしている上に、海の向こうを見据えている。


リスクを承知で、
それでも果敢に、
次のステージへ挑み続ける。

SKY-HIの男気溢れる覚悟は、
かっこいいし、尊敬する。


そしてその覚悟に、いちファンとして心から感謝したいのです…



私個人的にも、この海外ツアーに勇気をもらいました。
高校の最終学年となり、日本でも、香港でもないさらなる新天地への進学を予定しています。グローバルな環境で勉強させてもらえるチャンスをもらえたのは、すごくありがたいし恵まれたこと。このチャンスを大事に、しっかりと自分の夢を掴みたいと思っています。


でも、居心地のいい環境から離れるのは、やっぱり、不安。


しかも、新天地では日本との地理的な距離がさらに遠くなるので、
今でさえ少ない日本のライブ参戦のチャンスが、さらにググッと減る…うぅ…

そんな時に、応援しているアーティストが本格的な海外進出へと動いているのは、ものすごく心強い。どこに行っても、自分の好きな音楽はそばにいてくれる。地理的距離じゃない。心の距離の話だ。


そレニ、SKY-HIの言葉を信じれば、彼は近いうちに、また、BFQとJrさんを連れて世界中を回ってくれる。

あわよくば、私の住む街にやってくるかもしれない。

そうしたら、また、「生」の音楽を楽しめるじゃないか。

SKY-HIが羽ばたくなら、私も羽ばたける。

どこに行ったって大丈夫。

『この冒険の続きは、そこでしよう』
(ナナイロホリデー)

音楽に、ダンスに、エンタメに、国境なんてないんだから。

SKY-HI 香港ライブ備忘録2 ーそれはそれはとても輝いていた

音楽に、ダンスに、エンタメに、国境なんてない。
そう実感した最高の一夜。

2017年10月22日。
SKY-HIによるライブハウスツアー”ROUND A GROUND 2017”の香港公演。

前回のその1に続き…
vvvvvv6tones.hatenablog.com

忘備録その2、ライブ本編の記憶。
殴り書きです。長いです。

************

”What's up Hong Kong~!!!!”

待ち焦がれていたあの声が聞こえてきた。

SKY-HIの声って、金管楽器系だよね。
高らかなファンファーレみたいですっごい好き。
エネルギーとパンチが効いている感じ。

そして奥から出てきたSKY-HI。

いやぁ、ほとばしるエネルギー!!!
そして至近距離で見ると…オーラすごいっす。

もうテンションは最高潮。
やば!香港に!SKY-HIが!いる!!!


さて、一曲目…
リインカーネーション”って天才だよね。
ショーの開幕を告げるのにこんなに良い曲ないし、フィナーレにも良い曲。

”今僕は君に会いに来たんだ”

自分が住んでいる土地に、好きなアーティストが来てくれる嬉しさ。
狭い会場で、近い距離で、音楽を手渡ししてくれる感覚。
RAGツアーのコンセプトは本当素晴らしいけど、
まさかそれを自分も経験させてもらえるとは思わなかった。

”君が 君が 僕を呼んだんだ”

WELIVE(生では見られなかったけど)の最後の曲とRAGの始まりの曲が一緒だから、

あぁ、本当に何度でも蘇って、ずっとそばにいてくれるんだなぁ、と、
あぁ、私はこの人を長い時間かけて応援していくんだろうなぁ、と、

予感というか実感というか…そういうものを感じた。

とにかく、ライブ始まったばっかなのに、
しょっぱなからめっちゃエモかった。笑


んでもって。そんなエモさから一転。
2曲目の”Purple Haze”から、3曲目”No Chill”。

パーポーヘィッ!パーポーヘイッ!
ウィガッ!ノッ!チル!エイ!

めちゃんこ楽しい。
我を忘れるとはこのこと。本能とはこのこと。

この前のロッキンとは真逆の方向性の選曲。
野外ライブの開放感も良かったけど、
ライブハウスで人の間をもみくちゃになりながら、
圧縮された爆音を聞いて飛び跳ねるのもすんごい楽しいことだな!

”クラブ?ライブハウス?けっ!パリピどもめ…”
…と僻んでいた半年前の自分にドロップキック。

楽しいオトナの階段を、SKY-HIにエスコートしてもらってる感じ。


…え?変な意味じゃないよっ!


ちょっくら語弊がありましたすみません。


とにかく!

SALU x SKY-HI作品 良き!
個人的にはもっと定期的に組んでほしい。
豊洲のレポを読んでその思いは強くなる。)



さて、香港RAGに話を戻すとしよう。



SKY-HIは序盤からフルスロットル。
No Chillが始まる頃にはびっしょり汗をかいていた。

私のテンションも、フルスロットル。
もちろん、汗びっしょり。

4曲目の”Tyrant Island”から、”Walking on Water“, “As a Sugar”など、
名刺代わりの超絶高速ラップを含めた怒涛のヒップホップメドレー。
いわゆる”とことんラップする”コーナー。

そういえば、序盤でシングル曲を一切やらなかったのは意外だった。
てっきりポップ寄りの曲で華々しくライブを盛り上げるのだと思っていたから。

でもSKY-HIは、ヒップホップとポップを行き来するバランス感覚と、曲ごとのジャンルの振れ幅の大きさが魅力のアーティスト。ヒップホップはポップやロックを凌駕する勢いで切開的な人気を誇っているそうなので、SKY-HIはそれを前提に、まずはラッパーとしてのアイデンティティーを提示したのかもしれない。

そして言わずもがな、磨き上げられたラップのスキルは、
見事に会場のボルテージを

上げて、
上げて、
アゲアゲアゲ!!!(語彙力放棄)


同行した香港人のクラスメイト、Sちゃんが、高速ラップの場面で”オーマイガッ…”と言って圧倒された様子でSKY-HIを見つめていたのがめっちゃ印象的だった。


Sちゃん:”…オーマイガッ”…
私の心の声:”だよな…”(語彙力放棄)

高速ラップはSKY-HIの音楽のたった一部でしかない。
でも、あのマシンガンのような、
ジェットコースターのようなラップは、
今後も外せないものになりそうだなぁ。
世界レベルでも、結構すごい部類に入るんじゃない!?


そして中盤、”As a Sugar”のインスト部分で、ついに”Blue Flap Quartet”の四人、JUN, Money, TAK-YARD, Kensuke(敬称略)も登場。ここから、歌って踊ってラップする、エンターテイナーSKY-HIモード炸裂。

Blame It On Me、色気やばいっすね。
SKY-HI(30)だからこそできるオトナのかっこよさ。
十代ひよっこの私が憧れるかっこよさ。


めっちゃ息のあったキレキレのダンスと、
美しいフォーメーションの数々…
SKY-HI & BFQ。
この5人組、すこぶる格好良い。
音楽もそうだけど、やはりダンスは言葉の壁を軽々と越える
海外公演に、4人の起用は必然だったんだなと思った。

そこから続けて、念願の生Stray Cats!「動く時計〜」から終わりまで。いや最高すぎるでしょ。ダンスブレイクもあるけど、音源と同じ音色でビートを打ち込んだ感じ。音の違いが新鮮だった。バンドアレンジも大好きだけど、音源のミニマルな感じもかっこいい。ミニマルがエロい


んでそこから怒涛のパーリーチューン!通称「クソラップしてクソ踊るメドレー」(ねえ言葉遣い悪いよ日高さんw)こと、Limo-COUNTDOWN-TOKYO SPOTLIGHT!楽しすぎる。まさに合法的なトビ方←

COUNTDOWNの”3、2、1ヘイ!”とか、みんなできてたし、めっちゃ盛り上がってた。Sちゃんはもちろん、うちの母もバブリーに踊りまくっていたうん十年前を思い出したのか(失礼)かなりノリノリで参加していて、娘としてはとても嬉しかったよ。

あ、武道館で「おいおまえら!…さいこぉ〜」って吐息交じりに言っててちょっとエロすぎてものすごい気分になったあそこ。アジアツアー仕様に「ハォ〜(=好)」って言ってた。可愛かった。エロくなくて逆に安心した


ってかトースポの振り付けが好きすぎてだなぁ!(支離滅裂)(もはやレポではない)

www.youtube.com

この動画見すぎて手の振り付けとか覚えちゃったんだけど、
一緒に踊ってたら多分けんすけさんと目があった…
煽るような表情してたから一生懸命ウェイウェイしました(は)

例の部分は、”ICCより高くぶっ飛びたい”。

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World's highest hotel: Hong Kong's Ritz-Carlton opens its doors | Daily Mail Online
左手の高いビルがICC
ここの部分でご当地ネタできるの面白いね。


んでここから新曲祭り。

Bitter Dream。音源よりサビのところのガナリ度合いがすごくて、めっちゃ温度高めだった。色気、アゲイン。

ここから曲順の記憶が曖昧になるんだけど、多分そのままLogicのビートジャック、0570-064-556をやったんだよな確か。

前の曲では「甘い夢に興味ない」挑戦者としてのSKY-HI。
この曲では、弱さや苛立ちや苦しみを認めてくれる人間らしいSKY-HI。
それはまるで人間の二面性を見ているようで

強がってても、「消えてしまいたい」と思うこともあるよなぁって…

香港でも、学生の自殺は社会問題になってる。
つい最近うちの学校の系列校でも一人…
だから、これをやることはすごく意味があるなぁと思った。

唯一心残りは、観客の半分くらいにしかリリックの意味が伝わってないこと…
もちろん、言語を超えて大まかな感情表現は伝わる部分もあると思うけど、
一つ一つの言葉の、細かいニュアンスまで噛み締められる曲だから。もったいない。
それに、会場の反応を見ていると、原曲を聞いたことがある人もそんなにいなかったんじゃないかなぁ。
次は…字幕とか、検討されないかしら。


で、中盤の山場、Marbleですよ。
まぁ、ライブ全体が山場なんだけども!

これが、ものすごく、神々しかったというか。

歌は、全身で歌うものなんだなぁと思った。
だから私も全力で聞いた。

開演前までにわかに心配された”Marbleはどうノりこなせばいいのか”問題は何処へやら。全身が耳となり、目となり、聞いて、見た曲だった。
”それはそれはとても輝いていた”
この場面の残像が今もキラキラと私の脳内に残っているくらい、美しかった。


そこから、キーボードが出てきて…
この次が、LUCEとクロノグラフだったっけ?
フリースタイルセッションが先だっけ?
ちょっと記憶があやふや(Marbleの余韻が)(あわわ)

LUCEは、いつだって魂の絶唱
むしろかなりパーソナルな歌だから、海外ではやらないかと思ってた。
それでも、SKY-HIはこの歌を背負ってやってきた。
それくらい、大事な曲なのだと改めて実感。

その前のMCで、
次の曲で自分の友人の死について歌うこと、
今は音楽を通じてたくさんの人に出会えてとっても幸せなこと、
それを、ちゃんと語ってくれたから、
きっとLUCEは香港の人たちにも届いたと思いたい。

クロノグラフでは、ズーンと重くなった心にピアノの音色が優しく染み渡る。
ここら辺の緩急がすごい。

フリースタイルセッションは、オープニングアクトJUDEさんと。
細かくは覚えていないんだけど、キーボードで即興で打ち込んだドラム音の上から、
JUDEさんがアコギでシンプルめなマイナーコードを弾いてた(音楽初心者)。

んでJUDEパートで
スカイハイスカイハイスカイハイスカイハ〜イ」とかムーディーに歌い出してw
(ちょうど、Shape of Youのオーアイオーアイに似たメロディーだった)
しかも途中から「一緒に歌いましょう!」みたいに言うもんだから、
観客も「スカイハイスカイハイスカイハイスカイハ〜イ」とムーディーに歌うというw

なんか面白い空間だった←

そこから、Over The Moon.
前半キーボードで、後半から立ち上がって歌う。
ミュージカル好きの母が一番気に入ったと言っていた場面。
「ララーラー」って一緒に歌えたの幸せだった。
あそこはすごい、会場じゅうが幸せな空気で満ちてた。


さぁ、後半戦。
センテンス”のお時間です。
今回は海外向けの新バージョン。

SKY-HIの前に、「燃えよドラゴン」のイントロと共にBFQ扮するマフィアが登場、カンフーの動きを取り入れたコミカルな乱闘を繰り広げる、という構成。乱闘の効果音とか、銃撃戦からブレイクダンスにもつれ込む流れとか(笑)、WELIVEと同じ音が使われている部分もあって…「おっ!」と思った。上海公演では無かったみたいだから、台湾公演の前に大急ぎで作ったのかなぁ。

もちろん、突貫工事でもクオリティはさすがで、香港の観客は大盛り上がり。今までのセンテンスよりも”言葉”が減って、”音と動き”で笑いをとる、シンプルながら最高に可愛くて面白い場面となっていました。

んでもってジャーックザリッパー!
これも好きすぎてだなぁ!ワチャワチャ度合いが!
どうせならグラスでも持参して一緒に乾杯したかったよ。
エアーでやったけど。
あとあの遊園地みたいな音色もツボ。
SKY-HIのライブはホントにいろんな音が鳴るなぁ。


あっという間にクライマックス。

テンションをググッとあげる”Gemstone”,
コール&レスポンスが楽しい”Double Down”。

ダボダンは、SKY-HI直々のレクチャーで、みんな掛け声を瞬時にをマスター。教えるの上手いなぁ。日本からきたファンも、香港人も、誰でも彼でも、会場じゅうが一体となって、叫び、歌い、踊るのは本当に楽しかった。

DJ Jrさんが、会場の”Hey”という掛け声に合わせて一瞬トラックの音量を下げ、また瞬時に元に戻してくれたのもうれしかった。神業。私はあまりHIP HOPのライブに参加した経験がないけど、これはよくあることなのかな?しっかりSKY-HIの耳に私たちの声が届くようにしてくれた心遣いに、感動した。

そうそう、今回はフルバンドじゃないから、DJ Jr.さんの存在感を特に感じました。Jrさん、かっこいいです!いつ手をあげるのか、いつクラップするのか…音楽の”ノリ方”を、SKY-HIとJrさんに教えてもらった気がする。

特に海外公演では、SKY-HIのライブに初めて来た人も多かったはず。
ライブ慣れしていない一見さんを置いてけぼりにしないSKY-HIのライブ。
その中で、やっぱJrさんの力は大きいなぁって。


さて、いよいよフィナーレ。前のブログでも書いたけど、”ナナイロホリデー”では、間奏部分ギリギリを使って、英語と日本語のアツい挨拶が。

「香港と日本、どれだけ遠いか、近いか、そんなのはどうでもいい。」
「音楽を仕事にして生きている以上、君たちのことはいつも近くに感じている。」

SKY-HIの特技、対大勢でも、一対一でメッセージを届ける言葉の魔法。
端っこにいたけど、私に、ちゃんと語りかけてもらえる感覚があった。

そして。
音楽がいつだって国境を越える力を持っていることを、改めて宣言してくれた。

それは間奏の直後の歌詞”必ずまた戻ってくるから It’s alright. ”に続く。
これからも、世界をフィールドに音楽を届けてくれるのだと確信した。


最後の曲、”スマイルドロップ”では、例のサプライズを敢行。

会場じゅうが一斉に掲げたのは、SKY-HIのファン”FLYERS”のテーマカラー(赤、紺、白のトリコロール)をあしらったA4のメッセージカード。そして「RAG26 SKY-HI 1022, HONG KONG, 来てくれてありがとう」の文字。

SKY-HIもJrさんもBFQのみなさんも驚いた様子。
SKY-HIも笑顔で”Wow~ Thank you~”と言っていた、と思う。(記憶よ)
何人かの目元がうるうると光っていたように見えたのは、気のせいだったかな…
とにかく、会場じゅうが一つになり、言葉にしがたい充実感と多幸感に満たされたひとときだった。


あっという間に2時間強。最初から最後までアツいライブだった。


************
ほぼ内容0の、とりとめのない文章になってしまった。
この7800字は2文字でまとめることができます。
すなわち、
最高
以上です。

終演後にSちゃんに聞いた感想が嬉しかったので、
忘備録その3ではそのことをサクッとご報告しようかなぁと思います。
(いつになることやら)汗

SKY-HI 香港ライブ備忘録1ー今僕は君に会いに来たんだ

音楽に、ダンスに、エンタメに、国境なんてない。
そう実感した最高の一夜だった。

2017年10月22日。
SKY-HIによるライブハウスツアー

”ROUND A GROUND 2017”

香港公演に馳せ参じた。


さすがは太陽神、素晴らしく晴れ渡った青空。


ってなわけで、もう一ヶ月も前になっちゃいましたが…
確実に今年一番の思い出となった香港ライブ参戦の様子を、開演前からプレイバック。


会場はKITEC (九龍灣國際展貿中心)という
コンベンション施設に併設された、

Emaxというショッピングモール内の、

ライブハウス、Music Zone。(ややこしい)

f:id:vvvvvv6tones:20171130140638j:plain
https://www.e123.hk/ElderlyPro/details/231034/77/sc

同じ建物内にある大きめのハコ、Star Hallと並んで、日本人アーティスト御用達の会場です。
この前ここにきたのは、Hey Say Jumpのアジアツアー(Star Hall)の時だったなぁ…懐かしい。

SKY-HIライブ当日も、Star HallではLinked Horizonのライブが開催されていた。進撃の巨人は香港でも大人気なのです。





さて、開場より一時間以上も前に到着した私。

普通の、というよりかなり閑散とした(笑)、ショッピングセンターの中に突如ライブハウスへの入り口が出現。


入場口の右横にグッズ販売コーナーがある。

グッズ、と言っても、香港では2色展開(黒と白)のツアーTシャツのみの販売。弱冠寂しいけど…しょうがない。

f:id:vvvvvv6tones:20171130162835j:plain

左横には、香港ファンからのカラフルな祝花が飾ってあった。Marbleをイメージして注文したそう。愛だね。


開場までは、そこから少し奥にあるエスカレーターから二階に上がったところにある待機場所で整列。整理番号1〜100、100〜200、200〜…って感じで区切られていて、参加者が自主的に番号順に整列する感じだったと思う。


私が着いた時はまだ、ファンの数もまばらな感じ。
でも、我が親友のフロちゃんをはじめとした、
香港人のファンの子達はすでに集まっていた。

そして、彼女たちからライブ終盤のサプライズに向けた”例のモノ”をもらう。

”例のモノ”とは、今回のためにファンが印刷したA4サイズの紙。


本人へのサプライズ、ってだけじゃなくて、
香港ライブに参加した記念品という役割もあるから、
出演陣と観客の両方に嬉しいプレゼントだよなぁと思った。

現地ファンの自主的な企画だったけど、スタッフさんのご好意で、終演後、同じ紙を出演陣に渡してもらうことになったそう。ファン主導のこういう企画は、香港のライブではよくあることらしいです。こちらのユルくておおらかな文化があるからこそ実現したことだなぁ…これも海外公演の醍醐味。


ってなわけで
番号確認しながら整列したり、おしゃべりしたり…
時間はあっという間に過ぎていき…
”連れ”と合流したのは開演時間ギリギリのこと。

今日一緒に参戦してくれたのは、
香港人のクラスメイト、Sちゃんと、
年上だけどファンキーな友人Mさんと、
”連れてこられた感”満載のうちの母。(笑)



Sちゃんは、私がYouTubeでSKY-HIに出会った”その日”から、私がズブズブ沼にはまっていくありさまを見守ってくれている友達で。(ありがとうね。)普段はK-POPか洋楽をメインで聞いてるんだけど、日本のアニメと漫画が好きな子。J-POPも嫌いじゃないけど、あんまり聞かないらしい。

でも、初めてアドベンチャーのMVを見て衝撃を受けた私が、

“Fin’lly found Japanese Bruno Mars”
(ついに日本のブルーノマーズ見つけた!)

ってスナチャでMVを数秒くらい撮って送ったら興味を持ってくれて、

”Send me the link, NOW”
(いますぐそのリンクを送りんしゃい)
って返ってきたので、リンクを5個くらい送ったなぁ。

それ以来、私の熱心な布教活動によりSちゃんもSKY-HIの(ライトな)ファンになってくれたのです!ライブが決まった時にワンチャン誘ってみたら、間髪入れずに「行く〜!」って言ってくれたのは嬉しかったなぁ。チケットが比較的良心的な価格だったのが本当に良かった。


さて。

そうこうしているうちに入場のお時間です。


番号の早いブロックから、順にエスカレーターで下に降りていって、また整列。


で、


ここで、私のテンションが突如ブチ上がる。


なぜなら…


キ…キムラさんだぁっ!!!!!!


やばい!生で見るとやっぱイケメン!仏頂面だしマスクしてるし!←
日高光啓」ってグーグル検索した時に出てきた謎の男その人だ!←

この人が!
#今日のキムラ の!
マグネシウムキムラ の!
かの!有名な!キムラさん!

普通に”芸能人に遭遇した”レベルでテンション上がった。(アホ丸出し)
世の中にこんな存在感のあるマネージャーさんがいてたまるものか(褒めてる)


キムラさん、手元のスマホで撮影しながら、整列中のお客さん何人かにインタビューしてました。隣にもう一人、スタッフ証下げた日本人の男性がいらっしゃって…あの方は制作担当の方かなぁ…

私、ワンチャン話しかけられるかと思ってそわそわしてたんだけど、まぁ、隣のグループが選ばれたよね。チーン…。日本語話せる人を含めた香港人のグループだったな。質問、いくつかあったと思うんだけど、私の脳内がキムラフィーバーだったんで()あんまり覚えてないです(笑)最後に、SKY-HIに一言メッセージを〜みたいなのもあったと思う。あの映像は結局どうなるんだろう…



さて、入り口でTシャツを(もちろん二枚)(え)買ってから、番号順に入場します。


分かってたけど、
近い。


良番だったので、二列目の一番右側を確保できました。最終的には、一列目の方のご好意で、一列目の仲間入りをさせていただきました。ありがとうございます。ファンの方との出会いも、ライブの醍醐味…

会場には…
香港の熱烈なFLYERS数名、
AAAのファン、
日本から駆け付けたFLYERSもいれば、

興味本位で見に来た現地在住日本人とか、
J-POP/日本好きの香港人もいたと思う。
HIP HOP好きも…分からないけど、いて欲しいね!

ちなみに、ロリータファッションではないけど、
原宿にいそうな派手な格好した香港人も一組見かけたぞ…(笑)

とにかく、なかなか多様性のある客層だったと思う。

ザワザワ…

そわそわ…

ザワザワ…

開演前の
ワクワクと
若干の緊張感が混ざった
この空気感。

たまらなく心地よかった。


んでもって。

現地の歌手、JUDEさんと、バンドメンバーによるオープニングアクト。ミィディアムテンポの曲が多かったかなぁ。5、6曲くらい歌ったのかな?あんま覚えてないっすごめんなさい。素敵な歌声でした。


オープニングアクトが終わると、バンドのセットアップが撤収されて…

ついに…!DJ. Jrさんが登場!!!


”Ready, count down. 街から街へとRound a Ground”

ナナイロホリデー”からのサンプリングとなる本ツアーのジングルが、
宴の始まりを告げる。

そして。

聞き慣れたピアノのイントロ。


アルバム”OLIVE”の一曲目。
”リインカーネーション”。


”What's up, Hong Kong~!!!!???”
(調子はどうだ香港〜っ!)


SKY-HIが、私たちに会いに、やってきた。

(つづく)

SKY-HI の中国語カンペはなぜ香港で使い物にならなかったのか

それは3回目のMCの時。

SKY-HI: ウォー?
香港ファン:ンオー!

S: ウォー フェイ?
ファン:ンオー ウイ!

S: フェイ?
ファン:ウィ!
S: あ゛ー!

訳わかんなくなったSKY-HIが猫みたいに鳴いたのはめっちゃ可愛かったが(おい)、彼の手元のカンペに書いてあるカタカナ表記の中国語の読み方が使えなかったのには理由がある。

そして香港のファンが意地でも正しい発音を教えようとしたのには理由がある。

最終的に「これ間違ってるんじゃねえの!?」と舞台裏のスタッフにおどけて文句を言ったSKY-HIに盛大な拍手が送られたのにも(笑)理由がある。


そうなんです。あれ、違うんすよ。


あの場限りだと、特に日本からはるばるいらっしゃったFLYERSさんの中には、いまいちなんのことだか分からなかった方も多かったかと思います。

香港在住6年になる私ですが、こっちに来るまでは私も知らなかったことです。


SKY-HI Round A Ground 2017、通称RAGツアー。
香港公演に参戦された方も、そうでない方も…

この機会にぜひ、知ってください。
香港の言葉と文化、社会のこと。

『中国語』じゃない?

そもそも、中国語、という言語自体の定義が曖昧です。
一般的に中国語というのは、今の中華人民共和国で標準語として使われる「普通語」(プートンファ)のこと。

これは中国の首都である北京語を基準としていて、「マンダリン」とも呼ばれています。

一方、香港で使われているのは広東語(ゴンドンファ)。
広義では中国語の方言の中の一種なのですが、表記も発音も別物です。


まず、表記に関して。

グーグル翻訳などを見てみると、中国語の表記には大まかに2種類あることがわかると思います。

一つは簡体字
もう一つが繁体字

英語ではSimplifiedと、Traditional。

簡体字は主に普通語の表記で使われ、画数が少なく、簡略化された字です。
繁体字は、より伝統的な表記に近いもので、香港ではこちらを使います。

そして、発音。

正直、普通語と広東語は、ちょっと似てはいますが、全く違います。
それは、標準語と大阪弁、というような、イントネーションの違いだけではありません。

地元では、中国本土からの移住者向けに「普通語で習う広東語」のレッスンがあるほど(笑)


例えば、挨拶。

いわゆる「你好(ニーハオ)」っていうのは普通語の読みで
広東語では同じ漢字でも「レイホウ」と読みます。

いわゆる「謝謝=シェシェ」は普通読みで、
広東語では「多謝=ドーチェ」。


香港RAGに参加された方は、オープニングアクトで登場したJUDE(香港の歌手)さんが、「ダイガーホウ」と言っていたのに気付いたでしょうか。これは、「大家好」=「みなさんこんにちは」という挨拶です。

一方、SKY-HIがカンペに忠実に読み上げた一回目の挨拶では「大家」(=みなさん)を「ダージャー」と普通語で読んでいました。「シェシェ」も「ハオ」も、ライブ中によく言ってたけど、あれ、全部違うんです(笑)実は。


つまり、SKY-HIのカンペに書いてあった読み方は、普通語読みとしては間違いじゃないけど、香港人が慣れ親しんだ広東語ではない、という点で間違ってたんです。

ちなみに、今回アジアライブが行われた上海、台湾、香港の言語事情をまとめると、こうなります

上海:簡体字、普通語
台湾:繁体字、普通語
香港:繁体字、広東語


台湾はちょっと例外的に、普通語の発音だけども繁体字を使うそうな。
思うに、今回のアジアツアー(上海台湾香港)、同じカンペを使ってたのかなーなんて。



ここで、一部の方は疑問に思うかもしれません…
一回目と二回目のMCも普通語読みだったのに、なぜ会場が盛り上がっていたのか。

それは、ほとんどの香港人は学校で普通語を習うから。(広東語と普通語と英語を使いこなす香港人…恐るべし。)

で、三回目でついに、ファンのお直しが入ったってわけ(笑)

香港人は、どうしてもSKY-HIに広東語で話してほしかった。

その理由は、ただ慣れ親しんだ言語だからというだけではない、アイデンティティーと文化、政治の話になってきます…

『中国人』…じゃない…?

*ここからちょっぴり「かため」のネタになります。

そもそも、香港は事実上中国の一部ではあるものの、「我々は”香港”人だ」と、中国本土の人々と自分たちを区別する考え方が根強いです。

香港が1997年までイギリス領だったことは、皆様もご存知かと思います。

返還に際し、香港は今後50年間、中国本土とは違う独自の憲法、通貨、政治によって治められることが約束されました。いわゆる「一国二制度」です。


要するに、

いちおう中国の一部ってことになるけど
運営は君たちの好きにやっていいよ

っていう取り決めです。


以来、”中華人民共和国 香港特別行政区”の人々は、中国本土では認められない民主主義や言論の自由などの元に生きてきました。


本土では使えない、ユーチューブやフェイスブックツイッターも使い放題。文化も、平均収入も、教育も…香港人の生きている環境は、本土とはかなり違います。


独自のアイデンティティがあるのは自然なことなのです。


しかし最近、香港の独自性を約束したはずの中国中央政府の影響力が、日に日に増していることへの不安感が募っています。


3年前に世界を賑わせた「雨傘革命」という若者による繁華街の占拠も、影響力を増す中央政府への抗議運動という側面を持っていました。(実際はもっと複雑ですが…ディグってくだされ。)


その、「香港がどんどん中国ナイズされている感」の象徴とも言えるのが、「普通語を使う率が高まっている」現象、そして、

「いずれ広東語自体が抹消されてしまうのではないか」という不安感です。

詳しくはこちらのブログをぜひ。
englishcafe.hateblo.jp


本土からの移民や観光客が増え、
学校でも普通語の授業が増え、
ビジネスでの需要も増え…

ほとんどの香港人は、普通語、広東語、英語のトリリンガルになるように教育されていますが、これ以上普通語を使う頻度が増えれば、広東語が廃れてしまうのではないか…と懸念されています。


政治的にも、大きな出来事がありました。

今年はちょうど、中国返還20周年の年。

今年の返還記念日の式典には、中国の国家主席も参加したのですが…

そこで、香港の行政長官(トップ)が、普通語で、スピーチをしたのです。香港人をレペゼンする行政のトップが、公用語の広東語ではなく普通語を使ったことで、香港人の間に衝撃が走りました。



難しい話なのでざっくり要約すると、



「”香港人”であること」を大切にする人たちにとって、
広東語は大事な自分たちの言語。

中国本土の人々と自分たちを区別する大事な要素。

でも普通語も、将来成功したければ学ばざるをえない。

だから、「普通語」で話かけられると、
理解はできるけど、嬉しくないのです。



「私たち中国人じゃないし!」という、「中国ナイズ」への不安感をピンポイントでつついてくるのが、この言語問題なのです。

つまりは…

言語は、文化とアイデンティティーを表す大事なツール。

だからこそ、香港のFLYERSは意地でもSKY-HIに広東語で喋って欲しかった。

特に彼がコンシャスなアーティストであることを分かっているから、なおさらです。


海外ライブに際し、その土地の言葉でできるだけコミュニケーションをとりたい。
この、SKY-HIのエンターテイナーとしての心遣いはすごく素敵だし、嬉しいこと。
その心遣い自体は、みんな感謝していると思います。
だから、一回目と二回目のMCでは歓声が上がったんです。


ただ、上海、台湾に続く香港で、なぜ普通語のカンペをそのまま使うことになったのか。香港の公用語が前の会場と違うことに気づかなかったのか。誰も疑問に思わなかったのか… これはSKY-HI本人と言うより、むしろ主催者側の問題なのかもしれません。(小声)



あるいは、今回書いた香港の社会事情自体、日本であまり知られていないのかも…


そう思って、現地在住日本人としておこがましいかなぁとは思いつつ、解説のようなものを書かせていただきました。



日本からたくさんのFLYERS仲間が集結して、ものすごく幸せな時間だった香港RAG。

ライブ自体は最高すぎて、幸せすぎて…
でもMCがちょっとむず痒かった(笑)

最後の方は、SKY-HIも『中国語』が通じないことに気づいたようで、英語に切り替えてくれたので、良かったです。英語も香港の公用語の一つなので、こっちの方が正解かもしれません(笑)

ってかSKY-HI英語うまいなおい!(大文字)

もちろんペラペ〜ラってことでもないだろうけど、言いたいことをすらすらと言えてる感じめちゃカッコ良かった…


おまけ:MCレポ(覚えてる限り)

最後に、おまけとして今回のMCで何を言っていたか(ニュアンス)を、英語も含めて覚えている限り書いておきます。曲目などのネタバレ要素含みます。念のため。

中国語は、せっかくなので簡体字繁体字両方で書いてみます。

ちなみに私はほとんど中国語ができないので…(おい)今回のブログを書くにあたり協力してくれた我が友、フローレンスに愛と感謝とリスペクトを…

では。


一回目MC

S:「ホンゴン レイホウマ〜」
簡:香港、你好吗〜
繁:香港、你好嗎〜
香港、こんにちは・元気ですか〜
(ここだけ広東語だった)

S:「ダージャー カイシンマ?」
簡:大家 开心吗?
繁:大家 開心嗎?
みなさん楽しんでますか?

S:「カイシン ジューハオ〜」
簡:开心就好〜
繁:開心就好〜
楽しいなら良かった〜


二回目MC

S:「ヒョンゴンダー パンヤオ」
簡・繁:香港的 朋友、
香港の友達のみなさん、

S:「ニー シャン ウォーマ?」
簡:你想我吗?
繁:你想我嗎?
あなたは私のことを想っていますか?
(意訳:君たちは僕のことが好きですか?

S:「ウォー シャン ニー」
簡・繁:我想你
私はあなたのことを想っています。
(意訳:僕も君たちのことが好きだよ


三回目MC


S:「The next one is the most difficult」
次のやつが一番難しいんだよ

S:「ウォ フェイ ヨン ユェン ジ ジュ ジン ワン」
簡:我会永远记住今晚
繁:我會永遠記住今晚
私は今夜のことを永遠に忘れません。



ここ、広東語読みは、ンオ ウイ ウェン ユン ゲイ ジュ ガン マン。

そもそも普通語読みの時点で伝わってるか怪しくて(笑)なんのこと言ってるかようやくわかったファンが、口々に広東語での発音を教えるという展開に。で、冒頭の「あ゛ー!」のくんだりになるわけです。

その前に、あまりにみんなが口々に言うもんだから、
SKY-HIも「えっ?えっ?」みたいになって、

“I don’t know what is the correct answer”
(どれが正解なのかわかんないよ)

って困り顔で言ってたのも可愛かった。

最終的に、広東語(らしき)発音で文章の前半まで(我會永遠)は言えたんだけど…

S: ンオ ウイ ウェン ユン
客:(そうそう大体そんな感じ!)(拍手)
S: ジ ジュ ジン ワン
客:(ガクッ)(また普通語やん笑)
S: こ〜れ間違ってんじゃねえかぁ!?
客:(そうそう!!!)(盛大な拍手)
S:全然伝んねぇぞぉ〜お〜らびっくりダァ〜
  オッス、おら孫悟空

客:(笑)
S:え、中国語じゃない?あぁー、そうなの!?


S: I can’t use this.
  (=これ使えないね)  

   OK! I love you!
  (オーケー!愛してるよ!…)

  …I won’t forget about this day, tonight. Forever.
  (僕は今日の、今夜のことを忘れません。永遠に。)

And sometimes, I’ll be back! I’ll be back! Promise.
 (そしていつか、戻ってきます。約束だよ。)



あぁー、ここ超かっこよかった!
だってなんのためらいもなくOK! I love you. だよ(おい)
何がオーケーやねんけしからんごちそうさまです。

しかもプロミスしてくれたし!また香港来てね〜!



あと、どこかのタイミングで、

"I don't know which language to use... Chinese, English, Japanese..."
(どの言語使うのかわかんなくなってきた…中国語、英語、日本語…)

とも(困り顔で)(可愛い)言ってたと思うし、


LUCEの終わり頃に、

前は死にたいと思うこともあった。
でも今は君たちに会えたおかげで幸せで、
生きたいと思うようになった

的なことを英語で言ってた気がする。

あと、キーボードが出てきた時に、

「俺のキーボードいろんな音が出せるんだお!」
ってな感じで新しいプラモデルをゲットした小学生よろしく嬉々としていろんな音を演奏してくれたのが可愛かった。

そのくんだりで、
S:"And I can play something like... like... あぁー…"
(こんな音も出せるんだよ…えーっと…)
客:”あー…”
S:”あぁぁ〜”
客:”あぁぁ〜”

S:アァァァァ〜↑

ってめちゃくちゃオペラ歌手みたいなファルセット披露してたの面白すぎた。
しかもフリースタイルコーナー終わったあとにまた同じネタ繰り返してた。天丼かよ(笑)気に入ったのね。

ノリのいい香港ファンとの団体芸でした(笑)


あとは、ナナホリの間奏部分で、

「香港と日本、近いか遠いかなんてわからない。でも、音楽をやっている以上、君たちのことをいつも近くに感じているし、必ずまたあいにくる。」
みたいなことを日本語と英語で言っていた。
間奏ギリッギリまで想いを伝えようとしてくれたのが、すごい嬉しかった。



こんな感じでしょうか。
本編感想を書く前にまずこれ、という(笑)
ちょっと、本編は最高すぎて…もうちょい余韻に浸らせてくださいな。

長らくお付き合いいただきありがとうございました。

映画 5年後の私立バカレア高校 (妄想シナリオ)

一昨日は、映画版私立バカレア高校が公開されて五年目、という記念日だったそうで…


バカレア op

5年の間に、AKB勢はほぼ卒業した一方、ジャニーズJrの6人はまだデビューが叶っていないという…
なかなか難しいものですね。

というわけで、五年後の彼らを、また映画化するなら、という妄想シナリオを書いてみました。
当方がジャニオタなので、馬鹿田メインで、カトレア要素少なめです。
あと、ところどころピカ*チ感が漂っているのは気のせいです。



起:五年後の彼ら

里中 ユウキジェシー)と神保 誠高地優吾)は、高校卒業後二人でクラブをオープン。それぞれDJ兼MCとバーテン兼事務を担当。クラブは町一番の賑わいを誇っている。野口 聡(田中樹)と立浪 祥平先輩高木雄也)は常連で、いつも可愛い女の子を追っかけている。

その聡はバイト先だったレストランを引き継ぐことに。お調子者なのは相変わらずだが、持ち前の人柄で客の心をつかみ、店はなかなかの繁盛ぶりをみせる。祥平先輩はなぜかそこでバイトしている。

寺川 麻耶京本大我)は若きイケメンファッションデザイナーとして活躍。「女の子」と言われるとキレるのは相変わらずだが、女心をピンポイントでくすぐるメンズファッションのデザインに定評がある。祥平先輩はなぜか麻耶のファッションショーが行われて居るイベント会場でもバイトしている。

浅田 哲也松村北斗)は、7人の中で唯一奨学金をとって大学へ進学したのち、大手企業に就職。

桜木 達也森本慎太郎)だけは昔のまま、映画版で馬鹿田組の溜まり場となったあのビルを守り続けている。彼の志を引き継いだ後輩の生徒からは兄貴と慕われるようになった。

それぞれの道を進み、忙しさもあってなかなか会えない日が続く。祥平先輩を通じて、かろうじてお互いの近況を知る程度。そんな中、一人音信不通だった哲也と、留学から帰ってきた真行寺文恵島崎遥香)が街に戻ってきたことで、止まっていた歯車は再び動き出す…

承:またまた廃校!?

哲也は、都市開発を手がけるNEXXX社に就職していた。そして、NEXXX社と真行寺財閥が手を組み、第二カトレア学院の廃校を含めた街の再開発プロジェクトを始めることとなったのだ。

このプロジェクトの記者会見が、偶然祥平先輩のバイト先であるイベント会場で行われたことから、事態は達也たちの知るところとなる。

祥平先輩に呼び出され、仲間たちは再び馬鹿田の溜まり場に集まる。なんとか阻止したいにしても、詳しい事情を知らない彼らには、打つ手が思いつかない…「それに、もう俺たち現役じゃないしな」と、尻込みをする面々。達也は、変わっていく仲間たちと自分の間に差を感じ、彼らが馬鹿田魂を忘れているのではないかと苛立つ。


一方、何も知らされずにハーバードを卒業し、真行寺財閥の跡取りとなるべく帰国した文恵も、事態を知り愕然とする。文恵は思わず家を飛び出し、街を走る。行き着いた先は、懐かしい母校だった。


5年ぶりに訪れる第二カトレア学院では、昔と変わらず、お嬢様とヤンキー学生が賑やかに青春を過ごしていた。恐る恐る敷地に入る文恵。思い出の校庭に向かうと、そこには文恵と同じくはやる思いで溜まり場から母校にやってきた達也の姿があった。

久々の再会を果たす二人。思い出話に花が咲く。
「真行寺先輩ですか!?」
「あ!桜木先輩!」

二人とも、カトレアと馬鹿田の合併初期の功労者として、後輩の間で語り継がれる存在となっていた。現役学生たちにとっても、廃校は寝耳に水。達也と同じように、打つ手が思いつかず、やりようのない歯がゆさを感じていた。



そんな時、学校には不釣り合いなスーツを着た一団が校庭に現れる。再開発プロジェクトチームが学校の視察に訪れたのだ。その列の末端に、哲也の姿があった。

「おい哲也!」

思わず達也は声をかける。懐かしい声に驚いた表情で振り向く哲也…
達也と哲也と文恵、見つめあう三人の間に、風が吹きぬける。しかし…
「浅田どうした。」「いえ、なんでもありません」
哲也はそう答え、足早にその場を立ち去る。ショックを隠せない達也と文恵…


その頃、他の仲間たちの心も、再開発プロジェクトに揺れていた。ユウキと誠のクラブの元に、NEXXX社の一人が訪れる。プロジェクトに協力すれば、クラブ事業の拡大とプロモーションをバックアップする、という。麻耶と聡も、学校の跡地にできる巨大ショッピングセンターに店を出さないかと持ちかけられる。それぞれにとっては大きなチャンスだが、母校の廃校と引き換えに、ということに納得がいかない。


その夜、NEXXX社から退社する哲也の前に、達也が現れた。
「ちょっと、話さないか。」
二人は夜の公園で思いをぶつけ合う。

「哲也…お前、変わったな…」
「お前が変わらなすぎなんだ…」
「馬鹿田魂、もう忘れたのかよ!」
「いい加減気づけよ!俺たちは!所詮ヤンキー上がりの落ちこぼれなんだよ!変わらなきゃ、この世界でちゃんと生きていけねえんだよ!」

実は哲也は、大学時代、両親のことや、馬鹿田出身であることで周囲から厳しい目で見られていた苦い思い出があった。偏見を学力で見返し、大企業に就職した哲也は、青春の思い出と決別せざるをえなかったのだ。地域の治安を良くすれば、次の世代は自分と同じ辛さを味わわずにすむ…彼なりの正義で、プロジェクトに参加していたのだ。

運命の再会がこんな形で訪れた不条理に、お互いの感情は爆発し、殴り合いへとなだれ込む。それは、初めて達也と哲也が出会った日のように…本気で拳を交える二人は、かつて共に戦った日々を思い出す。哲也も、フタをしていた青春への思いが溢れ出す…

「俺だって!止められるもんなら止めてぇよ…」
「止められたじゃねえか!二度も!俺たちの力を合わせれば、きっと今回だって止められる。今度、またあの溜まり場に来いよ。そこでまた話そう。お前らが帰ってこれるように、俺が守り続けてんだ。」

達也のまっすぐな想いに、涙を流す哲也。何とか廃校を取り止められないか、社内で交渉をする決心をして、その日は達也と別れる。
「また会えて良かった…」
「お前、やっぱ変わってねえな。」

二人の笑顔は、あの日と一つも変わっていなかった。

転:ことの真相

そして事態は、思わぬ方向へ向かっていく。再開発プロジェクトに、きな臭い雰囲気が漂い始めたのだ。


達也がいる馬鹿田の溜まり場に、刺青を入れてサングラスをかけた怪しいスーツの男がやってくる。その横には、宇賀神の元副番長の姿もあった。
うちの組織に入らないか?近々大きな儲け話があるんだが、お前の力が必要なんだ。」…


…その数時間後、ユウキと誠のクラブにNEXXX社の男が再びやってきた。
俺たちはあの学校が好きなんだ。だから、いい話かもしれないけど、俺たちは乗らないよ。
二人の決断に、男は納得のいかない様子。
まぁ、いずれ気も変わるだろう。こっちにも手立てはあるんだ。
その言葉に不穏な空気を感じ取ったユウキと誠は、立ち去ったその男を後ろから尾行する。すると、角を曲がった裏通りで、男がもう一人の怪しげな男と取引しているところを目撃する。このもう一人の男は、達也の元にやってきた男と同じ刺青を入れていた…


本当に、あの学校の廃校が必要なんでしょうか。
同じ頃、哲也は上司に問いかけていた。
なんだ。もう母校への思いは断ち切ったんじゃなかったのか。
実はこの上司、採用試験で学歴のせいで落とされそうになった哲也を、鶴の一声で救った恩人でもある。彼の尽力のおかげで、哲也の高校時代のことは同僚にあまり知られていない。
もう決まったことだ。それに、あそこはプロジェクトでも大事な部分なんだ。きみは優秀なんだから、もっとうまくやりなさい。」…


無力感に苛まれる哲也は、落ち込んだ時によく一人で来るビルの屋上にやってくる。すると、屋上の端で、先ほどの上司が刺青の男と何やら密談をしているところを見かけてしまう。彼らに気づかれないよう、哲也はそっと話を盗み聞きする。

なんとNEXXX社と裏組織は、真行寺財閥に知られないまま、裏でつながっていたのだ。表向きはショッピングモールが建設されることになっている学校の跡地だが、実はその地下では巨大な裏カジノが経営されるという。

さらに裏組織は、廃校で居場所を失う男子学生(つまり達也の後輩)の受け入れ先となることで、勢力拡大を目論んでいた。未だに現役生からの人望が厚い達也をまず支柱に収めることで、計画をスムーズに行おうとしていたのだ。


母校が、仲間が、裏組織に利用されようとしている…
真実を知った哲也は会社を飛び出し、溜まり場へと向かう…


溜まり場では、かつての仲間たちが集まっていた。
刺青の男の誘いにきな臭さを感じた達也が、勧誘を断り、再び仲間に招集をかけたのだ。

そこに哲也が到着する。そして少し遅れて、哲也に呼び出された文恵もやってきた。五年の時を越えて、再び心を一つに集結した仲間たち。今回は、頼もしい馬鹿田の後輩たちもいる。彼らは巨大な裏組織と大企業に立ち向かい、廃校を阻止し、街の平和を守ることができるのか…!?

結:プロジェクト阻止計画

まぁいろいろとすったもんだあって、なんとかなります。(テキトー)
裏組織に潜り込んで、カジノ計画の証拠を盗み出し、組織からの追っ手を振り切って、
文恵ちゃんが財閥の権限で記者会見を開いて、その証拠を公にする、みたいな流れかな。



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…と!いうわけで、妄想は以上です。単なる妄想小説ですね(汗)。でも映画化するには丁度いいウェイトかなぁと思ったり。ここに、うまい具合に達x哲x文恵の三角関係が入るといいですね。あと、沙耶ちゃんとか、他の(元)AKB勢がどう入ってくるか…

ちなみに、実際のプロジェクト阻止計画の中には、裏組織に潜り込むために、麻耶がデザインしたコスチュームで馬鹿田勢が女装・変装する、というのも入ってるといいですね。サービスカット大事です。あと、vs裏組織だと、今までと違って危険度が増しますよね…まぁ、そこは翔平さんにうまく敵の拳銃を隠してもらったりして、あくまでタイマン勝負でいって欲しいです。

あとは、達也の後輩役は誰がいいかなぁ… HiHi Jet と東京B少年じゃちょっと線が細いですし…年齢的には合ってるけど。



正直、ヤンキー映画って美化されがちだけど、あーいう高校生って、将来はどうなるんだろうな…というのをいつも思っていて。きっとうまくはいかないだろうし、堅気でいられない人も多いだろうし。そういう、ちょっと現実的な部分も、今のSixTONESだったら表現できるかもなぁって。



ってか何よりも、SixTONESに演技の仕事を!!!