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多趣味。にわか音楽好きのミーハーブログ。SKY-HI(a.k.a. AAA 日高光啓)、SixTONES(ジャニーズJr)、そして宝塚などなど。多趣味で、誤字脱字が多い。

SKY-HIの新アルバム「ベストカタリスト」をミスってはいけない5つの理由

例の体験記がまだ終わっていないのですが…
いろいろな界隈がいろいろと忙しい!

そうこう言っているうちに…



ベストカタリスト
3月21日!
発売しました!
(過去形)



SKY-HIの勢いが止まらない。
いやまじで目が離せない。
うれしい悲鳴。

メジャーデビュー以前から、SKY-HIは様々なラッパーやミュージシャンの作品に客演してきたわけですが…「ベストカタリスト」は、そんな過去のコラボレーション作品がまとまったベストアルバムとなってます。

「あ、なんだ既存曲まとめただけのベストアルバムか…」


そう思ったそこのあなた!
朗報です!

なんと新たに、THE SUPER FLYERS(SKY-HIのバンドメンバー)や、ぼくのりりっくのぼうよみ、尾崎裕哉くん他、豪華アーティストと製作した新曲を3曲収録!!!

さらにDVD版にはファンに「伝説」と言わせたものすごいライブの映像(語彙力)もつけちゃったという…

超大盤振る舞いなコラボベストアルバムなのです!


注)これはテンションが上がっている、いちファンによるステマ記事、に見せかけた書きなぐりです。しかも、下書きを書いている現在まだCDはワタクシの手元にありません(おい)。(小生、海外住みなもので…週末までお預けなのです。)

でも…書きたい!という衝動と熱量に任せて書きます。「音楽」の奥深さに気づいてから半年くらいしか経ってないにわかですが…すみません。

1:収録曲の幅がすごい

とりあえず、ちょっと収録曲を見てくださいよ。

01. SKY-HI / One Night Boogie feat. THE SUPER FLYERS
02. SKY-HI / 何様 feat. ぼくのりりっくのぼうよみ
03. SKY-HI / ハリアッ! -Fast Fly Ver.- feat. 尾崎裕哉 & KERENMI
04. MIYAVI vs SKY-HI / Gemstone
05. SKY-HI×SALU / RAPSTA
06. tofubeats / Fresh Salad feat. SKY-HI
07. SKY-HI / Walking on Water Remix feat. Lick-G & RAU DEF
08. KEN THE 390 / Turn Up feat. T-PABLOW,SKY-HI
09. DJ 松永 / 知らなくていい feat. SKY-HI
10. SONPUB / Jack The Ripper feat. SKY-HI
11. KEITA / Slide 'n' Step -Extended Mix-feat. SKY-HI
12. SPICY CHOCOLATE / Last Forever feat. 加藤ミリヤ& SKY-HI
13. BRIGHT / BAD GIRL!! feat. SKY-HI
14. FIRE HORNS / VERY BERRY FEAT. SKY-HI
15. Czecho No Republic × SKY-HI / タイムトラベリング
16. DJ SAAT / “TRIBE” feat. SKY-HI, SIMON, Staxx T, JP THE WAVY & DABO
17. 小室哲哉 / Every feat. SKY-HI & K-C-O
18. DJ Deckstream / Far East Movement feat. RINO LATINA II & SKY-HI
19. サイプレス上野とロベルト吉野 / メリゴ feat. SKY-HI

ベストカタリスト -Collaboration Best Album-【初回生産限定盤】【mu-moショップ限定盤】(CD+Blu-ray+スマプラ)|mu-moショップ


ヒップホップも、Jポップも、ファンクも、ダンスミュージックも…超爽やかな曲から、ゴリゴリヒップホップ、はたまた色気たっぷりなナンバーも。

守備範囲広すぎてやばい

メジャーデビュー前の若手時代から、

フットワークの軽さ、
仕事の早さ、
人脈の広さ

には定評があったらしいSKY-HI。
(あと睡眠時間の短さも)

だからこそ実現したこのラインナップ。

さらに…SKY-HIのツイート曰く、収録曲のセレクションは「小室さん、Deckstream、BRIGHTともう二度と作品が出ない人達とのコラボ、直近の作品、と選んでいっ」たそう。*1この部分、胸がギューンとしめつけられる感じもするけれど…だからこそ過去の楽曲に改めて光をあてるこの企画の良さを感じます。


そりゃね、9割方の曲はストリーミングで聴けますよ。

だから私も収録曲の内容を知っているわけで。


でも、
一枚の円盤から、
この曲順で聴く。


この要素への価値があると思うのです。SKY-HIの、日本の音楽界の歴史が垣間見えるラインナップです。

2:特典DVDがバリアツい

2017年12月12日に豊洲pitで行われたライブハウスツアーファイナルの様子が収録されているのですがね。
www.youtube.com
このトレーラーだけでもめちゃくちゃあついでしょ!

錚々たるラッパー勢(SALU, JP THE WAVY, RAU DEF, KEN THE 390 ,TARO SOUL , T-Pablow , サイプレス上野)がゲスト出演。もはやヒップホップフェスだよねラインナップが。さらに当日はSKY-HIの誕生日というのも加わった、伝説のライブです。

SKY-HIをきっかけにヒップホップに興味を持った私みたいなリスナーには最高の映像だと思う。それにこの映像自体、HIPHOPの世界への入り口になれそうな気がする。

「君はヒップホップを聞かない」的な、彼女に自分の趣味をわかってもらえないヘッズの方におすすめしたいマジで。(暴言)

あと…

私みたいなにわかが言うのもなんですが…「avex」が「このメンツのこのライブ」を円盤化するってすごいことな気が…SKY-HI歴史動かしてない?

3:「One Night Boogie」のここがすごい

さぁここからは新曲についてとことん語りストしますよ!

www.youtube.com

SKY-HIのマイケルジャクソンやジェームスブラウンに対するリスペクトを感じることが出来るFunkyでSexyな唄 & RAPと自身のバンドTHE SUPER FLYERSのゴージャスかつパワフルな演奏が融合した、SKY-HIの新たな進化を感じることが出来る新境地ともいえるFUNK TUNE。

MUSIC | SKY-HI

  • マイケルものまねとリスペクトがすごい

I think you wanna rock!!!の部分。最初サンプリングだと思ってたんだけど日高さんの声だと知りひっくり返った。

元ネタはこれだそうです。↓
(0:20〜)
www.youtube.com

聴いて聴いてボクこんなに高い音もかっこよく出せるんだお」と言わんばかりに、高音続きのこの曲を歌うSKY-HIの気持ち良さそうな声よ。なんだよあのファルセット!あんな声出るようになるなんて聞いてないよ!去年の初夏にファンになってからまだ日は浅いけど、そんな私でもわかる凄まじいスキルアップぶり。すげえ。

  • SFの演奏と相乗効果

一人一人、一つ一つの楽器に見せ場と役割があって、どれも無駄にされてない。この曲の構成を作り上げられるSKY-HIも、彼の脳内のイメージをしっかり形にするSUPER FLYERSの演奏もすごい。ライブそのままの迫力。踊るなと言われた方が無理。豊洲でのライブをつなぎ合わせたMVもなかなかです。

  • サビ後半のホーンズセクションのハーモニーがマジでツボ

あの和音本当に好きなんですけど!あの、ジャズとかで聴きそうな和音じゃないですかあれ(違ったらすみません)。初めて聞いたとき、あそこで「ズッキューン」ってなった。忘れられない。


4:「何様」のここがすごい

この曲ですよ…
これね…


↑が私の第一印象なわけですが…

とりあえず聴いてみてください。

www.youtube.com

インパクト強いでしょ!MV意味深すぎて5回くらい見たくなるでしょ!

私は20回は軽く見たけどな!←

SKY-HIがトラックプロデュースを手掛け、アレンジとMIXを橘慶太(w-inds.)が行った不穏な空気を醸し出すDOPEなトラックと、同調圧力による社会的排除が散見される世の風潮に疑問を投げかけるLyricをスキルフルに高速でスピットするSKY-HIのRAPと、人の意思を超越した存在の言葉としてぼくのりりっくのぼうよみが創りあげた造語によるサビが一体化した問題作。

MUSIC | SKY-HI

  • ラップがすごい

ラップがすごいって…ざっくりしすぎなんですけども…フローもリリックの内容もめちゃくちゃにかっこいいと思うのです。前半は三連符を多く使ったUSマナーを踏襲したフロー(…だそうです)で、後半からはおなじみの怒涛の高速ラップ。

で、リリックの内容ね。

これに関してはね…

今度じっくり語りたい。
(説明放棄)

いや、だってさ!
これだけで一万字行きそうなんだもん!

スタンスに共感するところ、気づきをくれるところがいっぱいある。ダブルミーニング、言葉遊び、韻、の面白さもふんだんある。さらに社会風刺的な部分もガツンとくる。とにかく、頭と心に訴えかける言葉たちだから、じっくり聴いてほしい。ファストラップなんだけど聞き取りやすいのはSKY-HIのスキルがあってこそなので。

それでもやっぱ、CDが手元に届いたらじっくりと歌詞を読みたいなぁ。

  • ぼくりりの使い方がすごい

シンガーとしてフィーチャリングしているぼくりりくん。サビを担当しているのですが…ここの中毒性がやばい。ぼくりり!って感じ()。

しかも、歌詞が日本語じゃない。
ぼくりりくんの造語なんですよ。


さらにね、もっと天才的なのが。

この造語を解読するためのヒントが、
CDのブックレットについてくるという!!!

なにその天才的な販促キャンペーン!

CDが売れないこんな時代に、こんなに鮮やかで音楽に忠実なマーケティング戦略ってありました?「会いに行きたい」みたいなミーハー心ではなく、「もっと知りたい」「もっと深く楽しみたい」とゆーリスナーの知的好奇心を煽るやつ。

(他のアーティストさんの例をあまり知らないのですが、もし他に天才的なケーススタディーがあったらぜひ教えてください。)

  • MVがどこまでも深読みできてすごい

#ベスト深読みスト というタグを勝手に作りまして…

いろいろと勝手に深読みしちゃいました。


だって意味深なものが登場しまくるんだもん!

どうしてガンツ玉が出てくるの?
どうしてもが先生は化学の先生なの?
もが先生と抱き合っている謎の男教師は誰?
SKY-HI演じる用務員さん(清掃員?)は何者?
鯉のぼりにはなんの意味があるの?
どうして眼帯をしているの?
迷路は?QRコードなの?
謎の文字の意味は?


答えが出ているものもあるし、
出てないものもある。

答えがそもそもないものもある。

とにかく知的好奇心が刺激されまくりました。タグ使ってお付き合いいただいた深読み仲間さん、ありがとうございます。

  • 音が好みすぎる

いろんな音がする。すんごいかっこいい。良い音質で聴いてほしいからイヤホン推奨だしSpotifyプレミアム推奨だしぶっちゃけ円盤から聴いてほしいっす…ポップばっかり聴いていた半年前の自分が聴いたらカルチャーショックで三日間くらい寝込みそう(表現おい)。

で、配信当日にSKY-HIがこんなコト言うわけですよ。

凄腕のエンジニアさん、一体誰なんだと思うじゃないですか。

  • 凄腕エンジニアの正体がすごい

びっくらこいた。

橘慶太(w-inds.)がMIX & ARRANGE (≈エンジニア)として参加するという超異次元の世界。

さらにこの2人、そしてぼくりりくんも事務所が違うそうで…実現までにかかった政治力がすごいんだなあと、気付かされました。

で、

これは、次のハリアッにも、
このアルバム全体にも言えるコトなんだけど…


改めてSKY-HIって人の使い方がうまいなぁと。


あ、「使い方」っていうと語弊が生まれちゃうかもしれないなぁ…決して「こき使う」みたいな意味じゃなくて、自分の作品において、自分の才能と他の才能が相乗効果を生むように、適材適所にマッチングしていく、プロデューサーとしての才能がすごいなぁと思います。余談ですが、SKY-HIがメジャーデビュー前に立ち上げたBULLMOOSEっていうレーベルがありまして。これをまだ残しているっていうのが、10年後くらいに生かされてくるかもしれないなぁと勝手にワクワクしてます。


5:「ハリアッ」のここがすごい


ポジティヴなメッセージが詰め込まれた軽快なSKY-HIのRAPと、尾崎裕哉の爽やかな唄声がトラックメーカーKERENMIによる疾走感溢れるドラムンベーストラックと融合したPOP TUNE。

MUSIC | SKY-HI


短い青春を生き急ぐように、ひとりの少年が自転車で坂道を上って下っていく…とゆー情景を思い浮かべる曲です。尾崎くんの声は澄み切った青空と追い風の歌声。SKY-HIのラップは、「少年」の横を一緒に走ってくれるイメージだなぁ。

  • 尾崎裕哉君の声が本当に素晴らしい

あの声を聴いた瞬間、脳内に澄み切った青空が広がる。なんなのあの浄化作用!?尾崎くんと尾崎くんのハーモニーも美しすぎる。やはり歌声の適材適所感がすごい。SKY-HIも尾崎くんもすごい。

  • こちらのトラックも気持ちいい

KERENMIさんという新進気鋭のトラックメーカーさんだそうです。キーボードの優雅な感じがすごい好きです。ただ急かして飛ばしていくだけではない奥行きを作っている気がします。ここの和音も好きすぎます。

この夏休み、コード理論をかじりたいなぁ…ぜひこの曲のコードの秘密を知りたい…

  • 何様からの流れが気持ち良い

ともすると、「何様」の社会への苛立ちと「ハリアッ」のポジティブなイメージって、矛盾してしまう可能性だってあると思うんです。でも、そうじゃなくて、「何様」を前提として、その暗闇から「Wake up!」と目覚めさせてくれて、続く過去のコラボ曲につなげてくれるのが「ハリアッ」に託された役割の一つな気がします。

パーカッション+フック(って言うんでしたっけあーいうの)で構成されたイントロで、「何様」の世界から「ハリアッ」へと架け橋を渡るイメージを感じました。

最初のSKY-HIバースで、「一瞬先は真っ暗闇な世界」のとこだけ歌い方とミックス変えてると思うのだけど…あのエコーがかった、ハスキーでメロディアスな感じが、一瞬だけ「何様」の雰囲気を彷彿とさせる気がするんですね。「何様」で表現された息苦しい世の中、は、あるけれども、前向きに走り続けようよと

  • 色んなSKY-HIを感じられる

こんなチャラいSKY-HIの声を聴いたの久しぶりなんじゃ…昔のSKY-HIのスタイルを彷彿とさせる瞬間があると言っている先輩FLYERSさんがいて、あ、それ確かに〜!と。これもやはり、今のSKY-HIの声から、その後にくる過去コラボ曲への架け橋でもあるのかなぁ。個人的なイメージだけど。


個人的には「たまにOh アップアップ」の息が混ざった発声と、「もう限界?っておいふざけんな」っていうとこの「ふざけんな」に一瞬しゃべり口調が入るところがめっちゃ好きです。声色を鮮やかに変えていくスキル、本当すごい。あと「時にSlow Down〜」でテンポ落としてから、徐々にあげていってハキハキした高速ラップまで持っていくまでの、緩急も気持ちいいです。

要は、好きです。
めっちゃ好きですこの曲。


ってなわけで。

新曲三曲。

SKY-HIの

過去、
現在、
未来を

感じさせる曲たち。

本当に大好きです。


正直この新曲3つで元取れるのに、選りすぐりの客演曲と伝説のライブ映像まで付いてくるとか
実質タダじゃん←



「ベストカタリスト」
発売しました!
(過去形)

パフパフ!


SKY-HIも言っていたけど、とりあえず騙されたと思って聴いてください。とりあえず新曲はSpotifyとかiTunesでも聴けます。過去のコラボ曲は、SKY-HIサイドからは円盤発売のみなので、ぜひ。そりゃ個別にはストリーミング配信されているものも多いけど。さっきも言ったようにこの企画自体に意義があるかなぁと思います。あと、一緒にぼくりりの造語を解読しましょう!SNS上ではネタバレ厳禁なのでよろしくです。)

宝塚音楽学校受験・体験記5

東京会場の面接まであと3日…でしょうか?
受験生の皆様の幸運をお祈りいたしております。

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個別「[桜]桜と太陽。」の写真、画像 - 2009年春の一人旅 - jgcrecord's fotolife


っていうか受験生の方が読んでくださっているのか…こんな自己満の日記笑

曖昧な二次試験の記憶をたどっていきますよぉ…

次に何の審査があるか読みづらい二次試験

二次試験は色々な審査があり、受験生は(おそらく)ローテーションでそれぞれの審査をこなしていきます。本科生の方は「どの番号が、どのタイミングで、なんの試験をするか」が大まかに記載されている(らしい)紙を見ながら、受験生を誘導していました。話しかける勇気があれば、そして本科生さんが優しそうだったら(ここ大事)「すみません、***番なのですが、次はなんの審査があるか教えてくださいますか…?」と聞いてみるのも良いかもしれません。

どの順番でどの審査に呼ばれるかは人によると思うので、
覚えているもの以外は順不同で書いていきますね。

新曲視唱

新曲視唱とは、初めて見る楽譜を読んで、正確に歌えるかの試験。

数人ずつ(5人だったかなぁ)呼ばれて、一つ目の部屋で楽譜を受け取り、読み込んで、二つ目の部屋で審査を受けます。


一つ目の部屋はかなり狭い部屋。小グループの声楽の授業とかをしているところなんだろうか…ここにも監督の先生がいます。指示に従い、自分の前の机に置かれた楽譜を手に取ります。ここで大事なのは、自分が受け取った楽譜の番号(1〜5と大きく書いてある)を記憶すること。楽譜を見せてもらえる時間は何秒だったか忘れてしまったのですが…(大事なところなのにすみません)一分間か、30秒だったと思います。

課題となる曲はシンプルで、
基本、ハ長調
たまにト長調もあるのか?
たまにフラット・シャープがあったかも。
四拍子か三拍子。

ここら辺の出題範囲は「コールユーブンゲン*1の*番程度」っていう風に、受験生への説明書に明記されてたはずです。私は忘れました。(おい)

長さは8小節だったかなぁ。



ってなわけで、
時間がきたら楽譜を元に戻し、
一つ目の部屋を出ます。

そこから、前のグループの審査が終わるまで廊下で待機。この間もシンキングタイムとして使う子も。さっき見た楽譜でわからなかったところを(覚えている限り)静かに練習してました。数分後、いよいよ二つ目の部屋に入ります。

二つ目の部屋も狭めの教室。順番に一人ずつ審査を受けます。一つ目の部屋で置かれていた楽譜の番号と同じものを机からとります。ピアノで、音階の和音と、最初の音を弾いてもらえるので、それを聞いてから、歌い始めます。歌っている間の伴奏はないので、ほとんどの子は自分で太ももを叩きながら(書き方おい)(優しく、トントンとね)拍をとってました。

初めて見る楽譜を、デモテープなしでいきなり歌うという…これ、小さい頃から楽器やってる子はともかく、かなりの受験生にとって難関です。対策はいくらでもできるんだけど…受験の緊張感の中、小手先の勢いではごまかせないスキルが必要なので、かなり難しい。めっちゃ間違えて、止まっちゃう子もいるので、周りに流されないメンタルも試される試験だなぁと思いました。

声楽

声楽は、いくつかの課題曲の中から一つを選びます。私の年は、クラシック声楽(イタリア歌曲とか)、日本の唱歌、宝塚の曲(男役志望者用と、娘役用に分かれてました)、ミュージカルの英語の曲(スローテンポ)などがありました。宝塚の曲といっても、ショーの主題歌をノリノリで歌うわけじゃないです。残念ながら。古めの、スローなお芝居の歌でした。

10人のグループごとに、中くらいの教室に通されます。確か廊下までは水筒を持って行ってよかったと思います。審査員は3人とかだったかなぁ。

ピアノ伴奏と一緒に一人ずつ歌い、その他の受験生は教室の傍に並べられた椅子に座って待機…だったと思います。もしかしたら、前の5人が座って後ろの5人が立つ、とかだったかなぁ…ここら辺記憶が曖昧です。

やはり大事だなぁと思ったのは、

周りに影響されないこと。

あと、難しいなと思うポイントは、

ピアノ伴奏との連携です。

ピアノを弾かれる先生は、もちろんプロの先生ですからなるべく受験生のテンポに合わせてくださるんですが…だからこそ、受験生が焦ってテンポを早くしてしまうと、伴奏もとことん早くなります。逆に、ピアノに合わせよう合わせようとするあまり、歌のテンポが遅れてしまう子もいます。

歌っている側としては、自分の思い描くペースにピアノをリードするイメージが必要かなぁと。初めましてのピアノの方と、息のあった歌が歌えるか、というのも、審査の対象なのかもしれませんね。憶測ですが。

あともう一つの難関。

特に後半の番号の子は
意外と待つ

喉が乾いちゃったり、待っている間に温まっていた喉が冷えちゃう可能性があるんですね。例えば10番目に歌うことになった場合。九分間椅子にビシッと座り続け、一言も喋らない状態から、突然、全力で歌えるか、と言われるとかなり難しい気がします。特に受験の環境で、体の筋肉も固まってしまいがちです。私自身、確か6番目に歌ったのですが…家や、馴染みの先生の前で練習していた時の10%くらいの出来になってしまった気がします。

対策としては、九分間無言で座り続け、突然全力で歌う、というのをシミュレーションで練習すれば良かったなぁと、ちょっと後悔してます。

あ、あと、自分が考えた必殺口の中に水作戦っていうのは実行してました。部屋に入る直前に水を一口、口に含んで、飲み込まないまま入室するっていう(笑)。待っている間、こっそり少しずつ飲み込んで、喉を潤してました。バレない程度の量じゃないと出来ないんですが…先生には「つばを溜めなさい」と言われたのですが、あんまり簡単につばがでない体質なのと、つば溜めるのはなかなか気持ち悪かったんで(おい)


声楽試験はこのくらいで。


あとは、二次の面接とダンス審査ですね。

続く(かなぁ…)

*1:声楽の教本

宝塚音楽学校受験・体験記4


もう受験本番近づいてますね〜
不合格だった人間の体験記なんて、
どのくらい参考になるか分かりませんが…

受験日前に書き終わる気がしません…

滞在場所とか、試験以外の過ごし方

私は早い段階で宝塚ホテルを抑えられました。
これには良かった点と、悪かった点が両方。

良かった点は、とにかく音楽学校が近いこと。あとは、宝塚が大好きな人間としては、自分が受験生として宝塚のど真ん中で一週間(ほど)生活できたのはとってもワクワクしました。身も心も宝塚に染まって、受験できたのは良かったなぁと。あと、受験前日にホテルでマッサージ受けられたのもすっごい良かったです。マッサージ師の方、優しかったなぁ…

悪かった、というか、どうしても気になってしまうのが、やはりホテルにも街中にもたくさん他の受験生さんがいらっしゃることです。(しょうがない)特に私は個人受験だったので、一緒のスクールに通っているであろう何人かのグループの横を通るときとか、ちょっぴり肩身が狭かったです。受験モードと普段モードの切り替えが欲しい人や、いつも周りの環境に影響されやすい人は、宝塚近郊ではない他のエリアのホテルに泊まるのもアリかもしれません。

一次合格発表

合格発表は翌日の朝、オンラインで行われました。
音楽学校の公式ウェブサイトにて。
確かホテルで確認したんだったなぁ。

二次試験

さて、二次試験なのですが…

実は私がかなり緊張していたのと、
一次に比べてイベントが多すぎたので、
記憶が曖昧な部分が多々あります。

ご了承くださいませ。

朝の受付の様子は一次とほぼ同じ。

vvvvvv6tones.hatenablog.com

二次の待機場所も、一次と同じ予科ルームでした。

着いたら早速レオタードに着替えて、それぞれストレッチを始めます。
緊張で凝り固まってしまった体を入念にほぐします。

ダンス振り付け

確か、最初にあったのはダンス審査の振り付けでした。
番号順に呼ばれて、何十人かのグループで講堂の前室に集まります。
ここで本科生さんが、振り付けの段取りを説明してくださいます。

この段取りがなかなかの鬼門
指示が多いので頑張って覚えます。


頭の上に多少のはてなマークを浮かべつつ、講堂に入場。

振り付けは、学校のバレエの先生にしていただくのかと思ったら…

まさかの尚すみれ先生。大緊張。

なかなか一般人が尚先生の振り付けを踊れる機会もないと思うので…
今となっては貴重な経験だったなぁと思います。

まぁ本番中は普通にテンパったよね。(笑)

受験生ほぼ全員(?)が講堂に集まり、
グループごとに所定の位置に並び、
全体での振りうつしがあります。

人数が多くて尚先生のお姿が見えないこともありましたが、
各所で本科生の方がデモンストレーションしてくださってたり、
受験生の中で振り覚えが早い子を見つけたりしたので、
その方々を見ながら真似してました。

その後、20人か10人かのグループごとに踊りました。
ローテーションで2、3周したかな。
ここでの演技も審査の対象であるかは分かりませんでした。
でも先生方が何人か前で見ていらっしゃったのは確かなので
(紙を持っていたかは不明)全力でやります。

ちなみに他のグループの受験生も壁の辺りに立って見ているので…
振り間違えたら公開処刑です(笑)

でもまぁ、みなさんレベルもバラバラで、
振り覚えがめちゃくちゃ早い子もいれば、
ものすっごく笑顔なんだけどワンテンポ遅い子もいました。

自分らしくできればいいなと思って踊りました。

ちなみに私が受けた年は、バレエとジャズダンスの二つの振り付けがありました。年によっては、ジャズダンスの代わりに即興リズムダンスの審査がある時もあるそうです。(音楽に合わせて個人個人が踊ります。バレエが上手いだけではなく、ヒップホップやジャズのためのリズム感と俊敏さを持っているかの審査。)この場合は、この段階で覚えるのはバレエの振り付けのみってことですかね…


振り付けが終わったら待機室(予科ルーム)に戻り、各自、次の審査のための準備します。

続く。

小休憩:好きなタカラジェンヌ1

眠れない。

眠れないのだ。


全てはこのお方のせい。

そう。

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http://with-takarazuka.com/fairy/2016/07/



雪組男役スター、朝美絢氏。

私を、一度は足を洗いかけた宝塚沼へと再び引きずりこんでくださった張本人です。ずぶずぶずぶずぶ(ありがとうございます土下座)


なんか、沼に戻った勢いで、思い出を大放出するがごとく音楽学校受験の体験記を書いておりますが…先ほど投稿したものはともかく、これ以上深夜テンションではまともな文章書けそうにないので(じゃあ書くな)、小休憩ってことで新旧問わず好きなジェンヌさんを羅列していきたいと思います。


で、朝美絢さん。

あの美貌。
確かな実力。

ひれ伏すしかないよね。
こんなミーハー、音楽学校受からなくてホントよかったよ。当時は真剣でした

NOBUNAGAの妻木・蘭丸見て、「月組の推しはあーさに決定だなぁ」とかるーく思ってたら組替えが決まり、ひょええとなっていたら軽率に美弥さんのBD+nextを見てしまったもんだからさあ大変。

そして極め付けが。

死の天使長サンジュスト

ひかりふる路のライブビューイングで、もう完全に。

あーさ、あんなに芝居も歌もうまかったのか!!!
綺麗でチャラいだけじゃなかったのかあーさ!!!

全方面でのスペックが高すぎる!!!



しかもあーさ様、

http://astand.asahi.com/entertainment/starfile/images/AS20150907001097_comm.jpg
朝美のハマり役、ツンデレ美男子で乙女心を…… - スターファイル - 朝日新聞社

ジャニーズもびっくりの”アイドル”的なキラキラオーラの持ち主。最近宝塚界隈でも流行ってるキス**ブサ**みたいな胸キュンシチュエーション映像はお手の物。彼女、とても革新的なタイプのジェンヌだと思うのです。つまり、自分のアイドル性をとことん自覚し、その需要を満たしまくっちゃう。爆モテタイプのタカラジェンヌだと思うんです。

宝塚全体のマーケティングも、だんだん、「萌え」「ミーハー」要素で人気を高めようとしてきている気がする。客層の若返りを期待しているのかしらん。オフステージの、素顔で普通の綺麗なメイクをしたタカラジェンヌの、同期萌えとか、トップコンビのイチャイチャとか。特に最近のタカラヅカスカイステージの企画内容を見て、特に。

つまり、
タカラジェンヌの”アイドル”化現象。


それで、思った。


いや、タカラジェンヌって究極の「アイドル」じゃん!?

アイドルの本来の意味は、「偶像」「理想」。究極の理想の男性像を追求する男役と、そこに華を添える究極の大和撫子な娘役…まさしく当てはまるではないか。それで、日本におけるアイドルは、成長するプロセスそのものを、ファンが応援して楽しむんでしょ。(Wikipedia先生)んなもん、タカラジェンヌは究極のアイドルだよ!(昨今日本の、いわゆる「アイドル」像が世俗性をはらみすぎてるだけでさ。)


もちろん、「清く正しく美しく」の教えを今にたか〜ら〜づ〜か〜なジェンヌさん達ですから、品格は保っていらっしゃいます。コンサバじゃなくても、品は保てるじゃん…!?

なんか話がすごいずれ始めている気がする。


つまり!

朝美絢氏は、ものすごく現代的で、すこぶる爆モテだけれども!
ジェンヌとしての品を保ち、さらにちゃんと実力もあるという点!
推すしかないわけです!!!

ハマってから新人公演の映像とか見たりしたけど、下級生の頃からショー作品への出演経験が豊富で(NW月、花詩集新公、A-EN、Voice、龍さんDS)、あぁあのオーラはそこからかぁ…と思ったよ。

あーさに歌ってほしい歌:
失くした翼(ICARUS) 
Blues Requiem (凍てついた明日)

あーさにポストとうこさんの夢押し付けがちな件
だってしょうがないじゃん小柄で歌ウマで瞳が美しいんだから。

宝塚音楽学校受験・体験記3

面接の話の前に、待機場所の思い出の、付け加えです。


まず、予科ルームでは、声出しOKでした。
最初はみんな緊張気味で、
声出しする雰囲気じゃなかったんだけど、

「あれ、みんな面接の前に声出ししなくて良いの〜?」
「今やって大丈夫だよぉ〜」

という本科生さんのお声がけで、一斉に声出しが始まりました。

「あめんぼあかいな」を恥ずかしがりながらやる子もいたし、
「は!は!は!」って腹式呼吸の練習する子もいたし、
本番さながらの練習をする子もいました。


あとは、レオタードにつける番号札。たぶん布だったと思うのですが、これの位置が難しくて、本科生の方に直していただきました。良い思い出です。

さて。続けます。

一次試験面接

自分たちのグループ(10人のグループ)の番になったら、本科のお姉さんの指示に従い一列で部屋に入ります。素早く、慌てず、ちょうどいいスピード感で。私は列の一番後ろだったけど、先頭の子はちょっとプレッシャーかもなあ…

私が受験した時の会場は、おそらく普段は声楽か座学かで使われていそうな中くらいのお教室でした。

こんな感じ。
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縦、かつ雑ですみません


で、
入ってすぐ目に入ったのは…

なんとまあそうそうたる座付き演出家のお歴々が審査員席に!

覚えている限り…

小柳先生、稲葉先生、石田先生、大野先生…

ホワイトボードの前に机が並んでいて、そこにずらっといらっしゃいました。ミーハーの私はここでもワクワク。

あとは、学校の先生なのか、阪急の方なのか…
7、8人はいたのかなぁ…

そこから、(確か)石田先生が指示を出してくださいました。

「じゃ、一番右の方からどうぞ」的な。

ここから、いわゆる宝塚の面接ってやつが始まります。

一人ずつ、(確か)一歩前に出て、ホワイトボードに書かれている項目に答えます。

私の年は
「番号(当日貰う方=受験票の番号とは違う)」
「身長」
「体重」
「出身地」
「出身校」
でした。

「*番、*センチ、*キロ、**県**市、**学院高等部」といった具合ですね。一次の場合、一人が話しているあいだ他の受験生は列のまま立って待機してました。


面接のステレオタイプでいうと、一昔前にこんなのがありましたが…
www.youtube.com
もちろんこれはネタです。大げさ過ぎw。

実際は、もう少し自然なしゃべり方をする方が審査員に良い印象を与えるらしい、という説が浸透してる気がします。

しかし、面接では、声量、声質、滑舌などが舞台人として適切かどうかを審査する場ですから、塩梅が難しいですよね。はきはき、元気よく、笑顔で、大きい声で、でも、やりすぎず、品良く

どこまで参考になるかわかりませんが、私は、初舞台生ラインダンス披露会の記者会見での、委員さんたち*1の喋り方とか(細かすぎる)、スカステニュースのアナウンスとかを研究してました。

で、面接対策は受験スクールによって個性がでることもあります。
本番では、となりの子の口調に影響されず、
自分らしく落ち着いて話すことを心がけました。



10人が諸事項を言い終わると、次は「右向け右」のお時間です。

文字通り、石田先生が、
「はい、じゃあ右向け右」
というので、ルルベでチョン!と右を向きます。

横顔と、横から見た立ち姿のチェックです。猫背とか、背筋伸ばそうとしすぎてへっぴり腰にならないように気をつけます。笑顔キープ。

んでまた、「右向け右」と言われるのでさらに90度回ります。後ろ姿のチェックです。髪型が崩れて、後れ髪が見えてしまっているとここで減点されちゃうのかな。確か私はジェルとワックスのダブル使いで、プラスチックばりにガッチガチに固めました。ジェルの4分の1くらい一気に使った気がする(笑)

「はいこっち向いて〜」とかなんとかで、残り180度を回って正面に戻ります。

最後は、「笑顔」のお時間。
「はい、笑って〜」と指示があります。

ここまでずーっと笑顔だったのに今更何をどうしろと言うのだというツッコミはよそに、凝り固まった筋肉を駆使して一番のスマイルを披露します。

これで、面接は終了だったはずです。
指示が出たら、入場と逆の順に、退室しました。


ここまで、かかった時間およそ5〜6分
本当にあっという間。このために2時間も緊張の待ち時間を過ごしたのかと、今考えると、感慨深いですね。

面接が終了したら、終わった順に帰れます

予科ルームに戻り、
着替えて、
荷物をまとめて、
本科の方々に会釈して、
階段をおります。

確か出口でゼッケン(番号の布)と受験票を引き換えで返したんだっけな…ここら辺の記憶が曖昧です。なにかしら手続きがあったと思いました。

そして、
また戻ってこられるように祈りながら、
音楽学校を出ました。


ちょうど、お昼頃のことでした。


(続く)(はず)

*1:その期で一番成績が良い4人

宝塚音楽学校受験・体験記2

待ち時間の思い出

階段を上がり、廊下を渡り…
本科のお姉さんに案内していただいたのは、予科ルーム。どうやら、中3と高一のグループと高二と高三のグループで分けられていて、予科ルームが年下組、お琴教室が年上組の待機場所だったようです。

予科ルームは、音楽学校の建物の角にあって、窓から宝塚大橋が見えました。スタンダードな教室サイズのお部屋に、ロッカーと冷蔵庫と鏡もあったかな…毎年、厳しい指導を生き抜いてきた予科の生徒さんたちの汗と涙がここに染み込んでいるかと思うと、気が引きしまる…のも最初の30分ほど。大急ぎで着替えて、入念に髪型をチェックして、いつ呼ばれてもいいようにするのですが…待てど暮らせど番号を呼ばれない。結局、2時間以上は待ったと思います。一次試験は終わった子から帰れるっぽかったから、もっと早く、サクッと試験終了する子もいたはずです。

で、待ち時間に痛感したこと。
受験スクールの子強え。

ルームの真ん中を陣取って、仲良く輪になって、ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ。私は緊張して隅っこで体育座りだったのに、真ん中の輪の中ではバナナ食べながらあぐらかいてる子も笑。一次は特にリラックスしてた。あの、ホーム感。内輪感はすごかった。同じスクール出身らしい本科の方が、手が空いたのか知らないけど、普通にその輪に参加してるし(笑)

さらに衝撃は、待機場所に本科の人がやってきて、ドアのところで「**学院*1出身の子いる〜?」「##スクールの子〜!?」って後輩に招集をかけて、なんかその子たちにキットカット的なのをプレゼントしてたこと。あと、アルフォートとか。なんか裏にメッセージ書いてあるっぽかった。そんな習慣があるなんて聞いてないです。青田買いですか、先輩。

ジェンヌさんの受験の思い出話でよくある「個人受験だから心細かった」エピソード。あれ、ホントです。

ちなみに、この青田買いっていうのはあながち間違いじゃないかもしれない。

っていうのも、お掃除の分担って、本科生に決定権がありそうなんです。つまり誰に掃除場所を引き継ぐか、強いては誰を自分の直属の後輩にするかって、ある程度選べるみたいです。待ち時間に本科生の人同士で話していたのが聞こえてきて、そうなんだなぁと。

これは、二次試験の時の話だけど…バレエ試験を手伝ってる生徒がバレエ上手い(=合格しそうな)子を見つけたらしく、「なんか一人バレエがめっちゃ上手い子がいる!」という情報がお手伝い中の生徒間を駆け巡り…予科ルームで待機中のその子に会いに本科生さんが何人か押し寄せることもあった。お姉さん方は受験運営のお手伝いだから、審査には関わらないにしても…中立性なんてあったもんじゃないです(笑)

あと、二次の何かの試験直前に廊下で待ってた時に、お手伝い中の本科生二人が「ねえ、なんかいい子見つけた?」的な話をしているのが聞こえてきて…「うーんやっぱ分担となると中卒の子はちょっと…」「あーわかるわ〜」とか言ってた。色々とあるのね。


待機場所担当の本科のお姉さんは二人いて、すごくフレンドリーな男役さん二人だった。

緊張を和らげようといろいろお話ししてくれたり、自分たちの受験の話をしてくださったり。途中漫才コンビ見たくボケツッコミの掛け合いがあって、気持ちが和みました。あと、私の近くにいた子を見て、「ねえあの子可愛くない〜?」って言ってた。すでに爆モテ男役の片鱗がっ…




音楽学校の内部(見られたところだけ)

さて、一次は待ち時間が多かったので…これを利用して、ちょっとだけ音楽学校の中を探検してました。とは言っても、怒られたくないし迷子にもなりたくないので、予科ルームから、4階と5階のお手洗いまでの往復の間だけ。

音楽学校の内部は意外と普通の学校って感じ。キラキラしているかと思いきや、廊下にはポツポツと蛍光灯がついてて、何なら狭いし、薄暗くてどんよりしてる。

そして廊下が寒い。

でも、ちゃんと廊下の待機場所にはヒーターと毛布が用意されてました。

職員室も普通の学校ぽくて。ワークデスクに書類がたくさんあって、何人も先生がお仕事されてました。唯一宝塚っぽかったのは、壁にスターカレンダーが飾ってあったことくらいかな。

4階のお手洗いは本当に普通のお手洗いで、生徒用っぽかった。前にGraphかなんかで読んだ、「トイレはきれいにつかいましょう」っていう可愛い張り紙(毎年、予科のトイレ掃除担当が手作りするらしい)も見つけました。

上の階(5階かな)はゲスト用っぽくて、綺麗めなトイレでした。

あと、5階のお手洗いの手前に小さい図書室があって、興奮しました。大体は歌劇とかgraphとか、あと他の音楽・ダンス関連や普通の高校生が使ってそうな勉強の本。なのに、真ん中の一番目につく棚にどーんと置いてあったのが…

「爆笑おバカ画像1000」

爆笑 おバカ画像1000

爆笑 おバカ画像1000

多分これ

ジェンヌの卵も人間だよなぁ。笑


いよいよ面接会場へ

2時間くらい待ったところで、「番号**番から**番の人、並んでくださーい」とお姉さんからお呼びがかかります。10人ずつのグループで審査されるので、予科ルームでその10人が番号順に集まって、審査会場へ向かいます。ここで気づいたのは、当日渡される番号札が背の順っぽいこと。集まった10人、ほとんど同じ身長の娘役志望でした。

さて、廊下にはすでに前のグループが椅子に座って待機中。前のグループが部屋に呼ばれるまで、私たちは立って待機しました。確か廊下までは水筒を一緒に持っていけた気がします。

待ちながら、本科のお姉さんに立ち位置と段取りの説明を受けます。確かホワイトボードを持っていて、「*番を先頭に、教室のここに、一列に並んで、一人ずつ一歩前に出て番号、身長、体重、出身地、出身校を言って、回れ右して、笑顔見せて、それで、*番から退場してください…」という風に。一次の面接の段取りは割と簡単だった気がします。

さて、ストーブに温めてもらいながら、いよいよ教室に入ります。

(続く)

*1:タカラジェンヌを多く輩出することで知られる関西の女子校

宝塚音楽学校受験・体験記1

世間は大体の受験シーズンがすぎた頃でしょうか。
(追記:高校と大学は今が佳境でしたね…)

突然ですが、

一度だけ、宝塚音楽学校を受験したことがあるんです。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/ed/Takarazuka_Music_School01n3000.jpg/1200px-Takarazuka_Music_School01n3000.jpg
宝塚音楽学校 - Wikipedia


宝塚会場で二次試験まで進みました。

今の、ジャニーズ、ヒップホップファンの私からは想像がつかないかもしれませんが…実はもともとは宝塚ファンでして。歌とダンス習ったり、こどもミュージカルみたいなことを細々やっていたりしたのです。

今の、自堕落でミーハーオタクな私からは想像がつかないかもしれませんが…受験をしようとしていた頃は、それはそれは真剣に「タカラジェンヌになりたい」と思い、純粋な憧れでもって、清く正しく美しく、日々精進していたわけであります

海外生活をしている今、考えてみると、自分の性格はタカラジェンヌには向いてないだろうなぁと素直に思います。ただ、宝塚受験は、ものすごく貴重な、恵まれた経験でした。

それで、その時の思い出を記録に残しておこうかなと思います。
あと一ヶ月で宝塚受験シーズンですし、最近宝塚熱も再燃していることですし。

ネット上を見ても、そういう手の体験記って意外と少なくて…いくつか見つけても、親のブログだったり、古い情報だったり。あとは、やっぱりどうしても遠慮があるのでしょうね…オブラートが10枚くらいかかってそうな。

私はほとんど個人受験のようなものだったので、受験経験のある先輩もほぼいませんでした。だから、受験当日の流れが全くイメージできなくて、ものすごく心配だったのを覚えています。

てなわけで。

私はもう受験できませんし、受験の際に守秘義務のようなものにサインをした記憶も無いので…今でも愛する宝塚の尊厳に傷がつかない程度には、現実味のある、ちょっと最近(気味)の、受験記です。

ブログではほとんど宝塚のことを書いたことが無いのに(一回だけあるけど)、唐突ですみません(笑)

詳しい時期は…あまり特定したくないのですが、
ここ5年の間、という風にさせてください。
記憶が定かでは無い部分もありますので、軽い参考程度でお願いします。

これから受験する、特に個人受験の方。
そして、宝塚ファンの方に…


受験の朝(一次、二次共通)


朝8時集合。

正門から入る。

スリッパを履く。

まず、到着すると入ってすぐのところで受験票の番号とは違う、新しい番号をもらいます。

その後、講堂で待機します。
入学式のニュースでおなじみの、あの講堂です。

宝塚音楽学校の内部に入れたという感動で、しばらくワクワクが止まりませんでした。
床がピンク色。可愛い。

そこに、夢見る乙女がざっと何百人か、受験番号順に整列します。

ここの待ち時間が想像以上に長い。

一応集合時間にはちゃんと間に合うように行ったのですが、
私が講堂に入った時にはもう結構人がいて、
それでも一時間は何もなく立ちっぱなしで待ってました。

緊張ポイントその1です。

多分受付が始まったのは9時だったなぁ。
しばらくすると前で本科のお姉さんが実演付きで受付手続きの説明をしてくれます。
「受付担当のものに、挨拶などは必要ありません。」って言ってました。

流れ作業みたく、この机で受験票を渡して、横の机で札をもらって、最後に諸々の番号が合致してるかの確認、みたいな。

あと、二次試験の時。
この説明が終わったあとだったかな。
先生らしき方がマイクをもって少しだけお話しされました。

その内容が、

「メイクは禁止よ」
っていう。

「化粧は禁止しておりますが、毎年、ファンデーション、眉毛、まつげ、チークや口紅などをつけている受験生があとを絶ちません。面接本番で、化粧しているとわかった受験生は失格となりますので、その前までに化粧を落とすこと。化粧落としは本科生がもっていますから、遠慮なく申し出なさい。」

というようなものでした。

ちなみに私はうっすらとチークと眉毛とアイラッシュ、あとは”すっぴん下地”的なパウダーを、うっすらとつけてまして(笑)多少ビビりました。一次の時はちょっとチークが濃かったと後日母親に言われましたが、その一次は通過できたので…ちょっとだけならバレなかったようです。二次で合格できなかった理由は、他に思い当たる節がありすぎて(笑)化粧が理由がどうかはなんとも言えません。

まぁ、試験管さんも何千人と審査してきてますから、すっぴんでも美を見抜けるはず。化粧しないに越したことは無いでしょう。

てなわけで、ここから一人ずつ受付をしていきます。

講堂の前方、舞台の手前が受付エリア。

実はこの時、近くに一人、先生らしき方がクリップボード持って何かを書き込んでいました。もしかしたらここでも何かチェックされるのかもしれない…と思って、「あいさつ不要」でもとびっきりの笑顔で受付しました。

さて、無事布製の番号札(レオタードに安全ピンでつけます)をもらったら、本科のお姉さん(一年上の先輩)について行って、待機場所に移動します。

ここまでは、一次二次共通でした。(三次はわかりませぬ)
ここから、一次では長〜い長い待ち時間に入るのです。